おすすめのゲーミングチェアは? 安さ・機能別のおすすめ商品11選を紹介!
オフィスなどで使用されることが多いオフィスチェアですが、現在ゲーミングチェアが注目を集めています。なぜなら、自宅でテレワークをする機会が増え、長時間イスに座る人が多くなってきたからです。ゲーミングチェアは1~3万円くらいで購入でき、さまざまな機能が標準でついていることも特徴でしょう。この記事では、自宅で作業することになり、ゲーミングチェアを探している人に向け、ゲーミングチェアの基本機能の説明や、メーカーごとの特徴を解説しています。また、おすすめゲーミングチェアとして価格帯別に紹介しています。
- 目次
- 1.ゲーミングチェアってどんなイス?
- 2.ゲーミングチェアで確認するべき基本機能
- 2-1.後傾姿勢の人には「ヘッドレスト」が大切
- 2-2.腰痛の軽減には「ランバーサポート」機能付き
- 2-3.「アームレスト」はこまめな調整機能があるかチェック
- 2-4.足のむくみ解消には「フットレスト」
- 3.リクライニング機能とロッキング機能の違いは?
- 4.ゲーミングチェアの人気メーカー3選
- 5.安さで選ぶ!3万円以下で買えるゲーミングチェアおすすめ3選
- 6.機能性で選ぶ!5万円以下のゲーミングチェアおすすめ5選
- 7.こだわり派向け!5万円以上の本格ゲーミングチェアおすすめ3選
- ゲーミングチェアで快適なゲームライフや在宅ワークを!
1.ゲーミングチェアってどんなイス?
現在新型コロナウイルスの影響から、在宅勤務をする人も多くなっています。作業する上で必要なイスですが、最近はオフィスチェアではなく、ゲーミングチェアを選ぶ人も多くなっています。
中でも、ゲーミングチェアは体を正しい姿勢でサポートすることに特化しています。それに少し休憩したり、仮眠を取ったりとイスの上で一日過ごすこともできます。このように在宅でもオフィスでも使用できるイスとしてゲーミングチェアは人気となっています。
1-1.ゲーミングチェアとは?
ゲーミングチェアとは、もともと長時間ゲームをするプロゲーマー向けに開発されたイスです。プロゲーマーは1日に10時間座ってゲームの練習をおこなっています。その際、正しい姿勢でプレイすることが重要となります。というのも、正しい姿勢でプレイしなければ、疲労やストレスなどが溜まりやすくなるからです。また、ゲーミングチェアで快適に過ごせるよう、さまざまな機能がついているのも特徴の1つです。このように、快適に座れるといった特徴から、オフィスチェアとしても利用されることが増えてきています。現在では、オフィスチェアを製造している会社からもゲーミングチェアが発売されるなど、注目のチェアとなっています。
1-2.オフィスチェアとの違いは?
ゲーミングチェアとオフィスチェアでは、イスの使用用途が大きく異なります。ゲーミングチェアは長時間座ってゲームをするため、体をすっぽりと包み込む形状となっています。一方、オフィスチェアは、立ったり座ったりがしやすいように設計されています。
ゲーミングチェアには座って作業をするためのヘッドレストやランバーサポート、フットレストなどの機能があります。一方、オフィスチェアは、高級チェアと呼ばれる5万円以上のものにヘッドレストなどがオプションとなるイスが多いです。
2.ゲーミングチェアで確認するべき基本機能
2-1.後傾姿勢の人には「ヘッドレスト」が大切
ゲームを長時間する場合には、ヘッドレストが大切になってきます。なぜなら、後傾姿勢の場合ヘッドレストによって頭を適度に固定できるため、長時間座っていても疲れにくくなるからです。
体を背もたれにつけた際に、首のカーブをサポートする役割を果たしてくれます。このように、ヘッドレストは後傾姿勢で作業をする人にとっては必須アイテムと言えます。
2-2.腰痛の軽減には「ランバーサポート」機能付き
長時間イスに座ると、座った際に背骨のS字カーブを維持できず、腰に負担がかかることで腰痛を起こしやすくなります。ランバーサポートはこのS字カーブを適度に維持してくれる役割を果たしています。ヘッドレストと同時に付けると腰痛軽減になるでしょう。
2-3.「アームレスト」はこまめな調整機能があるかチェック
ゲーミングチェアに必ずついているアームレストですが、基本的な調整機能として高さ調整のみのタイプが多いです。ゲーミングチェアの背もたれを直角にした場合、高さ調節が上下のみで問題ありません。しかし、背もたれを少し倒して作業やゲームをする場合、前後に調節できるタイプが便利です。購入する際は、上下に加え前後に倒せるかも合わせて確認しましょう。
2-4.足のむくみ解消には「フットレスト」
長時間イスに座っていても疲れにくいゲーミングチェアですが、長時間座っていることで、足がむくみやすくなるデメリットがあります。座っていると太腿が圧迫され、血流が低下することがむくみの要因と考えられています。フットレストは太腿への圧迫を軽減し、血流を正常な状態にする役割を果たしてくれます。長時間イスに座っているとむくみやすい人におすすめです。
3.リクライニング機能とロッキング機能の違いは?
ゲーミングチェアにはリクライニング機能と、ロッキング機能が備わっています。リクライニング機能は背もたれを150~180度倒せる機能です。ロッキング機能は、ロッキングチェアと同様に体重をかけると座面が前後に動く機能です。どちらもリラックスするための機能です。詳しく解説していきます。
3-1.在宅勤務などで利用するならロッキング機能付きがおすすめ
ロッキング機能はロッキングチェアのように前後に振り子のように動く機能です。在宅勤務でロッキングチェアは重宝します。なぜなら、体を前後に揺さぶることでリラックスできると同時に、血流をよい状態に保つ効果があるからです。このように、長時間座って作業する人には重宝する機能となっています。
3-2.ゲームを長時間プレイする場合はリクライニング機能の角度調整を確認しよう
ゲーミングチェアはリクライニング機能が標準的に備わっており、製品によっては昼寝ができるでしょう。また、長時間ゲームをする場合、リクライニングを倒したほうが快適にプレイできます。購入する際は、角度調整が何段階できるか、どのくらい倒せるかを確認しておくとよいでしょう。
4.ゲーミングチェアの人気メーカー3選
4-1.中国発の世界的なゲーミングチェアブランド「AKRacing」
AKRacinngは中国のメーカーで、2000年からレーシングシートの製造を行っている会社です。2005年頃からプロ向けレーシングシートの製造・加工を開始し、同時期にAKRacinngを発売しました。近年では、培ったノウハウでオフィスチェアの製造を行っています。
オフィスで長時間座ることを想定し、座面チルト機構など座る人の負担を抑える工夫がなされています。また、製造するゲーミングチェアは厳しい品質規格に合格しており、長く使える製品です。
同社が製造するゲーミングチェアは「究極の競技チェア」を目指し開発されています。価格は4~5万円と少し高めの設定ですが、多くのユーザーから支持されています。
4-2.アメリカ中心に世界中で人気を集める「DXRACER」
DXRACERも元々はレーシングシートの製造をおこなっていた会社で、アメリカを拠点としています。同社の製品はスポーティーなデザインで快適な座り心地が特徴的です。また、2021年6月現在5シリーズのゲーミングチェアを製造しています。
ラインナップは、日本人向けに開発されたフォーミュラシリーズから、大柄な人が座れるキングシリーズと幅広い種類があります。価格は2~5万円ほどと購入しやすい価格帯が魅力的です。
4-3.日本人に合わせた設計もある「Bauhutte」
Bauhutte(バウヒュッテ)は「デスク秘密基地計画」をスローガンに掲げる、日本のゲーミング家具ブランドです。デスクまわりを同社製品で揃えると、快適にゲームができる環境を構築できます。
ゲーミングチェアは全13種類を取り揃え、用途に合わせたチョイスが可能です。子供向けから大人向け、ゲーミングチェアをはじめて買う人からプロゲーマーとさまざまな人が使える製品となっています。
5.安さで選ぶ!3万円以下で買えるゲーミングチェアおすすめ3選
人間工学に基づいた設計で身体をサポート!
高機能ゲーミングチェア YS-1
サイズ | 外寸 / 幅700×奥行700×高さ1140〜1240mm 肘掛け / 高さ620~720mm 座面 / 幅500×奥行470mm 座面高さ / 440〜540mm |
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素材 | 背もたれ / ナイロン・ポリエステルメッシュ 肘 / ナイロン ヘッドレスト / ナイロン・PVC 座面 / モールドウレタン・ナイロン・PVC 脚 / アルミ キャスター / ウレタン |
長時間のゲーム・作業を快適に行える、充実の機能を搭載したゲーミングチェアです。腰の負担を軽減するランバーサポートやスライド座面、ヘッドレストや肘など、個人の体勢に合わせて細かく調整可能。通気性の良いメッシュの背もたれと、モールドウレタン座面が良好な座り心地を実現します。
ゲーミングチェアを1万円で!低価格でも快適な座り心地。
ゲーミングチェア シグナル
サイズ | 外寸 / 幅655×奥行630×高さ1030~1110mm 肘掛け / 幅80×奥行250mm 座面 / 幅490×奥行470mm 座面高さ / 420~500mm |
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素材 | PU、ポリエステル、スチール |
ゲーミングチェアが気になっているけど、高いしとためらっていた人におすすめのゲーミングチェアです。狭いスペースでも使えるように、アームレストをあげてデスクの下に収納できます。リクライニング機能はついていませんが、その他の基本的な機能は備えています。自宅でテレワークをしていて、あまりスペースが取れない人におすすめのゲーミングチェアです。
佐賀e-スポーツ協会のロゴが入ったシンプルなゲーミングチェア SeAGA-01
サイズ | 幅640×奥行630×高さ1065~1120mm 座面高さ / 415~470mm |
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素材 | 張地 / ポリエステル 芯材 / バイプフレーム、積層合板 肘部 / 硬質ナイロン 中身 / ウレタンフォーム 脚部 / ウレタンキャスター、スチール(粉体塗装) |
シンプルなデザインで、オフィスなどにおいても違和感のないゲーミングチェアです。必要最低限の機能としたことで、価格を抑えています。また、ウレタンキャスターを使用し床面に傷をつけにくいこともポイントです。このSeAGAシリーズは3グレード展開されており、エントリーモデルとなっています。
6.機能性で選ぶ!5万円以下のゲーミングチェアおすすめ5選
シンプルなデザインと快適な座り心地を両立したゲーミングチェア AKRacing OVERTURE
サイズ | 外寸 / 幅650×奥行650×高さ1290~1365mm 座面 / 幅390×奥行560×高さ340~415mm 座面厚さ / 100mm 背もたれ高さ / 950mm アームレスト高さ / 280~350mm |
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素材 | 張地 / PUレザー クッション / 高反発モールドウレタン フレーム / スチール キャスター / PU(ポリウレタン)製双輪キャスター |
AKRacingの中ではOVERTUREはベーシックな位置づけのゲーミングチェアです。生地にはPUレザーを使用しており、見た目も高級感に溢れ、なおかつお手入れもしやすい素材となっています。カラーバリエーションも豊富で全6種類から選べるようになっています。
ロータイプデスクやリビングで普段遣いもできるゲーミングチェア AKRacing GYOKUZA V2 極坐
サイズ | 外寸 / 幅600×奥行600×高さ995mm 座面 / 幅530×奥行540mm 座面厚さ / 100mm 背もたれ高さ / 920mm アームレスト高さ / 335~410mm(座面からの高さ) |
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素材 | 張地 / PUレザー クッション / 高反発モールドウレタン フレーム / スチール |
AKRacing唯一の座椅子タイプのゲーミングチェアです。ロータイプのデスクを使用している人や、リビングに置いても快適に使えます。前のモデルに比べ回転部分を強化しており、耐久性にも優れています。座椅子タイプをお探しの人におすすめのゲーミングチェアです。
2種類のロッキング機構が自分好みの振り子を再現 Contieaks Rosa
サイズ | 外寸 / 幅715×奥行715×高さ1265~1340mm 座面 / 幅390×奥行520×厚さ95mm 座面高さ / 420~500mm |
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素材 | 内部 / メタルフレーム 表面 / ジャージファブリック 座面 / モールドウレタン キャスター / ポリウレタン製 |
Contieaks Rosaはアームレストの可動部にアルミダイキャストを使用しています。樹脂に比べ、強度が高くなめらかな調整が可能となっています。素材には、ジャージファブリックを使用し、高い通気性とフィット感が特徴のゲーミングチェアです。
包み込まれるような座り心地が快適なゲーミングチェア SS-SNC-L18GY
サイズ | 外寸 / 幅675×奥行660~1250×高さ1275~1350mm 座面 / 高さ485~560mm |
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素材 | 座部・背もたれ部 / スチール、合板 脚部 / ナイロン 肘あて部 / ポリプロピレン、スチール キャスター部 / ナイロン 張り材 / PUレザー張り、布 クッション材 / ウレタンフォーム |
SS-SNC-L18GYは基本的な機構をすべて兼ね備えたゲーミングチェアです。素材はPUレザーを使用しており、落ち着いた印象でオフィスにも違和感なく置けます。座面は両側面がせり上り、骨盤などに負担をかけにくい工夫がされています。座り心地と機能面を両立したゲーミングチェアです。
長時間座っていても安心のフットレスト付きゲーミングチェア SeAGA-03
サイズ | 幅670×奥行660×高さ1180~1260mm 座面高さ / 410~490mm 肘高さ / 630~710mm |
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素材 | 硬質ナイロン、合成皮革(PU)、ポリエステル、積層合板、ウレタンフォーム キャスター / ウレタン(PU) |
SeAGA-03はリーズナブルな価格にも関わらず、細部に至るまで高級ゲーミングチェアと遜色ない機能が魅力のゲーミングチェアです。ウレタンフォームを使用した極厚の座面で、快適な座り心地です。また、アームレストにも分厚いクッションが装着されており、快適に座れるゲーミングチェアとなっています。
7.こだわり派向け!5万円以上の本格ゲーミングチェアおすすめ3選
ゲームの種類によって変えられる3つの姿勢で快適にプレイ オカムラ STRIKER SEATING EX
サイズ | 幅644×奥行680×高さ1184~1322mm 座面高さ / 432~532mm |
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素材 | 背フレーム / スチールパイプ 脚 / 樹脂成型品 座シェル / 樹脂成型品 キャスター / ウレタンキャスター |
オフィスチェアで有名なOKAMURAのゲーミングチェアです。特徴的なデザインとなっており、ゲームに集中できるようにとこのような形状になっています。また集中力を高めるためのプレイヴェールは頭をホールドし、長時間のPCの負担を軽減します。
こだわりの機能性を備えたAKRacinngのゲーミングチェア最高峰 AKRacing Pro-X V2
サイズ | 外寸 / 幅650×奥行650×高さ1270~1340mm 座面 / 幅390×奥行550×高さ320~390mm 座面厚さ / 130mm 背もたれ高さ / 950mm アームレスト高さ / 280~350mm |
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素材 | 張地 / PUレザー クッション / モールドウレタン フレーム / スチール キャスター / PU(ポリウレタン)製双輪キャスター |
このAKRacing Pro-X V2はAKRacingのゲーミングチェアとしては、Premium Low Editionに次ぐハイエンドモデルになります。使用されている素材は高品質のPUレザーで高級感を演出しています。ゆったりとした座り心地で、長時間のPC作業でも負担が軽くなるでしょう。また、カラーバリエーションは全5種類で、好きなカラーが選べます。
オフィス向けに開発されたハイエンドモデル AKRacing Premium Low Edition
サイズ | 外寸 / 幅650×奥行650×高さ1295~1360mm 座面 / 幅380×奥行550×高さ365~430mm 座面厚さ / 100mm 背もたれ高さ / 930mm アームレスト高さ / 280~355mm |
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素材 | 背もたれ・座面 / PUレザー クッション / 高反発モールドウレタンフォーム アームレスト上面 / ポリウレタン フレーム / スチール シリンダー・ホイールベース / スチール キャスター / PU(ポリウレタン)製双輪キャスター |
AKRacingのゲーミングチェアのなかでも、最高峰のモデルになります。このモデルでは座面チルト機構が採用されており、足にかかる負担を背中や腰に分散させています。そうすることで、長時間の作業もできることからおすすめできるゲーミングチェアです。
ゲーミングチェアで快適なゲームライフや在宅ワークを!
この記事では、ゲーミングチェアとはどのようなものなのか?について紹介しました。パソコンを使った作業は、どうしても長時間イスに座ることが多くなりがちです。体への負担を少しでも減らすために、ゲーミングチェアの導入を検討してみてはどうでしょうか?
購入する際は、自分の体に合ったゲーミングチェアを選ぶようにしてください。そうすることで、より快適に作業を進められます。