公開:2020.08.27
更新:2023.03.30

オフィスに観葉植物を設置しよう! 得られる効果や選び方を紹介

観葉植物は、オフィスの雰囲気を良くするためにも役立ちます。癒しを与える効果や空気をきれいにする効果があり、オフィスで働く従業員の生産性向上に有用です。

今回は、オフィスに置く観葉植物の選び方や、観葉植物を置くことで得られる効果、手間をかけず簡単に育てられるおすすめの観葉植物について解説します。
オフィス環境を良くするために観葉植物の設置を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

▼このコラムを読んでもらいたい方

  • ・オフィスに観葉植物を置きたい方
  • ・観葉植物を置くメリットがわからない方
  • ・おすすめの観葉植物を知りたい方

▼このコラムを読んで得られる情報

  • ・オフィスに置く観葉植物の選び方
  • ・観葉植物を置いて得られるメリット
  • ・オフィスに置くおすすめの観葉植物

1.オフィスに置く観葉植物の選び方

オフィスに置く観葉植物の選び方には、下記2つのポイントがあります。

〇設置したい場所に合わせて観葉植物を選ぶ

設置するオフィス空間に対して大きすぎる観葉植物は、圧迫感の原因となります。一方で、小さすぎる観葉植物は存在感がなく、十分な効果が得られません。

顧客や取引先が出入りする場所や打ち合わせスペースには、葉が大きく柔らかい形の観葉植物が効果的です。
葉が大きいタイプの観葉植物はおしゃれなインテリアとして目に留まりやすく、オフィス内の視線を仕切るパーテーションのような効果も得られます。

従業員が作業するワークスペースには、目線の高さ程度の観葉植物が適切です。
大きすぎる観葉植物は作業の邪魔になるため、オフィス内のスペースを取りすぎない観葉植物を選びましょう。

棚やオフィスデスク上に置く場合は、小さいサイズの観葉植物が最適です。
棚に置く場合、植物が目線の高さに位置するような鉢を使うと見栄えがよくなります。

〇観葉植物は育てやすい種類を選ぶ

観葉植物の管理に、必要以上の手間がかかってしまうのは逆効果です。
少しの手間で育てられる、枯れにくい品種の選定をおすすめします。

耐陰性の高い植物は日当たりが悪いオフィス内でも育つため、観葉植物として適しています。
また、乾燥に強い多肉植物も、水やりの手間が少なく育てやすい種類です。

2.オフィスに観葉植物を置いて得られる効果とは?

オフィスに観葉植物を取り入れると、心理的な癒しや空気の清浄化など、さまざまな効果が得られます。
また、観葉植物によって気分がリフレッシュするメリットは、生産性の向上にも有効だといえます。

ここでは、オフィスに観葉植物を置いて得られる効果について、詳しく解説します。

2-1.ストレスが軽減される

ストレスが軽減される

観葉植物によって得られる1つ目の効果は、心理的なストレスが軽減されるメリットです。
観葉植物の緑色を目にすると、リラックス効果が得られます。

オフィスに観葉植物があれば、森林などの自然な風景を見たときに感じる安らぎを、オフィス内で得られます。
人が持っている自然の風景に関する記憶は、「インナーネイチャー」と呼ばれ、観葉植物の見た目はインナーネイチャーを想起するため、ストレス軽減に有効です。

また、緑色は目のリフレッシュや疲労感の緩和が期待でき、オフィス空間にさわやかな印象を与える効果もあります。
長時間のパソコン作業や事務作業で疲れたら、観葉植物を見て気分転換を図れるのもメリットです。

2-2.空気がきれいになる

観葉植物によって得られる2つ目の効果は、空気がきれいになるメリットです。

観葉植物は呼吸や光合成によって、空気中の成分を吸収したり放出したりしています。
オフィスの空気中には、フローリングや接着剤、石油製品などから発生したさまざまな化学物質が漂っている場合も少なくありません。
特に、ホルムアルデヒドやトルエン、トリクロロエチレンなどの化学物質は集中力や健康面に悪影響を与える可能性も。オフィスに観葉植物を活用すれば空気を清浄化しやすいといえます。

2-3.生産性が向上する

生産性が向上する

観葉植物によって得られる3つ目の効果は、生産性が向上するメリットです。

観葉植物があり、適度に緑色を目に入れられるオフィスは、リラックス効果やフレッシュな印象を与え、従業員の集中力を高める効果が期待できます。

また、観葉植物は光合成によって空気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。
空気中に適量の酸素が供給される仕組みは、集中力を保つために有効です。

3.おすすめの観葉植物4選

観葉植物には多くの種類があり、育てやすさやサイズの観点からおすすめできる種類は次の4つです。

  • ポトス
  • サンスベリア
  • テーブルヤシ
  • ガジュマル

ここからは、上記の4種類について、見た目の特徴やおすすめの理由、管理方法を解説します。オフィス環境に合わせて、最適な観葉植物を選んでください。

3-1.ポトス

特徴・魅力 最低気温が5度あれば育つため、初心者も育てやすい
水やりの頻度 植木鉢の土が乾燥したとき(夏:週2/冬:10日に1回)
おすすめの設置場所

ポトスはツルを伸ばして生長する、日陰でも育てやすい観葉植物です。
葉は大きくて光沢があり、葉色はライムグリーンや、緑色と黄緑色のマーブル模様など、品種によって異なります。

ポトスは耐寒性があり、最低気温が5度あれば育つ点が、初心者の方にもおすすめできる理由です。
水やりのタイミングは植木鉢の土が乾燥したときで、夏場は週2回程度、冬場は10日に1回程度が目安となります。

ポトスの葉は下方向に垂れ下がる性質です。そのため、オフィスの壁に掛けるおしゃれな観葉植物として人気があります。

3-2.サンスベリア

サンスベリア
特徴・魅力 温度の変化や乾燥に強く、手入れの手間がかからない
高い空気清浄効果を持っている
水やりの頻度 植木鉢の土が乾燥したとき(夏:週2/冬:10日に1回)
おすすめの設置場所 狭いスペース

サンスベリアは、縦方向に細長い葉を伸ばす観葉植物です。葉は縁の部分が黄緑色で、中の部分は縞模様が入った濃い緑色をしています。

サンスベリアは温度変化や乾燥に強い性質が、観葉植物としておすすめできる理由です。さらに、また、サンスベリアは高い空気清浄効果を持つ点も魅力と言えます。
水やりの頻度は月1回で済むため、手入れの手間がかかりません。

サンスベリアの葉は垂直に伸びるスリムな形のため、コンパクトなスペースに収まります。

3-3.テーブルヤシ

特徴・魅力 ある程度の日差しがあれば育つため、比較的育てやすい
水やりの頻度 夏:植木鉢の土が乾燥したとき
冬:植木鉢の土が乾燥してから2.3日後
おすすめの設置場所 棚の上・机の上

テーブルヤシは、ヤシ科に属したミニサイズの観葉植物です。小型の観葉植物のため、棚の上などのスペースに飾れます。
1本の茎から細長い葉が複数生えた見た目が特徴で、高さは10センチメートルから50センチメートルまでが一般的。

テーブルヤシはある程度日差しが当たれば育つため、オフィス内の観葉植物としておすすめできます。

水やりの頻度は夏と冬によって異なり、夏は植木鉢の土が乾燥したとき、冬は土が乾燥してから2.3日後がおすすめです。
さらに、葉の表面に霧吹きで水分を与えれば、ハダニなどの害虫が発生するトラブルを防げます。
強い日差しが直接当たると葉が枯れてしまうものの、言い換えれば直射日光が当たらない場所に飾れるのもおしゃれなポイントです。

3-4.ガジュマル

ガジュマル
特徴・魅力 温度の変化や乾燥に強く、手入れの手間がかからない
高い空気清浄効果を持っている
水やりの頻度 夏:植木鉢の土が乾燥したとき
冬:植木鉢の土が乾燥してから2.3日後
おすすめの設置場所 狭いスペース

ガジュマルは、卓上にも置ける小さいサイズの観葉植物です。幹の中ほどから気根と呼ばれる部分が生えた、独特で可愛い樹形をしています。

ガジュマルが観葉植物としておすすめの理由は、室内の明るさや温度で育てられる点にあります。
ただし、室内で育てているガジュマルの葉の色が薄くなったり、葉が落ちたりする場合もあるため、定期的にカーテン越しなどで日光に当てましょう。

水やりの頻度は、テーブルヤシと同じく、季節や室温によって異なります。

4.オフィス環境全体を見直すのもおすすめ!

オフィス内に観葉植物を置く効果はさまざまなメリットがありますが、同時にオフィスの環境全体を見直す作業も、生産性を高めるためにおすすめです。

たとえば、オフィスデスクの配置や数、形状、大きさを最適化する作業は、オフィス環境の改善に効果的です。
執務室や会議室など、部屋の使用目的に合わせてオフィスデスクを選べば、業務効率が高まるといえます。

また、快適に作業できるオフィスチェアなら、集中力を長時間保ちやすいのもポイントです。仕事内容に合わせて、適切なオフィスチェアの選定をおすすめします。

オフィス家具の専門サイト「オフィスコム」は品揃えが豊富なため、生産性を高めるオフィスデスクやオフィスチェアを多数取り揃えております。
観葉植物の導入と合わせて、ぜひオフィス環境全体も見直してみてください。

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まとめ

観葉植物は心理的な癒しや空気清浄などの効果があるため、オフィスの環境改善に役立ちます。

ただし、スペースに合わせて適切な観葉植物の選定が大切です。
「ポトス」「サンスベリア」「テーブルヤシ」「ガジュマル」などは、サイズや育てやすさの点から、オフィス環境におすすめの観葉植物だと言えます。

また、観葉植物だけでなく、オフィスデスクやオフィスチェアなどの環境全体を見直すのもも、生産性を高めるために有効です。
オフィス環境を改善したい方は、オフィス家具専門サイトのオフィスコムを利用してみてはいかがでしょうか。

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