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カフェ風オフィスを作るポイント&おすすめのレイアウト6選を紹介!

ワークスタイルの多様性から、カフェなどで仕事をする人々が増えています。そのようななか、働き方改革によりオフィス環境を見直そうとする動きは、当然の流れといえるでしょう。

オフィス環境を改善するのポイントは、オフィスワーカーにとって居心地のいい環境をオフィスに取り込む工夫です。特に、近年はオフィスをカフェ風にするデザインが注目を集めており、さまざまなレイアウトのカフェ風オフィスが登場しています。

そこで今回は、カフェ風のオフィスを作るポイントや6つのおすすめレイアウトについてご紹介します。

▼このコラムを読んでもらいたい方

  • ・味気ないオフィスを変えたい方
  • ・カフェ風オフィスを作りたい方
  • ・カフェ風オフィスのメリットが知りたい方

▼このコラムを読んで得られる情報

  • ・カフェ風オフィスに取り組むメリット
  • ・カフェ風オフィスを作るのに大切なポイント
  • ・カフェ風オフィスにおすすめのレイアウト

1.カフェ風オフィスを導入するメリットとは?

カフェ風オフィスを導入するメリットとは?

カフェ風オフィスを社内に導入すれば、多くのメリットを得られます。そのなかで特に重要なメリットが以下の表です。

メリット 理由
人材採用に有利
  • オシャレで洗練されたオフィスは企業のブランディングに効果的
  • より自分の能力を発揮したいと考える意識の高い社員が集まりやすい
作業効率の向上
  • ゆったりと居心地よい魅力的なオフィスで働けるため、社員のモチベーションが上がる
  • 休憩しやすく、リフレッシュ効果もあるため、仕事の効率も上がる
生産性の向上
  • 自由な雰囲気で気軽にミーティングしやすい
  • 柔軟な思考から、新しいアイデアが生まれやすい
離職率の低下
  • オープンな空間で、社員同士のコミュニケーションが生まれやすい
  • よりよい人間関係を築きやすいため、定着率が高まる

カフェ風オフィスにするだけでさまざまな面でメリットを受けやすく、業績アップの効果も期待できるといえます。

2.カフェ風オフィスに取り入れたい4つのポイント

カフェ風オフィスに取り入れたい4つのポイント

オフィス環境の改善のため、カフェ風オフィスを導入する際には、どのような点を重視すればよいか気になる人もいるでしょう。

カフェ風オフィスの導入を効果的なモノにするためには、「開放感」をベースに考えるのが大切です。開放感のあるおしゃれなカフェ風オフィスを演出するために、取り入れたいポイントが4つあります。

2-1.心に余裕を生むオープンスペース

オフィスの空間が収納棚やパーテーションなどで仕切られている場合は、仕切りを取り除いてひとつのオープンスペースを作りましょう。開放感あるオフィスで働くだけでも、心に余裕が生まれやすくなります。

「区切られたオフィスよりオープンな空間で働く人の方が、活動量が増え健康的である」という米アリゾナ大学による研究結果もあります。
休憩スペースはオープンでも問題ありませんが、応接室や会議室は別にプライバシーを確保できるスペースが必要です。

2-2.自然な素材感

カフェのテイストにはさまざまなスタイルがありますが、クールでモダンなスタイルでも、自然素材を導入するだけで癒しに繋がります。しかし、すべてが自然素材ではオフィスには馴染みにくいのも事実です。

スチール素材に木など、従来からのオフィス用品に使われていたモノと異素材を組み合わせれば、抵抗なくおしゃれに取り入れられるでしょう。

一日の大半を過ごすオフィスのため、社員の健康のためにも自然素材の取り入れはおすすめです。特に床のフローリングや壁面塗装などの広い面積を、健康に配慮した素材にするだけでも非常に効果的だといえます。

2-3.リラックスできる空間

作業に没頭して、よいアイデアを生み出すためには、リラックスできる空間が重要です。疲れにくい高品質なオフィスチェアや、使い勝手が素晴らしく質感のよいオフィスデスクなど、業務効率の向上とくつろぎを両立させたオフィス家具をおすすめします。

リラックスできる空間作りのためには、対人距離やレイアウトが大切です。オフィスでの対面の位置によっては緊張感が生まれ、大きなストレスとなってしまう可能性も。カフェ風オフィスだけを追求するのではなく、レイアウトには細心の注意を払って居心地のよい空間作りを心がけましょう。

2-4.癒しのグリーン

癒しのグリーン

リラックスできるカフェ風オフィスに欠かせないグッズが、鉢植えや観葉植物などのグリーン要素です。グリーンには癒し効果だけでなく、空気清浄効果もあります。観葉植物は手入れが簡単で丈夫なため、手軽に利用しやすい点が魅力です。

大きく存在感ある鉢植えだけでなく、狭いオフィスでも導入可能な、空間を有効利用できるタイプのグリーンも増えています。天井からつるすタイプや壁面を覆うようなグリーンも人気です。

生のグリーンを置くことが難しい場合は、フェイクグリーンや植物モチーフの絵を飾ってみるのもひとつのポイント。また、風水的な意味合いで、業績アップを狙って置くのもおすすめです。

3.カフェ風オフィスのおすすめレイアウト6選

カフェ風オフィスのおすすめレイアウト6選

カフェ風オフィスの導入が決まったら、どのようなカフェにするかテーマを決めましょう。テーマを定めなければ、テイストの異なるオフィス家具が混在してしまい、落ち着かない空間となってしまいます。

ここではオフィスのカフェ風デザイン事例のうち、厳選した6つのこだわりあるインテリアスタイルをご紹介します。

3-1.レトロモダン

モダンでありながら、現代というより近未来的な懐かしさを感じさせる、ノルタルジックで風情あるスタイルです。20世紀初頭のビンテージ感あるアイテムや大正・昭和の時代の和家具などを随所に取り入れ、落ち着きと味わいある空間を演出します。

レトロモダンで各自の状況を確認しやすい島型のレイアウトは、クリエイティブなどチーム作業が多い職場にもおすすめです。

スタイルの利点 クリエイティブな発想・チームで働く職場の連携に効果的

3-2.ポップ

さまざまな素材や柄・テイストを有したデザイン性の高いオフィス家具・小物の置かれた、一見雑多な印象を受けるカフェ風オフィスです。適当に置かれているように見えるソファやテーブルが、実は緻密に計算され、バランスのよいくつろぎの空間を創り出します。

ポップでカラフルなオープンカフェスタイルのフリーアドレスエリアは、クリエイティブな職場におすすめです。クリエイターがその日の気分で自由な席に座れば、新たな発想を得やすくなるでしょう。

スタイルの利点 クリエイティブ系の企画・アイデアの源に効果的

3-3.北欧風

天然木などのナチュラルな素材感を活かした、シンプルで機能的なデザインが特徴の北欧テイストをカフェ風オフィスとして取り入れたスタイルです。自然を取りこんだセンスよく明るいイメージは、オフィスの高いブランディング効果を発揮します。

おしゃれで効率よくスペースを活用できるフリーアドレス方式は、外出が多く人が頻繁に入れ替わる職場におすすめです。

スタイルの利点 質の高い人材確保に効果的

3-4.シンプル

無駄な装飾を省いた機能性の高い家具を用いたレイアウトは、万人受けする飽きのこないスタイルです。カラーリングやレイアウトの工夫次第で、個性的で遊び心のあるオフィス空間にもなります。

フリーアドレス式で、カフェのような開放的な空間を演出するだけで、のびのびとした自由なコミュニケーションを実現可能です。

スタイルの利点 コミュニケーションの向上に効果的

3-5.インダストリアル

工場や倉庫等の無骨でクールなイメージを表現するスタイルがインダストリアルです。使い古されたような味わいと素材感があるテイストの小物を、濃いブラウンなどの抑えた色調で統一することで大人びた印象を与えます。

落ち着いた雰囲気を醸し出す、インダストリアルスタイルの固定席型作業スペースは、大きめの専用オフィスデスクで集中作業が必須の職場におすすめです。

スタイルの利点 生産性の向上に効果的

3-6.ナチュラル

いわゆるカフェ風をイメージした際に、多くの人が最初に思い浮かべるオフィススタイルです。木目の美しい応接セットなどを置き、自然素材をふんだんに用いたリラックススペースが特徴です。

のびのびとリラックスして作業効率をアップできるように、仕切りを作らない開放的なレイアウトがおすすめです。

スタイルの利点 リラックス効果で作業効率の向上に効果的

まとめ

カフェ風のオフィスを導入するメリットは、企業の魅力と生産性の向上、よい人材の確保、人間関係の改善などさまざまな点があげられます。

効果的なカフェ風オフィスのポイントは、開放感ある空間を演出する工夫です。素材やレイアウトなどへの配慮によって、より居心地のよいオフィス空間を作り出せます。

カフェ風オフィスの設計において重要な点は、その目的やコンセプトに沿ったスタイル選びです。この記事では、おすすめする6つのスタイルが持つ特徴と効能を解説しました。オフィスの希望に沿ったスタイルをベースに、快適なカフェ風オフィスを実現させてください。

なお、オフィスコムではレイアウトを含めたオフィスデザインのご相談も請け負っております。プロが徹底的に追い求めたデザイン性や効率性をオフィスとして完成させるため、最適なオフィスづくりをお考えの方は必見のサービスです。ぜひお気軽にご相談ください。

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