座面低め(37~39cm台)のオフィスチェア5選! 女性でも使いやすい座面高とは
オフィスチェアの座面高は、かかとが浮かず足裏全体が床につく程度が最適です。身長の4分の1を座面高とするのが基準であり、身長160cm未満の小柄な方には、一般的な座面高40cmより低めのオフィスチェアが選択肢としてあげられます。
しかし、世の中に出回るオフィスチェアは座面高が高いタイプも多く、ミスマッチな製品を利用していると身体に不調をきたしてしまう可能性も。
この記事では、女性にも使いやすい座面高についてご紹介します。身体に優しい姿勢を自然とサポートできる高機能で座面高が37~39cmに調整できるオフィスチェアをご紹介しますので、あわせてご参照ください。
▼このコラムを読んでもらいたい方
- ・オフィスチェアに座ると足が宙ぶらりんの方
- ・デスクワークで身体が疲れやすいと感じる方
- ・座面高が低いオフィスチェアを探している方
▼このコラムを読んで得られる情報
- ・適切な座面高とはなにか
- ・自分に合った座面高の計算方法
- ・小柄な人におすすめのオフィスチェア
1.適切なオフィスチェアの座面の高さはどれくらい?
デスクワークで前傾姿勢が続くと腰に負担がかかるため、背筋を伸ばす必要があります。前傾姿勢防止には、オフィスチェアの座面高と床およびデスクの高さを適切に保ち、無理のない正しい姿勢の維持が大切です。
オフィスチェアの適切な座面高は、かかとが浮かない程度の高さとされています。足が床から浮くほどの座面高は、太ももに負担がかかって血行が悪くなるため注意が必要です。具体的な座面高の適切な高さは、身長の4分の1が最適です。身長160cmの人なら座面40cmが目安ですが、実際には体格に応じて変動が生じます。
1-1座面の高さは足裏全体が床につくかで確認
オフィスチェアの座面高は、足の裏全体が床につく程度の高さが最適です。足裏全体が床につけば体重を分散でき、腰への負担が軽減されます。身長の4分の1が目安ですが、座高によっても変動するため、体格によって微調整できるオフィスチェアが必要です。
足裏全体が床につかない高さのオフィスチェアは、腰痛の原因となるおそれがあります。体重を分散できず、腰と股関節に負担が集中するためです。また、骨盤の重心が前後に傾いて腰を圧迫する可能性もあり、座面高の低めなオフィスチェアが求められます。
1-2.椅子の座面と机の高さのバランスはどうする?
一般的なオフィスデスクの高さは70cmですが、女性など小柄な人には高すぎて、首を曲げて作業している人も少なくありません。しかし、そのような作業を続けていると肩に負担がかかるため、若干の見下ろし視線を保てるように調整する必要があります。一方でオフィスチェアの座面を高くすると、床に足がつかず腰や股関節の負荷が高まる可能性も。そのため、座面の高さを基準にオフィスデスクの高さを決めるのが大切です。
目安として、オフィスチェアの座面とオフィスデスクの高さの差は30cmがベストです。座面高40cmなら高さ70cmのオフィスデスクが最適ですが、小柄な女性にはいずれも高めな印象を受けてしまうかもしれません。そのため、高さ調節が可能なオフィスデスクや、元々天板の高さが低めのタイプを選ぶ必要があります。
2.適切なオフィスチェアの座面の高さの計算方法
適切なオフィスチェアの座面高は、計算式によって身長から導き出せます。身長に0.25をかけた高さが座面の高さで、身長150cmなら37.5cmです。また、座面と机の高さの差を差尺と呼びますが、身長の0.16倍が差尺となります。身長150cmの人は差尺24cmです。
椅子の座面の高さと差尺を足すと机の高さとなり、この例では37.5cm+24cmで61.5cmです。座高やパソコンとの距離で高さが上下するため、基準値としつつ高さ調節できるオフィスチェア・オフィスデスクの購入をおすすめします。リンク先でオフィスチェアの座面と机の高さを自動計算できますので、ご利用ください。
3.小柄な方におすすめ!座面低め(37~39cm台)のオフィスチェア5選
オフィスチェアは男性を基準に作られている製品が多く、小柄な女性には座面が高めです。そこで、座面高が37~39cm台と低めのオフィスチェアを6点紹介します。目安としては、身長が148cmから156cmと低めの方に最適です。
どのオフィスチェアも人間工学に基づいてデザインされており、背骨から下半身にかけての体全体を支えて楽な体勢を維持しやすくなります。オフィスに適したシックなデザインや、移動や収納が容易な点も特徴的です。
CG11WR | オフィスチェア CG-M メッシュタイプ ホワイトフレーム 肘なし
サイズ | 外寸 / 幅463×奥行541×高さ824~916mm 座面高さ / 385~477mm 脚 / 直径597mm |
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素材 | 背フレーム / 樹脂成型品 座シェル / 樹脂成型品 支基 / スチール 脚 / 樹脂成型品 キャスター / 直径60mmナイロン双輪キャスター |
座面高を低めの385mmから477mmまで92mm調節可能で、足の裏全体を床につけやすくなるオフィスチェアです。位置によって硬さが異なるウレタンを座面に採用し、腰からお尻にかかる圧力を分散しやすくなりす。背もたれは背骨がS字を描くように設計され、回転ポイントが前方に配置されています。ひじ掛けがなく、背もたれに取っ手がついており、机の下に収納しやすい構造です。ナイロン製キャスターにより、フローリングやカーペットの床でも使用できるオフィスチェアです。
CD23MR | ライブス エントリーチェア Lives Entry Chair オフィスチェア
サイズ | "外寸 / 幅567×奥行505×高さ770~862mm 座面高さ / 382~474mm 脚 / 直径642mm |
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素材 | 張地 / インターロック |
必要な機能だけに絞り込み、コンパクトさを実現したオフィスチェアです。背もたれとやわらかい座面により、快適な座り心地を実現しています。背もたれの回転ポイントも前方に寄っており、ロッキング時に体とずれるのを防ぎます。曲線的なデザインと10種類のカラーバリエーションがあり、カジュアルなオフィスに向いたオフィスチェアです。
リープ USオリジナル Leap アルミポリッシュフレーム 背座レザー張り
サイズ | 幅686×奥行552~629×高さ978~1105mm 座面高さ / 394~521mm |
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素材 | "本体・肘 / 樹脂成型品 ベース / ポリッシュドアルミ 張地 / レザー キャスター / ナイロン |
人が座る姿勢の観察により生まれた、体へのフィットを目指し調節機能を充実させたオフィスチェアです。一人ひとりの体格や嗜好に合わせ、座ったままカスタマイズするコンセプト。座面高は394mmから521mmまで調節できます。背もたれは首に近い上部と腰に接する下部が別々に可動し、背骨の動きと同調するのもポイントです。リクライニングすると骨盤が前に動き、前傾姿勢になると座面が曲がるため、下半身の負担を軽減しやすくなります。
メッシュチェア チャットチェア ランバーサポート オフィスチェア デスクチェア 会議椅子
サイズ | 幅580×奥行580×高さ835~930mm 座面高さ:405~500mm |
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素材 | 背:ポリエステルメッシュ・スチールパイプ(粉体塗装)、座:合板・ポリエステル・ウレタンフォーム、脚部:ナイロン、キャスター:ナイロン |
通気性の高いフルメッシュ素材の背もたれを採用し、季節を問わず爽やかさを感じられるオフィスチェアです。弾力性があるウレタン製の座面により体を支え、ランバーサポートとウェービングベルトのあるカーブした背もたれが背骨にフィットします。
MERRYFAIR DELPHI 2/メリーフェアー デルフィ 高機能オフィスチェア
サイズ | 幅600(脚700)×奥行700×高さ940~1020mm 座面高390~470mm |
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素材 | 張地/ポリエステル 脚/アルミダイキャスト キャスター/ナイロン |
ヘッドレストをなくす一方でひじ掛けを採用し、作業中に腕の負担を軽減できます。シンクロロッキング機能により、体重が移動しても腿裏への負荷集中を防止します。ロッキングの強弱調整や、背もたれの角度を8段階に調節する機能も備えています。腰へのフィット感を重視した機能性に加え、デザインにもこだわりがあるオフィスチェアです。4色のカラーバリエーションとモダンさは、多くのオフィス環境に適しています。
まとめ
オフィスチェアの座面高はデスクワークするうえで非常に重要です。誤った座面高のオフィスチェアを使い続けると、体に悪影響が及び、作業効率が低下してしまう恐れもあります。小柄な方は、座面高が低めのオフィスチェアを選んで自分の体格に合った作業環境を揃えるのが大切です。
その際は、高機能オフィスチェアを選ぶのもポイントのひとつ。高機能オフィスチェアは座面高を低めにできる調節機能以外に、背骨に沿うS字カーブの背もたれや、硬さが異なるクッション全身をサポートしてくれるなど幅広い効果を期待できます。おしゃれなデザインならオフィスに馴染むため、働く女性にも必須のアイテムです。
実際に座りたい方はこちらから。専門スタッフに相談もできます!