デスクの引き出し整理術のコツとは?|収納力の高いデスク&ワゴン16選
オフィスデスクの引き出しが乱雑な状態では、快適に効率よく働ける環境とはいえません。引き出しの中身が乱雑で、「大切な書類を紛失した」「提出書類の置き場所を忘れた」といったトラブルに多くの時間を費やし、後悔した経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
業務効率のよい職場とは、オフィスデスクの引き出しが綺麗に整理整頓され、目的の物を素早く見つけられる状態です。
そこで当記事では、オフィスデスクの引き出し「整理術のコツ」と整理整頓しやすい「おすすめオフィスデスク&デスクワゴン」を紹介します。
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▼このコラムを読んでもらいたい方
- ・デスク上が雑多になって困っている方
- ・オフィスデスクを整理整頓しておきたい方
- ・仕事のできる人間に見られたい方
▼このコラムを読んで得られる情報
- ・デスクの引き出しを整理整頓するコツ
- ・プロ厳選!引き出し付きおすすめオフィスデスク
- ・合わせて知りたい!収納力UPのオフィス家具
1.デスクの引き出しを整理整頓する3つのコツ
オフィスデスクの引き出しに限らず、整理整頓の基本は「不必要な物を処分する」と「片付けやすい状態に収納する」の2つです。一度引き出しの中を綺麗にしたあとは、その状態が持続する片付け方を継続して行いましょう。
ここでは、綺麗な状態を持続させる引き出し整理術のコツを3つ紹介します。
1-1.引き出しの中身を断捨離する
整理術1つ目のコツは、不要な物を処分し、本当に必要な物だけを引き出しに入れる整理方法です。そのためには、引き出しの中身を一旦すべて取り出し、「必要な物」と「不要な物」に分別します。
具体的な整理整頓の進め方は、以下の手順がおすすめです。
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1-2.引き出しに収納するものは使用頻度順に並べる
整理術2つ目のコツは、引き出しに保管する物の並べ方です。引き出しの中身の断捨離で、厳選した「必要な物」を使用頻度の高い物から順番に並べます。ボールペンや消しゴムなど、毎日使用する筆記用具を手前のスペースに、付箋やクリップなどの数日に1回程度使う物は奥のスペースに保管するのがポイントです。
頻繁に使用する物が引き出しの手前にあれば、必要な物をすぐに取り出せます。整理整頓の基本は、「使った物は同じ場所に戻す」です。
よく使うものが手前にあれば、オフィスデスク内を奥まで漁る必要もなく、きれいな状況を保ちやすくなります。
使った物をそのまま放置したり、別の位置に保管したりすると、引き出しの中身が乱雑な状態となります。綺麗な状態を維持し紛失を防ぐために、引き出しの物を使った後は、元と同じ場所に片付けましょう。
1-3.引き出しの位置で収納するものをジャンルごとに分ける
整理術3つ目のコツは、引き出しの位置ごとに収納する物をジャンル分けする作業です。
一般的なオフィスデスクには、「上段」「中段」「下段」「センター」の4つの引き出しがあります。上手な整理整頓のためには、引き出しに入れる物をジャンル分けして、各スペースに収納するのがベストです。
引き出し各段には、次のような収納方法がおすすめです。
各引き出し | 収納する物 |
---|---|
①上段 | ・筆記用具や事務用品を収納する。 |
②中段 | ・電卓や電子辞書、ガイドブックなどを収納する。 |
③下段 | ・企画書や報告書など厚めの書類を収納する。 |
④センター | ・作成途中の書類などを一時的に保管する。 |
もっとも使いやすい「上段」の引き出しには、毎日使うような筆記用具やクリップなど事務用品を収納しましょう。
深さのある「中段」引き出しは、上段には入りきらない電卓や電子辞書、ノートパソコンなど電子機器の収納に適したスペースです。また、中段引き出しに余裕がある場合は、頻繁に使うガイドブック・マニュアル類も収納できます。
小物類を収納する上段・中段引き出しに対して、企画書など厚めの書類は「下段」への保管がおすすめです。一般的なオフィスデスクの下段引き出しは、十分な高さがあるため、取り出しやすいように立てて書類を並べましょう。
「センター」引き出しには、普段は何も収納しません。会議や外出で一時的に席を外す時に、作業中の書類などを保管するために使います。
デスクの上に書類を置いたまま席を離れると、セキュリティの観点から問題も。少しでも席を離れる時は、ほかの人の目に触れないように、作成中の書類はセンター引き出しに保管しましょう。
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2.引き出し付きのおすすめオフィスデスク9選
オフィスデスクには、「袖無しデスク」「片袖デスク」「両袖デスク」の3種類があります「袖」とは、オフィスデスクのサイドにある収納スペースです。それぞれのタイプによって、収納力や使い勝手が異なるため、業務内容やオフィスの状況にあわせて選ぶのをおすすめします。
ここでは、各タイプの「特徴」と「おすすめ商品」を紹介します。整理整頓のコツを実行しやすいオフィスデスクを探している人は、ぜひ参考にしてください。
2-1.シンプルで人気の「袖無しデスク」
「袖無しデスク」は手間のセンター引き出しだけで、サイドの収納スペースが無いシンプルな構成のオフィスデスクです。また、センター引き出しが無いタイプの袖無しデスクもあります。
袖が無い設計により、デスクの下にあるスペースを広く確保できるため、足元の自由度が高く快適に作業できる特徴を持ちます。サイドワゴンやキャビネットを併用すれば、収納力を強化できるのも特徴です。
センター引出し付きスチールデスク
シンプルで頑丈なスチール製のオフィスデスクです。天板カラーはホワイト・ニューグレーとナチュラルカラーから選べます。
サイズ | 幅1200×奥行700×高さ700mm |
---|---|
重量 | 35.7kg |
材質 | 天板/低圧メラミン化粧木質ボード(厚さ30mm) 本体/スチール(粉体塗装)、ABS樹脂 |
日本製平机・スチールデスク
高品質な国産オフィスデスクです。天板耐荷重は100kgと頑丈です。
サイズ | 幅1200×奥行600×高さ700・720mm |
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重量 | 24.6kg |
材質 | 天板 / 合成樹脂化粧繊維板(メラミン樹脂) 本体 / スチール(アミノアルキド樹脂塗装) |
木製シンプルワークデスク
シンプルで機能的な作りのオフィスデスクです。配線をすっきりと通せるスリットが付いています。コンパクトサイズで、小規模オフィスに向いています。
サイズ | 幅1000×奥行600×高さ720mm |
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重量 | 22.37kg |
材質 | 天板 / メラミン樹脂化粧板、フラッシュハニカム構造 引き出し前板 / メラミン樹脂化粧板MDF その他 / 強化紙化粧板、フラッシュ構造 |
配線機能付きスチールデスク
木のぬくもりが感じられる樹脂製天板のオフィスデスクです。天板のカラーはホワイト・ナチュラルから選べます。
サイズ | 幅1200×奥行700×高さ720mm |
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重量 | 29.65kg |
材質 | 天板 / メラミン樹脂化粧板(引き出し内部除く)、フラッシュハニカム構造 その他木部 / フラッシュ構造 脚部、配線ボックス / スチール製 |
2-2.定番の「片袖デスク」
「片袖デスク」は、左右のいずれかに引き出しがあるタイプのオフィスデスクです。高い収納力と自由度が高いワークスペースの両立により、多くのオフィスで採用されています。
会社の業種を問わず、オフィスデスクとして人気のある片袖デスクは、商品のラインナップが多種多様です。そのため、業務内容やオフィスの状況に応じて最適なデスクを選べます。
シンプル引出し片袖付きスチールデスク
シンプルで頑丈なコードホール搭載のオフィスデスクです。天板のカラーはホワイト・ニューグレー・ナチュラルから選べます。
サイズ | 幅1200×奥行700×高さ700mm |
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重量 | 49.4kg |
材質 | 天板/低圧メラミン化粧木質ボード(厚さ30mm) 本体/スチール(粉体塗装)、ABS樹脂 |
日本製袖箱付きのスチールデスク
丈夫なスチール製の国産オフィスデスクです。本体カラーがブラックのデスクは高級感があります。
サイズ | 幅1200×奥行700×高さ700・720mm |
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重量 | 45kg |
材質 | 本体 / スチール製 天板 / メラミン樹脂化粧板 エッジ / 樹脂 |
2-3.収納性抜群の「両袖デスク」
「両袖デスク」は、左右の両側に引き出しがあるタイプのオフィスデスクです。両側に引き出しがあることで、高い収納力を誇ります。収納力が高いため、管理する書類が多い経理担当や管理職用のデスクに、おすすめです。
両袖デスクは左右に袖を配置するため、横幅が広い特徴があります。横幅が広い特徴を活かして、デスクを縦に並べて島を作り、端に管理職が座る両袖デスクを配置するレイアウトを採用する会社が多くなっています。
引出し両袖付きスチールデスク
横幅が1400mmで、奥行700mmのデスク2個分に相当するため、島型レイアウトのオフィスにおすすめです。
サイズ | 幅1400×奥行700×高さ700mm |
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重量 | 67.2kg |
材質 | 天板/低圧メラミン化粧木質ボード(厚さ30mm) 本体/スチール(粉体塗装)、ABS樹脂 |
日本製両袖机・スチールデスク
オフィスの定番カラーであるブラックやホワイトを基調とする国産デスクで、引き出しには飛び出しを防ぐラッチが付いています。
サイズ | 幅1400×奥行700×高さ700・720mm |
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重量 | 66kg |
材質 | 本体 / スチール製 天板 / メラミン樹脂化粧板 エッジ / 樹脂 |
両袖机・スチールデスク
横幅1600mmで幅が広く、コードホールやオートロック錠などの便利な機能が豊富に搭載されたオフィスデスクです。
サイズ | 幅1600×奥行700×高さ700mm |
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重量 | 68.9kg |
材質 | 天板/低圧メラミン化粧木質ボード(厚さ30mm) 本体/スチール(粉体塗装)、ABS樹脂 |
3.オフィスデスクの収納力を強化!おすすめの周辺商品8選
オフィスデスクに、「サイドワゴン」や「サイドキャビネット」といった追加型の引き出しを組み合わせれば、収納力を強化できます。デスクの引き出し整理術で紹介したコツを実践したい方には、特におすすめのオフィス家具です。
「サイドワゴン」は可動式で、足元にワゴンを収納できる省スペース性が魅力です。「サイドキャビネット」はデスクの横に固定して作業スペースを拡張できる性能が人気を集めています。
ここでは、それぞれのおすすめ商品と活用法を紹介します。既存のオフィスデスクに収納力を強化したい人は、ぜひ参考にしてください。
3-1.足元にワゴンを収納できる「サイドワゴン(デスクワゴン)型」
オフィスデスクの下に収納できる「サイドワゴン(デスクワゴン)」は、コンパクトなオフィスとの相性に優れています。
デスクで仕事をしている時はワゴンを隣に置き、デスクから離れる時は足元に収納すれば、オフィス内の通行を妨げません。ワゴンにキャスターが付いたデスクワゴンを選ぶことで、簡単に移動できるのもポイントです。
省スペースなオフィスに新しい収納スペースを用意したい場合は、可動式のサイドワゴンがおすすめです。
鍵付きサイドワゴン
1つの鍵ですべての引き出しを施錠できる安心のオートロック式ワゴンです。スチール製でマグネットも取り付けられます。
サイズ | 幅395×奥行510×高さ600mm |
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重量 | 16.1kg |
材質 | スチール(粉体塗装) |
3段ダイヤル錠サイドワゴン
複数人による管理に適したダイヤル錠のワゴンです。移動させやすいキャスターには、固定して使えるようにストッパーも付いています。
サイズ | 幅395×奥行510×高さ600mm |
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重量 | 16kg |
材質 | スチール(粉体塗装) |
3段シリンダー錠スリムワゴン
幅1000mmのデスクに最適なスリムなワゴンです。スリムサイズですが、A4のクリアファイルサイズなら、平置きできます。
サイズ | 幅310×奥行510×高さ590mm |
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重量 | 12kg |
材質 | スチール製 |
3段鍵付き日本製スチールワゴン
高品質な国産ワゴンです。カラーは定番のホワイトと高級感のあるブラックから選べます。
サイズ | 幅396×奥行577×高さ603mm |
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重量 | 24kg |
材質 | スチール製 |
3-2.作業スペースを拡張する「サイドキャビネット型」
オフィスデスクの横に設置する「サイドキャビネット(脇机)」の特徴は、収納力の強化と作業スペースの拡張が同時に行える機能性です。
従業員一人ひとりの作業スペースを拡張するだけではなく、デスクから離れた位置にサイドキャビネットを並べて、オフィスに新しい共有の作業スペースを作れます。
既存のオフィスデスクでは作業スペースが不足していると感じる場合は、サイドキャビネットの設置がおすすめです。
3段鍵付きフルオープンサイドキャビネット
整理整頓に役立つペントレーや仕切り板を付属した3段タイプのキャビネットです。
サイズ | 幅400×奥行700×高さ700mm |
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重量 | 31.5kg |
材質 | スチール製 塗装仕上げ |
2段鍵付きフルオープンサイドキャビネット
大きな物も収納できる2段引き出しのキャビネットで、書類をたくさん抱える管理職・経理担当者に向いています。
サイズ | 幅400×奥行700×高さ700mm |
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重量 | 30.2kg |
材質 | スチール製 塗装仕上げ |
日本製3段鍵付きキャビネット
安心の国産で、地震などの転倒による突然の衝撃から身体を守る丸みのある天板の形状が特徴です。
サイズ | 幅400×奥行700×高さ700・720mm |
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重量 | 29kg |
材質 | [本体]スチール製(鋼板/樹脂焼付塗装) [天板]メラミン樹脂化粧板(ポストフォーム加工) エッジ / 樹脂 |
まとめ
一般的な会社員が勤務中に探し物を行う時間は、年間150時間にも及ぶといわれています。社員がオフィスで探し物を行う時間をカットするだけでも、業務効率化に繋がるのは間違いありません。そのためには、デスク周りの整理整頓のコツを周知するのが大切です。
オフィスデスクの引き出しを社員に整理整頓させるためには、「整理術のコツ」の周知だけではなく、整理整頓しやすい環境整備も大切です。そのためには一時的な出費を伴うものの、探し物を行う時間を削減すれば、長期的な業務効率の改善に繋がります。
社内の業務効率改善のために、整理整頓に役立つオフィス家具の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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