省スペースに便利なオフィスデスク5選。小さなオフィスの魅力やスペース活用のポイント
リモートワークの普及でオフィスがコンパクト化している今、限られたスペースを有効活用するオフィスデスク選びが重要になっています。オフィス賃料の削減や従業員同士のコミュニケーション促進など、コンパクトなオフィスには多くの魅力があります。
一方で、収納スペースの確保や従業員のストレス軽減など、考慮すべき点が存在するのも事実です。
この記事では、コンパクトなオフィスのメリット・デメリットを解説したうえで、スペースを最大限に活かすためのコツについて解説します。オフィス家具のプロが選んだ省スペース化におすすめのオフィスデスク製品も紹介しますので、あわせてご参照ください。
- 目次
- 1.オフィスの省スペース化とは?
- 2.コンパクトなオフィスの魅力やメリット
- 3.コンパクトなオフィスのデメリット
- 4.コンパクトなオフィスのスペースを有効活用するには
- 5.オフィスデスクの省スペース化のポイント
- 6.省スペース活用におすすめのオフィスデスク5選
- まとめ
1.オフィスの省スペース化とは?
オフィスの省スペース化とは、限られた空間を最大限に活用し、快適性と機能性を両立させるオフィス設計の考え方です。従来の「広いオフィス=良いオフィス」という概念は、リモートワークの普及やオフィスの多様化によって変化しつつあります。
たとえば、フリーアドレスデスクやオンライン会議システムの導入など、新しい働き方に合わせた工夫を取り入れる企業数も増加しています。より少ないスペースでも効率的かつ快適なオフィス環境を実現するため、さまざまな取り組みが行われているのも事実です。
ここでは、オフィスの省スペース化がニーズとして高まっている背景について解説します。
1-1.リモートワーク時代におけるオフィスサイズの変化
コロナ禍を契機にリモートワークが一定数普及し、オフィスに求められる役割も変化しています。ザイマックス総研の「大都市圏オフィス需要調査2024春」によると、2024年春時点の出社率調査では約30%の企業がテレワークを導入しています。
完全出社派(100%) | 24.7% |
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出社派(60~99%) | 45.4% |
半々(40~59%) | 17.1% |
テレワーク派(1~39%) | 12.4% |
完全テレワーク(0%) | 2.1% |
出社が多めのハイブリッドワークが主軸になっているものの、コロナ禍以前に比べると完全出社の割合が減少傾向にあります。毎日の出社が必須ではなくなり、オフィスに求められる機能が変化していると言えるでしょう。
また、「今後増設したいスペース」として挙げられたものは「会議室(個室)」「リモート会議用ブース」「集中するためのスペース」など、柔軟な働き方に対応するための空間です。
従来のように、従業員全員分の固定席を確保する必要性は薄れ、より柔軟で効率的なスペース活用が求められている背景から、省スペースに活用できるオフィスデスクの導入が人気を集めています。
今後は柔軟に働ける場所と、コミュニケーションを活性化できるようなオフィス空間が求められると言えます。
1-2.自宅も第二のオフィス
かつてはオフィスといえば会社にあるもので、自宅はあくまでプライベートな空間でした。しかし、リモートワークの普及により、自宅が仕事場になるケースが増えています。
自宅にいながらオフィスと同様の業務をこなせるようになり、仕事とプライベートの境界線が曖昧になってきました。このような状況下では、自宅の仕事環境をいかに快適に、そして効率的に整えるかが重要です。
自身の体格にあった適切なオフィスデスクやチェア、照明やインターネット環境などの整備によって、集中力を高め、仕事の生産性を向上させられます。
しかし、環境によっては大きなオフィスデスク環境を構築するのが難しいのも事実です。そこで、第二のオフィスである自宅に「省スペースに運用できるオフィスデスク」を導入するニーズが高まっています。
2.コンパクトなオフィスの魅力やメリット
コンパクトなオフィスは、コスト削減だけでなく、従業員のコミュニケーション促進や創造性向上などさまざまなメリットをもたらします。具体的なメリットは以下のとおりです。
- 月々のオフィス賃料を抑えられる
- 新規入居・移転にかかる手間が少ない
- スペースが狭いので物が少なくなる
- 従業員同士の距離が近くなる
- 従業員の変化に気づきやすくなる
ここでは、コンパクトなオフィスを構築するメリットについて解説します。
2-1.月々のオフィス賃料を抑えられる
オフィス賃料は、企業にとって大きな固定費です。労働安全衛生法に基づく事務所衛生基準規則によると、従業員一人当たり約2.5~3坪のスペースが法令の求めるスペースとなっています。
従業員50名、1人当たり約3坪のオフィススペースを確保する場合、その他必須スペースを除いた単純計算では最低でも約150坪の広さが必要です。東京都渋谷区における賃貸オフィスの賃料相場(2024年9月時点)を目安にすると、100~300坪のオフィス坪単価は26,000円ほど。
従業員50名分のオフィスを確保する場合、月々の賃料は390万円、年間では約4,680万円ものオフィス賃料が最低限掛かる計算になります。
そこで、従業員のテレワークなどフレキシブルな働き方でオフィススペースを半分に縮小すれば、年間2,340万円もコストを削減できます。浮いた費用を人材育成や設備投資などに充てられるため、さらなる事業成長の促進に繋げることが可能です。
実際には、機材等の購入・設置スペースの確保やテレワーク環境の支援など、ほかにもさまざまなコストが発生します。とはいえ、コンパクトなオフィスに加えて、スペースを有効活用できるオフィスデスクで空間を最適化すれば、毎月発生するランニングコストを減らせるのは大きなメリットです。
2-2.新規入居・移転にかかる手間が少ない
オフィス移転は、物件探しから内装工事、引っ越し作業まで、多くの時間と労力を要する作業です。そこで、省スペース化を実現しやすいオフィスデスク導入をはじめとして、コンパクトなオフィスを構築すれば、新規入居・移転に掛かる手間やコストを大幅に削減できます。
オフィススペースが小さい分、内装工事やレイアウト変更の規模も小さくなり、短期間で完了できるようになります。荷物の移動も少なく済むため、業務への影響を最小限に抑えてスピーディなオフィスの移転を実現できるのが魅力です。
2-3.スペースが狭いので物が少なくなる
コンパクトなオフィスデスクなどを導入したオフィス環境では、必然的に限られたスペースを有効活用するため、「不要なモノ」を減らす必要性が生じます。無駄な物を排除して本当に必要な物だけを厳選することが求められるため、自然と意識を改革できるのがメリットです。
デジタル化によるペーパーレスや共有スペースの活用・最適化、効率的な収納方法や環境の導入など、整理整頓されたオフィス環境を構築しやすくなります。
2-4.従業員同士の距離が近くなる
コンパクトなオフィスでは、従業員同士の物理的な距離が近くなり、コミュニケーションが活発化しやすい環境が生まれます。気軽に声をかけ合ったり、情報交換をしたりすることで、チームワークや一体感を生み出せるのが魅力です。
また、上司や同僚との距離が近くなることで、相談や報告がしやすくなり、業務効率の向上にも繋げられます。
2-5.従業員の変化に気づきやすくなる
従業員同士の距離が近いため、互いの表情や体調の変化に気づきやすくなるメリットもあります。ちょっとした変化を見逃さずに声をかけやすくなるため、従業員の体調変化やメンタルヘルスにいち早く気づき、トラブルの予防・早期対応に繋げられるのがポイントです。
日々のコミュニケーションを通して、従業員のモチベーションや仕事への一体感を生みだすことが可能です。また、適切なサポートや指導も行いやすくなるなど、省スペースを目的に構築されたコンパクトなオフィス環境は学習環境の整備にも役立ちます。
3.コンパクトなオフィスのデメリット
コンパクトなオフィスには多くのメリットがある一方で、考慮すべきデメリットも存在します。具体的にコンパクトなオフィス環境で考えられるデメリットは以下のとおりです。
- 常に物を整理しないとすぐ雑然としてしまう
- 窮屈さが従業員のストレスに繋がりやすい
- 個別に守秘的な議題をMTGしにくい
ここでは、デメリットを理解したうえで適切な対策を講じたい方へ向けて、快適なオフィス環境を構築するためのポイントを解説します。
3-1.常に物を整理しないとすぐ雑然としてしまう
コンパクトなオフィスでは、収納スペースが限られてしまうのがデメリットです。常に物を整理しないと、すぐ雑然としたオフィス環境になってしまい、来訪者や従業員の心象を悪くしてしまいます。
そのため、常に整理整頓を心がける必要があります。「整理整頓」と「清掃」を徹底し、常に清潔感のあるオフィスを維持すれば、従業員の集中力やモチベーションを維持して快適な作業環境を提供できます。
その際は、省スペースに設置できるキャビネットなどを用いて収納スペースを確保するのもポイントです。
3-2.窮屈さが従業員のストレスに繋がりやすい
オフィススペースが狭いと、従業員が窮屈さを感じ、ストレスに繋がる可能性があります。オフィスデスク間の距離が狭すぎたり、通路が狭かったりすると、圧迫感で集中力を阻害する可能性も否定できません。
そのため、従業員が快適に過ごせる空間を作るためにも、レイアウトを工夫してパーソナルスペースを確保する必要があります。
コンパクトなオフィスでも、パーテーションなどを用いることで程よいパーソナルスペースを構築できるため、デスクの配置を工夫するのも含めて検討するのもおすすめです。
3-3.個別に守秘的な議題をMTGしにくい
省スペース化を優先しすぎると、個室や会議室が不足してしまい、守秘的な議題に関してミーティングがしにくくなるデメリットがあります。顧客情報や人事評価、重要な打ち合わせなどプライバシーに配慮が必要な場合は、周囲の音や視線を気にせずに会話できる環境が必須です。
そのため、省スペース化に合うオフィスデスク導入にあわせて、防音性の高いパーテーションやコンパクトな会議用個室ブースを導入するのをおすすめします。Web会議システムと併用すれば、スペースの限られたオフィス環境でも快適な打ち合わせを行えるのがメリットです。
特に、防音性に長けた個室ブースは快適な作業・集中スペースとしても活用できるため、業務の生産性を大きく高められます。
4.コンパクトなオフィスのスペースを有効活用するには
コンパクトなオフィススペースを最大限に活用するためには、適切な家具選びやレイアウト、収納方法などを工夫する必要があります。ここでは、具体的なスペース有効活用術を紹介します。
4-1.物はなるべく置かないようにする
「本当に必要な物かどうか」を常に意識し、無駄な物を置かないように心がけましょう。書類はデジタル化し、共有スペースを活用することで、個々の収納スペースを最小限に抑えられます。
また、定期的に不要な物を処分する習慣をつけることで、オフィス全体のスペースを効率的に活用できます。
4-2.書類や書籍は可能な限り電子化する
紙の書類や書籍は、かさばるだけでなく、保管スペースも必要となります。可能な限り電子化することで、物理的なスペースを削減し、必要な情報を効率的に管理できます。
クラウドストレージサービスなどを活用すれば、場所を選ばずにアクセスできるため、業務効率の向上にも繋がるでしょう。オフィスの省スペース化を図り、オフィスデスクを効率的に活用するためにも、書類・書籍は可能な範囲で電子化して保存するのをおすすめします。
4-3.オフィスデスクのサイズを最適化する
オフィスデスクのサイズは、作業効率に大きく影響します。コンパクトなオフィスでは、省スペースに設置できる「横幅1,000mm以下奥行き600mm」のオフィスデスクを選ぶのがおすすめです。
幅 | 特徴 |
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1800mm(180cm)~ |
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1600mm(160cm) |
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1400mm(140cm) |
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1200mm(120cm) |
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1000mm(100cm) |
|
800mm(80cm) |
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奥行き | 特徴 |
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800mm(80cm) |
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700mm(70cm) |
|
600mm(60cm) |
|
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大きなオフィスデスクはスペースを圧迫し、移動の妨げ・生産性の低下に繋がる可能性があります。従業員の業務内容に合わせて、適切なサイズと機能を備えたデスクを選ぶことで、快適な作業環境を提供できます。
4-4.余白の空間込みで配置を考える
オフィス家具を配置する際は、通路を含めた余白スペースを意識することが重要です。デスクや収納棚をぎっしりと詰め込むのではなく、通路や作業スペースを確保することで、従業員が動きやすい快適な空間を構築できます。
また、余白空間は、オフィスに開放感を与え、圧迫感を軽減する効果もあります。オフィス家具などがぎっしりと詰め込まれてしまうと閉塞感を生み出し、仕事への集中力を削いでしまうかもしれません。
オフィスをコンパクトに構築するときは、オフィスデスクだけでなく、オフィスチェアを下げられるスペースがあるか、従業員が滑らかに通行できるスペースがあるかチェックすることが大切です。
4-5.省スペースアイテムを積極的に取り入れる
省スペース化に合うオフィスデスクを導入するときは、卓上の机上ラックなど、省スペース化をサポートしてくれるアイテムを積極的に取り入れるのもポイントです。限られたスペースを有効活用しやすくなり、機能的なオフィス環境を構築できます。
ほかにも、壁面収納や積み重ねできるキャビネットなど、床面積を有効活用できる収納スペースを確保すると、雑多なイメージを抑えて落ち着いたオフィス空間を構築しやすくなります。
ほかにも、可動式パーテーションなどを導入して必要に応じてスペースを区切るのもポイントです。フレキシブルに空間を活用できるため、個人の休憩スペースから簡易的な会議室、Web会議空間など多様なオフィス空間を演出できます。
机上ラック|2段 ハイタイプ 幅1000mm|【幅1000×奥行300mm】
サイズ | 幅978×奥行300×高さ1012mm |
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材質 | 棚板:メラミン樹脂化粧板、エッジ:PVCエッジ、フレーム:スチール(粉体塗装)、クランプ:スチール(粉体塗装)、合成樹脂 |
大容量収納スペースが確保でき、サッと取り出せるのでデスクワークがはかどる机上ラック。A4ファイル(とじ厚約3cm)が最大約60個収納できます。スタンダードなカラーからインテリア性の高いバイカラーまで、さまざまなオフィスに合う4色から選べます。
よく使うものを手の届く範囲に収納でき、オフィス空間の省スペース化に加えて作業効率アップにも貢献。2段とも18段階高さ調節ができるため、好みにあわせて位置を調整できるのもポイントです。
壁面収納|スチール書庫 アーチー 上下組 1段両開き+2段オープン+3段3枚引き戸|【幅800×奥行400mm】
サイズ | 幅800×奥行400×高さ2150mm |
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材質 | 本体・扉・棚板:スチール(粉体塗装)、取っ手:ABS樹脂 |
幅800mmの書庫「アーチ―」の両開き1段+オープン2段+3枚引き戸3段+ベース付きセット。棚板は12mmピッチで高さ調節でき、収納物に合わせてスペースを使えます。小規模から大規模オフィスまで、幅広いシーンにマッチする省スペースアイテムです。
重いモノや大きな書類を収納することの多い下段は3枚引き戸となっているため、中央部分にある書類を取り出しやすくなっています。扉は鍵付きのため、重要なフォルダを収納したいニーズにもおすすめです。
積み重ねキャビネット|レモダ 木製メール&パーソナルロッカー 6人用 2列3段 上置き・下置き兼用 |【幅800×奥行397mm】
サイズ | 幅800×奥行397×高さ1106mm |
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材質 | 本体・扉:強化紙化粧板・パーティクルボード、アジャスター:ABS樹脂 |
フリーアドレスオフィスなどにおける省スペース化にもおすすめのカギ付き木製メールロッカー。最大6段積み重ねられるパーソナルロッカーで、棚板で書類と私物を分別でき、取り外せばA4縦置きもピッタリ収納できます。
扉はホワイト・ナチュラル(本体同色)・ブラックの3色展開です。同シリーズのキャビネットを組み合わせられるため、積み重ねることで大容量の収納スペースを確保できます。
可動式パーテーション|スレディ 折りたたみパーテーション キャスター付き|【幅1800×奥行500×高さ1800mm】
サイズ | 幅1800×奥行500×高さ1800mm |
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材質 | ◆ホワイトフレーム 本体:アルミ 板面: ・半透明:ポリカーボネート ・ナチュラル:PVC/MDF ・ホワイト:PVC/MDF 脚:スチール(粉体塗装) キャスター:ポリプロピレン ◆ブラックフレーム 本体:アルミ 板面: ・半透明:ポリカーボネート ・ナチュラル:メラミン樹脂化粧板/MDF ・ブラック:メラミン樹脂化粧板/MDF 脚:スチール(粉体塗装) キャスター:ポリプロピレン |
360度動くパネルで自由に仕切れるアルミ3連パーテーション。自由な角度に広げて、コンパクトに折り畳めるため、オフィス空間をスマートに活用できます。隙間ができにくく、指を挟みにくい設計です。
立位時も視線を遮る高さに加えて、マグネットによる連結も可能。折りたたんだパーテーションは横に重ねられる省スペース仕様で、複数台を少ないスペースに収納できるのも魅力です。
5.オフィスデスクの省スペース化のポイント
オフィス空間をコンパクトに仕上げるには、不要な物を取り除いて収納スペースを確保する「省スペース化」が重要です。オフィスデスクデスクの省スペース化では、以下のポイントを守る必要があります。
- オフィスデスク下ワゴンで空きスペースを有効活用する
- コードや備品は収納アイテムに収める
- 机上ラックでデスク上も活用する
- 電子化できるものは電子化する
- 小まめにデスク周りを掃除・整理する
ここでは、オフィスデスクの省スペース化における大切なポイントについてそれぞれ解説します。
5-1.オフィスデスク下ワゴンで空きスペースを有効活用する
オフィスデスク下にワゴンを設置すれば、書類やファイル、文房具などの収納スペースを増やせます。デスク下はデッドスペースになりがちで、有効活用できていないケースも珍しくありません。
そこで、デスクワゴンなどを導入すれば空間あたりの収納力を高められます。特にキャスター付きのデスクワゴンであれば、必要な時に簡単に引き出すことができ、移動もスムーズです。
限られたスペースを有効活用して、オフィスデスク周りの整理整頓を促進できます。
5-2.コードや備品は収納アイテムに収める
パソコンや周辺機器のコード類、文房具などの小物は、収納アイテムを活用して整理整頓しましょう。コード類が散乱していると見た目が悪いだけでなく、埃が溜まりやすいほか、掃除もしにくくなるデメリットがあります。
必要に応じて、ケーブルトレーやコードクリップを使用すれば、コード類をスッキリとまとめられるのがポイントです。オフィスデスクによっては、コード配線を収納できる製品も登場しています。
また、ペン立てなどの小物入れを活用するのもポイントです。デスク周りの小物を整理整頓できるため、省スペース化に合うオフィスデスクをさらに広々と活用しやすくなります。
デスク周りの見た目をスッキリとさせれば、快適な作業環境を構築できるため、収納アイテムの活用は特に重要です。
5-3.机上ラックでデスク上も活用する
机上ラックを設置することで、デスク上部の空間を有効活用することができます。モニターや書類などを置くスペースが増えるだけでなく、デスク上を立体的に活用することで、収納スペースを増やせるのがポイントです。
たとえば、プリンターや書類を置くスペースを効率的に確保できます。さらに、モニター下にキーボードやマウスを収納できるため、書類仕事とスムーズに切り替えられるのもメリットです。
そのため、机上ラックを活用することでオフィスデスク周りのスペースを効率的に活用し、オフィスの省スペース化に貢献します。
5-4.電子化できるものは電子化する
書類や資料は、可能な限り電子化(ペーパーレス化)することが大切です。紙媒体の書類はかさばるだけでなく、保管スペースも必要です。オフィスデスクの省スペース化を図るうえで、ペーパーレス化の取り組みは必須とも言えます。
たとえば、スキャナーやクラウドストレージサービスなど、書類の電子化でデータを保存する取り組みが挙げられます。書類の保管スペースを削減できるほか、必要な書類の検索性も高められるため、オフィス全体の生産性を高められるのもポイントです。
書類を保管する機材が不要になる分だけ、オフィスデスクの省スペース化にも貢献できます。
5-5.小まめにデスク周りを掃除・整理する
どれだけ丁寧に設計されたオフィスでも、日々の掃除や整理が行き届いていないとすぐに雑然としてしまいます。そのため、省スペースに使えるオフィスデスクなどを導入する場合は、こまめにデスク周りを掃除・整理する取り組みが重要です。
整理整頓された清潔なデスク周りでは、集中力も高まりやすいため、作業効率を向上させる効果も期待できます。「毎日の仕事終わりにデスク周りを整理整頓する」といった一定のルーティンを構築するなど、常に快適な作業環境の構築をおすすめします。
6.省スペース活用におすすめのオフィスデスク5選
6-1.オフィスコム オフィスデスク 【幅800×奥行600mm】
オフィスコム オフィスデスク 【幅800×奥行600mm】
サイズ | 幅800×奥行600×高さ700mm |
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材質 | 天板・幕板:メラミン樹脂化粧板、パーティクルボード、エッジ:PVC、脚:スチール(粉体塗装)、アジャスター:ポリプロピレン |
オフィスコムのロングセラーの省スペースに使えるオフィスデスクです。 豊富なサイズとカラー展開で、好みのオフィスレイアウトを実現する平机に仕上がっています。机上ラックとセットでご利用いただければ、省スペース化と統一感のあるワークスペースを両立できるのも魅力です。
幅800×奥行600mmの使いやすいサイズで、価格もお手頃です。機能性とデザイン性を両立しており、使いやすさやイメージに合わせてお好みのレイアウトが展開できます。
○ユーザーからの口コミ
- ・スチールデスクと違って、柔らかさがあり、サイズ感も良いと思います。価格もお手頃で重宝してます。
- ・正面の板が抜けていて、両脇の板は半分なので、開放的なデザインで圧迫感がない。奥行きがあるので、広々としていて使いやすい。
6-2.セルボ パネルデスク 【幅800×奥行600mm】
セルボ パネルデスク 【幅800×奥行600mm】
サイズ | 幅800×奥行600×高さ1200mm |
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材質 | 天板:メラミン樹脂化粧板、その他:強化紙化粧板・パーティクルボード、アジャスター:ABS樹脂 |
横連結できるパネルデスクでありながら、自立型という独自性が魅力のセルボ パネルデスク。単体・連結のどちらも対応しており、思い通りのレイアウトを実現できます。
圧迫感のないサイドパネルが視線を遮り、集中しやすい個人ブース型ワークスペースを構築。OAタップを置ける配線ホールや、ノートパソコンなどを置ける棚板付きで、デスク上もスッキリと使えます。
省スペースに使えるオフィスデスクとしても、塾や図書館などの学習机としても、さまざまなシーンで活躍するデスクです。
○ユーザーからの口コミ
- ・デザインもかわいくて、部屋が明るくなりました。勉強に集中できると好評です。
- ・狭い営業所のスペースにちょうど良く収まりました。自分の空間も出来ました。
6-3.オフィスコム ベーシックデスク 【幅800×奥行600mm】
オフィスコム ベーシックデスク 【幅800×奥行600mm】
サイズ | 外寸 / 約幅800×奥行600×高さ700mm |
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材質 | 天板 / 合成樹脂化粧パーティクルボード(メラミン樹脂) フレーム / スチール(エポキシ紛体塗装) |
足回りがスッキリとしたオープンタイプ設計で、圧迫感を感じさせない開放的なワークスペースを実現できるオフィスデスクです。天板には耐水性・耐熱性に優れたパーティクルボードを使用。汚れてもサッと拭き取れるため、お手入れも簡単です。
さらに、フレームには頑丈なスチールを使用しているため、キズやサビにも強く、長くお使いいただけます。
○ユーザーからの口コミ
- ・材質が最高です。
- ・本格的なデスクでなく、作業の導線上に一つデスクがあればと探し購入。ノートパソコンを置いたり少し書きものをしたりするのに小さすぎず、大きすぎないサイズなので場所も置きたいところに置けたのでよかったです。
6-4.オフィスコム スチールデスク 【幅1000×奥行700mm】
オフィスコム スチールデスク 【幅1000×奥行700mm】
サイズ | 幅1000×奥行700×高さ700mm |
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材質 | 天板:メラミン化粧板・パーティクルボード、エッジ:PVC、本体:スチール(粉体塗装)・ABS樹脂、アジャスター:ABS樹脂 |
オフィスワークの必需品、A4ファイルもスッキリ収納できる片袖3段がついたスチールデスクです。天板カラーは4色をご用意しており、省スペース化にもおすすめで、頑丈なスチール製により長く安心してご使用いただけます。
全段一括施錠できるオールロック錠付きで、セキュリティ面も安心。フルオープンタイプの最下段は、奥にしまった物でも簡単に取り出せます。シンプルながらも機能性にこだわった、オフィスにおすすめなワークデスクです。
○ユーザーからの口コミ
- ・一人では大変ですが、女性でも組み立てられます。このお値段で、使いやすい机です。
- ・事務所一階の店舗控室で使っていますが引き出し容量もたっぷりあり使い勝手が非常に良い
6-5.オフィスコム ペスパ2.0 【幅1000×奥行600mm】
オフィスコム ペスパ2.0 【幅1000×奥行600mm】
サイズ | 幅1000×奥行600×高さ720mm |
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材質 | 天板:メラミン樹脂化粧板、その他:強化紙化粧板・パーティクルボード、アジャスター:PP |
味わい深い古木調天板が魅力で、省スペース化におすすめのコンパクトなオフィスデスクです。ブラックまたはホワイトのサイドパネル脚が、古木調の温かみを際立たせます。
足元をすっきりと隠す幕板付きで、背面も美しく仕上がっています。便利な鍵付き引き出しや配線スリットなど、機能面も充実しているのが魅力です。別売の机上ラックやデスク周辺収納と組み合わせることで、さらに快適なワークスペースを実現できます。
○ユーザーからの口コミ
- ・1人で組み立てできました。引き出しは完成品が入っているので簡単でした。引き出しもスムーズです。
- ・見た目が高級感があり、引き出しもあり、大変満足しています。組み立て式ですが、難しくなく簡単に組み立てられました。
まとめ
リモートワークの普及に伴い、オフィス環境は大きな変化を迎えています。従来の「広いオフィス」から「効率的なコンパクトオフィス」へとニーズが変化するなか、オフィス空間を最大限に活用するための省スペース化が重要です。
限られたスペースを有効活用し、快適で生産性の高いオフィス環境を構築するには、適切なオフィスデスク選びが鍵となります。
省スペースを意識したオフィスデスク環境を構築するうえで要点となるポイントは以下のとおりです。
- コンパクトなオフィスは、コスト削減やコミュニケーション促進、従業員の変化への気づきやすさなど、多くのメリットをもたらす
- 収納スペースの確保や従業員のストレス軽減など、デメリットへの対策も重要
- スペースを有効活用するためにも、収納できるオフィス家具やデスク周りのグッズ活用が必須
オフィス家具専門店「オフィスコム」では、多様なニーズに対応できるよう、省スペース化を実現できるオフィスデスクを豊富に取り揃えています。ぜひオフィスコムにて、あなたのオフィスにぴったりのデスクを見つけて、快適なワークスペースを実現してください。
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