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オフィス家具の処分方法は? 買い取り業者やフリマ利用などの注意点

買い取り業者?フリマ?オフィス家具の処分方法と注意点

オフィスチェアが壊れたり、不要なオフィスデスクが現れたり、什器をはじめオフィス家具の処分に困っている方はいませんか?不用品として処分するケースも多いなか、近年ではさまざまな方法で手元からオフィス家具を手放す人が増えつつあります。

この記事では、オフィス家具の処分方法について、買い取り業者やフリマを利用するときのポイントや注意点をご紹介します。


▼このコラムを読んでもらいたい方

  • ・オフィス家具の処分方法に困っている方
  • ・費用を抑えてオフィス家具を処分したい方
  • ・オフィス家具の買い取り処分を考えている方

▼このコラムを読んで得られる情報

  • ・オフィス家具をコスパよく処分する方法
  • ・オフィス家具を買い取ってもらうときの注意点

1.オフィス家具を処分する順番とは?

回収や処分は責任を持って

オフィス家具の処分はなるべくお得に済ませたいと考える人も少なくありません。通常の処分方法では、廃棄手順で料金がかかるケースが大半です。

そんななか、損をしないでオフィス家具を処分する方法も人気を集めています。以下の順番ごとに検討して、オフィス家具をお得に処分しましょう。

    (1)買い取りサービスを利用する

    (2)フリマアプリやオークションを使う

    (3)不要品回収業者に依頼する

オフィスデスクやハイバックのオフィスチェアなど、大きなオフィス家具の処分には、廃棄に伴う料金が必要です。フロア一室分や事業所ごとなど、大掛かりな処分ではそれなりの金額が必要になってしまいます。

そのため、まずは業者の買い取りサービスを検討してみるのもポイントです。処分費用を買い取り価格が上回れば、廃棄にかかる料金をカットできます。

とはいえ、必ず買い取りしてもらえるとも限りません。オフィス家具を買い取ってもらえないときは、フリマアプリやオークションなどに出品してみるのもひとつの手です。

発送などの手間は掛かってしまいますが、場合によっては処分の手間とトントンかそれ以上の利益を得られます。このように、オフィス家具の処分を考えたときは、はじめに、お金をかけずに済む方法を探るのもポイントです。

いろいろ試しても売れない場合、一般家庭は粗大ゴミ、法人格の場合は不用品回収業者等を利用して処分します。

近年は不要物の整理方法にもさまざまな手法が登場しています。「いらないから捨てる」といった判断をするよりも、買い取りサービスやフリマ、オークションなど、不用品を活かせる手段を見つけ出すのが大切です。

2.買い取りサービスを利用するメリットとは!?

買い取りサービスを利用するメリットとは!?

オフィス家具が不要になった場合は、はじめに買い取りサービスを検討してみるのをおすすめします。特に、「オカムラ シルフィー」などの人気メーカーが扱う高機能オフィスチェアは、高値で引き取ってもらえる可能性も。国内外のメーカー問わず、利用しているオフィス家具が高価品の場合は買い取りサービスがベストです。

まだ使えそうなオフィス家具を事情があって廃棄するときは、買い取りサービスを利用すると処分にかかる費用を大幅に削減できます。

加えて、買い取りサービスの業者によっては、オフィス家具を出張引き取りしてもらえるメリットも。持ち込みや処分に掛かる時間をカットできるほか、処分費用を浮かせて買い取ってもらえるため、不要なオフィス家具の処分は買い取り業者に依頼してみるのもポイントです。

ただし、業者によって買い取りの査定額は異なり、「A社ではコクヨのオフィスチェアが高値」「B社ではオカムラのオフィスチェアが高値」と売却値に違いが発生する場合も。そのため、買い取りサービスを利用するときは、複数社に相見積もりしてみるのをおすすめします。

なお、「買い取りならリサイクルショップに持ち込む」と考える方もいます。

しかし、一般の消費者が主な利用者である同形態のショップでは、オフィス家具は需要が低いと判断されるケースがあるのも事実です。

買い取ってもらえても大した金額にならない可能性があり、持ち込みの大変さに見合うとは限りません。

買い取りサービスをおすすめする理由は、オフィス家具の状態が良ければ一定のお金を得られ、それを元手に新たなオフィス家具購入の資金に充てられるメリットがあげられます。

買い取りサービスの利用は、不用品回収業者で一括処分するよりも多少手間がかかり、面倒だと感じてしまうかもしれません。

しかし、資源を有効に利用する考えと、自分たちの努力で無駄な支出を抑える姿勢は、会社を運営する立場として忘れたくない心がけともいえるでしょう。

3.オフィス家具の買い取り業者を見つける時の注意点

買い取り業者を見つける時の注意点

前述の通り、オフィス家具の処分方法は買い取り業者に依頼するのが時間やお金の面で最良の手段といえます。ただし、適切な買い取り業者を見つけるにはコツも必要です。

例えば、買い取り業者を探す際はほとんどの人がインターネットで検索をします。

この時、「検索結果の上位にあるから」とだけで良し悪しを判断するのは、あまりおすすめできません。

「高価買い取り可能!」と謳い文句があっても、実際の査定でトラブルが発生してしまうケースが少なからず存在するのも事実です。

検索上位を依頼理由にするのではなく、実際に電話をかけて対応や会社の雰囲気を確認して見極めるのをおすすめします。

少なくとも3~5社に問い合わせをすると、オフィス家具の買い取り相場をおおよそ把握できます。

4.フリマアプリなどで「売る」選択

フリマアプリなどで「売る」という選択

買い取り業者の利用が難しい場合は、フリマアプリやオークションを活用するのも選択肢のひとつです。

近年は「メルカリ」などのフリマアプリが普及し、個人間の売買も一般的になってきています。

もしかすると、すでに社内でフリマアプリを有効活用している社員もいるかもしれません。

フリマは自分で値段設定ができ、多少の傷や汚れがあっても出品できるなど、“売り場”の確保が手軽なのが大きな特長です。

売りたいオフィス家具の写真を撮って商品説明を書けば5分程度で出品できる手軽さも魅力で、特に「メルカリ」は一律送料や配送の手間が少ないなど、その独自のサービス体系も人気を支えています。ただし、個人間の売買ではトラブルが起きてしまうのも事実です。やり取りで余計な手間がかかっただけでなく、結局オフィス家具が処分できなかった……とならないよう、安定した取引のためにも取引相手の実績などをチェックしておきましょう。

5.回収や処分は責任を持って

回収や処分は責任を持って

長年にわたって使用したオフィス家具は経年劣化している場合も多くなっています。”使えないもの”は買い取りやフリマアプリで売買するのは難しいため、回収・処分を依頼する必要があります。

基本的に、法人が不用品のオフィス家具を廃棄するとき、粗大ゴミとして自治体に出すことはできません。

オフィスで出る「事業ゴミ」は、出した事業者が責任を持って処理する義務があります。

企業から出るゴミは大きく分けて2種類あります。「事業系一般廃棄物」と「産業廃棄物」です。

オフィスから出るなら一般的なゴミも事業系一般廃棄物にあたります。

また木製の椅子やテーブルなど、金属の割合の少ないオフィス家具もこれに該当します。

それらのオフィス家具は、各自治体の許可を受けた業者による回収・処分が必要です。

一方で、産業廃棄物のほとんどは、金属を多く使用しているオフィス家具が含まれます。

こちらも産業廃棄物の処理業として許可された業者にオフィス家具を回収・処分してもらうことが一般的です。

(参考サイト:http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/cmsfiles/contents/0000146/146216/04-05.pdf)

いずれにしても業者委託は、自分たちでオフィス家具を持ち運んで処分する手間を軽減できるほか、大きな物品の移動でケガをする危険を回避できるメリットがあります。

不用品の処分手段では王道ですが、正規の業者なら違法なやり方で罰則を受ける心配もありません。オフィス家具の確実な処分を求めている方には最善策といえます。

6.処分は「捨てる」だけにあらず 

回収や処分は責任を持って

不用になったオフィス家具の処分方法は、状態によってさまざまです。

処分といっても、ただ捨てるだけが不用品への対処法ではありません。

まだ使えるオフィス家具は再利用の道を残し、廃棄する場合も順序や選択肢がある点を今一度念頭に置いておきましょう。一見面倒なようにも思えますが、結果的には無駄な労力を抑えられます。

オフィス家具の処分にあたって、優先事項をご紹介します。

6-1.処分する方法にはどんなものがあるか

もしオフィス家具を処分する理由が買い替えを視野に入れているなら、現在の家具の状態を改めて振り返りましょう。場合によっては、まだまだ現役なオフィスチェアもなかには存在するかもしれません。

それらを見返したうえで、利用価値のありそうなオフィス家具は「買い取り・フリマ」、処分以外に手がなさそうなら「不用品回収業者」等の利用がおすすめです。

6-2.買い取ってもらえそうか

まだ現役のオフィス家具なら、それなりの価格で買い取りしてもらえる可能性があります。運搬費がかかってしまうものの、業者によっては査定から持ち出し、運搬まで一括で任せられる場合も。買い取り価格とあわせて、処分費用や手間を大幅に浮かせられるかもしれません。

また、査定で買い取り価格がつかなかった場合も、フリマアプリなどを通して自身で売買すれば処分費用を浮かせられます。

6-3.買い取り業者はどんな感じなのか

買い取り業者を利用するときは、複数社に相見積もりしてみるのをおすすめします。会社によって査定額は異なり、「A社はコクヨのオフィスチェアが高額で査定」「B社はスチールケースのオフィスチェアが高額で査定」と、メーカーの好みも異なります。

また、種類やサイズによって買い取り金額が強化されているオフィス家具もあるかもしれません。査定が無料の複数社に相見積もりしておけば、もっともパフォーマンスに優れた価格でオフィス家具を買い取ってもらえます。

6-4.業者をどうやって決定するか

オフィス家具を買い取ってもらうときは、「出張サービスの有無」「買い取り価格の違い」「問い合わせた時の対応」など、総合的に見て決めるのをおすすめします。査定自体は無料で行ってくれるケースも多いため、それぞれの業者で総合買い取り額がいかほどになるかチェックしてみるのもポイントです。

6-5.処分にいくらかかるか、いくらかけていいか

買い替えの数量に加えて、不要なオフィス家具をすべて廃棄すると、およそいくら処分費用がかかるかを計算します。

処分に掛かる費用の全体像を事前に把握すれば、「こんなに費用が掛かるはずじゃなかった」といったトラブルを防げます。

以上を踏まえ、無駄や負担を軽減できる処分方法を心がけましょう。

不用品処理の方法やゴミの出し方には、自然と企業の姿勢が見えてきます。

お世話になったオフィス家具たちだからこそ、心をこめて送り出したいですよね。

なお、オフィスコム(https://www.office-com.jp/)では、商品買い替えと同タイミングでの不用品回収についてもお問い合わせをいただけます。

オフィスコムは多種多様のオフィス家具を取り揃えた総合通販サイトでもあり、豊富なカタログからリーズナブルな価格でお探しのオフィス家具をお買い求めいただけます。オフィス家具の刷新をお考えの方は、ぜひこの機会にご利用ください。

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