リフレッシュルームとは? 導入すべき理由・メリットと設置方法
社員の生産性やモチベーションを上げるためにはさまざまな方法があります。
なかでも、近年注目を集めている方法がオフィスに「リフレッシュルーム」を設ける工夫です。
リフレッシュルームには多くのメリットがあり、数多くの企業がリフレッシュルームの導入を行っています。
なぜ今、リフレッシュルームに注目が集まっているのでしょうか。
今回は、リフレッシュルームの概要から、導入するメリット・リフレッシュルームの導入事例・設置の際のポイントまで紹介します。
▼このコラムを読んでもらいたい方
- ・社員満足度を向上したい方
- ・社員の生産性をアップさせたい方
- ・リフレッシュルームとはなにか気になる方
▼このコラムを読んで得られる情報
- ・リフレッシュルームとはなにか
- ・リフレッシュルームのメリットや事例
- ・リフレッシュルームを導入するポイント
1.リフレッシュルームとは?
リフレッシュルームとは、「主に社員がリフレッシュするために使用する多目的スペース」です。
単なる「休憩室」とは異なり、より多目的に利用できる点がリフレッシュルームの魅力といえます。
以下は、リフレッシュルームの使用例と期待できるメリットです。
〇コミュニケーションスペース
- 部署やチームが異なる人とコミュニケーションを取れる
- オフィス内では話しづらい人とも、気軽に会話ができる
- 部下の悩みや不安を気軽に聞く場として使える
〇ミーティングルーム
- 軽い打ち合わせや少人数での相談などに最適
- 会議室より気軽でリラックスできるため、活発なアイデアが生まれやすい
- 採用時の面接の場として利用できる
〇多目的スペース
- 仮眠を取るなど、昼休みだけでなく仕事中のリフレッシュにも便利
- 社内研修を行う場としても使用できる
- ちょっとしたパーティーや歓迎会を行うことも可能
2.リフレッシュルームが注目される理由|導入するメリット
リフレッシュルームの導入には一定のコストがかかりますが、それ以上にさまざまなメリットがあります。
リフレッシュルームの導入により社員の満足度や生産性が上がる効果が期待できるため、長期的に考えれば会社の利益にも繋がるでしょう。
以下では、リフレッシュルームの導入によるメリットを解説します。
2-1.社員の満足度が向上する
会社の生産性に直結する大きなメリットのひとつが「社員の満足度の向上」です。
1日の大半を過ごすオフィスで自席に座ったまま仕事をしていれば、疲れだけでなく知らず知らずのうちにストレスもたまります。
仕事で少し疲れた時に、おしゃれなリフレッシュルームがあれば「質の高い息抜き」が可能です。
リフレッシュルームを導入すれば仕事のオン・オフを効率的に切り替えられるため、休憩後の仕事により集中できるのもメリットです。
リフレッシュルームにドリンク設備などを設置すれば、更なる福利厚生にも繋がります。
また、社内に居心地のよい空間があると社員の満足度も高まり、離職率が低下する効果も期待できるでしょう。
優秀な人材の流出を防ぐことで採用コストも抑えられるため、長期的なビジネスの成功に繋がります。
2-2.社員同士のコミュニケーションが活性化する
社員同士がラフにコミュニケーションを取れる場所として、リフレッシュルームは非常に効果的です。 部署内の飲み会などが減った背景から、気軽にコミュニケーションを取れる機会も少なくなったため、リフレッシュルームの導入を考える企業は少なくありません。
執務室ではなかなか話せない内容も、リフレッシュルームであれば気軽に話せるため、よりよい人間関係の構築に繋がります。
良好な人間関係を築ければ、より高いチームワークで業務を行えるでしょう。
また、同じ部署以外の人と会話をする機会が生まれる点もメリットのひとつです。
2-3.創造力が高まり新しいアイデアが生まれる
クリエイティブな仕事をしている人にとって、新しいアイデアを出すためには環境を変えてリラックスする時間も大切です。
おしゃれなリフレッシュルームで一息つけると、凝り固まった頭がほぐれ、新たな発想が生まれる可能性が高まります。
また、リフレッシュルームの利用用途は休憩や気分転換だけではありません。
ノートパソコンや資料などを持ち込めば、オフィスデスクとは異なる環境で仕事ができます。
普段とは異なるおしゃれなリフレッシュルームで仕事をすれば、モチベーションも上がり、作業効率も自然とアップするのは大きなメリットです。
2-4.勤務環境が整っているとアピールできる
リフレッシュルームを導入すれば、社内だけでなく社外にもアピールができるメリットがあります。
たとえば、顧客との打ち合わせの際にセンスのよいリフレッシュルームを利用すれば、お客様に好印象を与えられます。
また、堅苦しくない雰囲気のなかでコミュニケーションを図れるため、ビジネスの会話もより弾むでしょう。
現在は、会社を選ぶ際に「オフィス環境」も重要視される時代です。
給与などの待遇がどれほど優れていても、オフィス環境が悪ければ求職者にとって魅力的に映りません。
優秀な人材を獲得するために、オフィスの環境面に力を入れる企業が増えています。
オフィスの内装をおしゃれにしたり、フリーアドレスデスク方式などの新しいシステムを導入したりと、企業によってオフィス環境の整備方法はさまざまです。
リフレッシュルームの導入で「おしゃれな社内環境」をアピールできるため、採用活動に力を入れている企業は、ぜひ検討するとよいでしょう。
3.リフレッシュルームの導入事例
各企業がさまざまな工夫を凝らして、社員や来客者にとって魅力的なリフレッシュルームを導入しています。
以下は、人気の高いリフレッシュルームの導入事例です。
〇カフェ風のリフレッシュルーム
- 北欧風・アンティーク風のおしゃれな家具があるスペース
- 床・ベンチソファ・壁・テーブルなどを木で統一したスペース
- 芝生のようなふわふわした緑の床と、柔らかいクッションを複数置いたスペース
〇仮眠できるリフレッシュルーム
- 畳敷きの個室に椅子に枕・ブランケットなどが常備されているスペース
- 最新のマッサージチェアなどのリラクゼーション設備が設置されているスペース
- 寝転がれる大きなクッションが置いてあるスペース
〇遊び心のあるリフレッシュルーム
- トレーニング機器や卓球台・ボードゲームなどの遊具があるスペース
- 日替わりで変わるお菓子が置いてあるスペース
- 本・漫画・雑誌があり、自由に読むことができるスペース
オフィスコムでおしゃれなオフィスの事例を見る
4.リフレッシュルームを設置する際のポイント
リフレッシュルームのメリットを最大限に活かすために、リフレッシュルームを設置する際は、以下のポイントを意識しましょう。
〇社員が通りやすいところに作る
執務室の隅に設置した場合、デスクの位置によってはリフレッシュルームが遠くなります。
「行くだけで時間がかかる」「わざわざ行くことが面倒」などの理由で利用されない恐れもあるため、設置場所には注意が必要です。
人の行き来が多い「執務室の中心」や「出入り口近く」に設置しましょう。
〇執務室とは異なるオフィス家具を入れる
執務室の家具とは異なるリラックスできる色合いのオフィス家具を選ぶのもポイントのひとつです。
多くの企業では、木目調・落ち着いた優しい色合い・ポップなビタミンカラーなどを使ってリフレッシュルームをデザインしています。
また、執務エリアとリフレッシュエリアで、雰囲気を大きく変えるのも重要です。
雰囲気が異なるとリフレッシュルームの「特別感」が創出され、社内の利用者もより増えるでしょう。
4-1.リフレッシュルーム用のオフィス家具は「オフィスコム」
リフレッシュルーム用のオフィス家具の購入には、リフレッシュルームに適したデザイン性の高いオフィス家具を取り揃える「オフィスコム」がおすすめです。
20万点以上の豊富な家具から選べるため、リフレッシュルームのイメージに合ったオフィス家具を見つけられます。
また、店頭に行かなくても、電話やWebで申し込みや無料の見積もりが簡単にできる点も魅力です。
リフレッシュルームのイメージが付いた時点で、ぜひ導入したい家具をオフィスコムで調べてみてください。
まとめ
リフレッシュルームを導入すれば、社員間のコミュニケーションが増えたり、社外におしゃれなオフィス環境をアピールしたりできるメリットがあります。
多くの企業は、カフェのような雰囲気や、遊び心のあるスペースを意識してリフレッシュルームをデザインしているため、ぜひ参考にしてください。
リフレッシュルームを導入する際は、執務室の中心など社員がよく通る場所に設置し、執務スペースとはまったく異なる雰囲気や色合いにしましょう。
「オフィスコム」では、リフレッシュルーム導入に最適な家具が揃っているため、ぜひ利用してみてください。
オフィスコムを見てみる