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ホワイトボードの価格はいくら?|相場から上手な活用法まで

職場や塾、家庭など、あらゆる場面で情報共有に役立つのがホワイトボードです。そんなホワイトボード選びで気になるのが価格面ですが、実はサイズの大きさだけが価格に比例しているとは限りません。

ホワイトボードは種類が豊富で、両面タイプもあれば片面タイプもあります。その他の機能性も含め、商品価格がいくらになるか影響します。

この記事では、ホワイトボードの価格がいくらになるのか、価格相場を決めるポイントについて、3つの要素を解説します。おすすめのホワイトボード活用法も紹介しますので、あわせてご参照ください。

▼このコラムを読んでもらいたい方

  • ・ホワイトボードの価格相場がいくらなのか気になる方
  • ・ホワイトボードの価格がどのように変動するのか知りたい方

▼このコラムを読んで得られる情報

  • ・ホワイトボードの価格を決める3つの要素
  • ・ホワイトボードの価格相場
  • ・素材別!ホワイトボードの特徴

1.ホワイトボードの価格がいくらかを決めるポイントとは?

ホワイトボードは、机上サイズのタイプなら数百円、キャスター付きの大型サイズともなれば数万円前後の価格で購入できます。また、サイズや付属品の有無だけではなく、両面・片面の違いや使用されている素材など、さまざまな要素で価格は変化します。

ホワイトボードの価格がいくらかを決める要素のうち、代表的な3点は「サイズ」「素材」「機能性」です。ここではそれぞれの特徴に加え、ホワイトボード選びの参考になるよう、各種のメリットについても触れています。

1-1.サイズ

ホワイトボードのサイズ

一般的に、大型サイズのホワイトボードほど価格が高くなる傾向にあります。

ホワイトボードは、ノートと同等サイズの小さなモデルから、壁一面を覆うほどの大きなタイプまで販売されています。価格を決める第一の要素は、サイズの違いです。

机上サイズのホワイトボードと、会議で利用されるような大型サイズは、使用されている材料の量や求められる耐久性が異なります。必然的に耐久性を上げるためのフレームや、使用しやすくするためのフック・台座の取り付け、コーティングなど、サイズの変化によってこまかな製作工程も変化するのがポイントです。

サイズの違いによる使用材料の変化、求められる耐久性を実現するための工程が、ホワイトボードの価格に影響しています。

1-2.素材

一見するとどれも同じような素材を使用しているかのように見えるホワイトボードですが、ホーロー製とスチール製の2種類があります。

  • ・ホーロー製…耐久性が高いが重く、価格も高い
  • ・スチール製…軽量で価格が安いが、耐久性が劣る

大まかに解説すると、ホーロー製のホワイトボードは価格がいくらか高くなる違いがあります。ホーロー製は使用面にガラスを高温で吹き付ける特殊な「ホーロー加工」をしているため、コストの関係で割高となってしまうのが違いです。

ホーロー製のホワイトボードは表面のキズに強い特徴があるため、文字を頻繁に書いたり消したりするセミナー会場などには、ホーロー製のホワイトボードがおすすめです。一般的なオフィスでの利用程度であれば、安価で移動もしやすいスチール製で十分でしょう。

1-3.機能性

ホワイトボードは、家庭でもおなじみの壁掛けタイプのほか、キャスター付きやシートで壁に直接貼れる軽量タイプもあります。近年は、デジタルペンを使って書くことで、板書した内容を瞬時にデータ化できる高機能なホワイトボードも話題を呼びました。

  • ・キャスター付き…T字脚で倒れにくくL字型よりも価格が安い
  • ・L字型…L字脚で、キャスター付きよりも丈夫な造り
  • ・暗線入り…加工の事情で価格が高くなりやすい
  • ・各種予定表付き…後付けできるため、暗線よりは安価

オフィスで活躍するホワイトボードは、上記の4タイプが主流です。キャスターや脚付きタイプはT字脚でしっかりと垂直に立つ構造で、表と裏どちらから押しても倒れにくい特徴をもちます。L字型は片方に出た脚のみで支えられるよう、丈夫な造りのため、ホワイトボードの購入価格も高くなる傾向にあります。

暗線入りタイプは表面のホーロー加工前に板面へ暗線を入れる工程を挟むため価格も高価です。一方、カレンダーなどのマーカー付き各種予定表に用いられる罫引は塗料で後付けできるため、暗線に比べると低コストで購入できます。

2.ホワイトボードの価格相場

実際に販売されているホワイトボードの価格帯を参考に、キャスター付きタイプと壁掛けタイプをそれぞれ表にまとめました。以下のとおり素材や構造によって数倍の価格差が出る可能性もあります。

足付き 壁掛け
無地 【両面】10,000円~(キャスター)
【片面】10,000円~(L字)
【スチール】1,000円~
【ホーロー】5,000円~
暗線入り 【両面】50,000円~
【片面】20,000円~
【スチール】3,000円~
【ホーロー】5,000円~
予定表付き 【両面】30,000円~
【片面】20,000円~
【スチール】1,000円~
【ホーロー】8,000円~

上記の表は、すべて同一もしくは近いサイズ(幅1200mm×高さ900mm程度)のホワイトボードをもとに、オフィスコム内の販売価格を比較しています。

無地スタンダードタイプでは、足付き・壁掛けの構造的な差よりも、素材(スチール製・ホーロー製)の違いによる価格差が大きくなりました。

暗線入りタイプは、ホーロー加工済みのホワイトボードが多くなっています。また、多くの業者で「片面無地・片面暗線入り」のみが取り扱われており、両面に暗線が入っているホワイトボードはあまり見かけられません。

日付や進行表など、黒い塗料で予定表の罫線が書かれている予定表付きタイプは、両面・片面とスチール製・ホーロー製それぞれで価格に大きな差があります。

低価格なモデルを選びがちですが、機能と用途をしっかり比較し、目的に合ったホワイトボードを選びましょう。

3.ホワイトボードを活用して生産性をアップさせよう!

ホワイトボードを活用して生産性をアップさせよう!

文字を何度でも書いたり消したりできるホワイトボードは、PCでタイピングをする場合とは異なり、自由に図や文字を残し、さらにコメントや訂正を加える機能性が特徴です。そのため、議論の道具としてだけではなく、情報の整理や共有にも役立ちます。

  • ・会議を効率よく進められる
  • ・情報共有で会社全体に一体感が生まれる
  • ・情報の『見える化』で残業削減につながる

上記のように、スマートな情報共有と効率的に会議を進められる機能性が、ホワイトボードのメリットとしてあげられます。PCのメール画面や書類と異なり、24時間いつでも室内に大きく共有事項を掲示できるホワイトボードは、短時間で多くの社員と情報共有が可能です。

文字や図を書きながら情報の整理と共有ができるため、会議を効率よく進められます。また、個人でコピーした書類を見てもらうよりも、ホワイトボードに注目してもらうほうが、同じ方向を全員で見る効果とともに一体感が生まれるのもポイントです。

ホワイトボードにペンで文字や図を書き、伝えたい内容をリアルタイムで『見える化』すれば、会議以外の場でも大きなメリットをもたらすでしょう。

社内の各地にホワイトボードを設置すると、社員同士で簡単なオフィスミーティングを行う際、自席まで筆記用具を取りに戻る必要なく説明ができます。手近なところに情報を見える化できるツールを置けば、タイムロスを防ぎ、余計な残業のカットを実現できるといえるでしょう。

生産性のアップには、正確な情報とモチベーションの共有が必要不可欠です。誤解したままの情報や誤った共有は、生産性を落とす要因になりかねません。手軽に書き消しのできるホワイトボードで、情報共有から理解度アップ、ひいては生産性アップを目指しましょう。

まとめ

オフィス家具の定番であるホワイトボードは価格相場がいくらなのか気になっている方へ向けて、サイズや素材、機能性といった3つの重視すべきポイントをご紹介しました。

一見すると同じような素材で作られているようなホワイトボードも、実際は異なる素材を利用しているため、価格や特徴に大きな違いがあります。また、付随する機能性の違いも価格に影響を与えるため要チェックです。

素材やタイプ選びを工夫すれば、想定よりも安い予算でホワイトボードを導入することも可能です。今回ご紹介した価格が変化する要素と、価格相場を参考に、用途に合ったホワイトボードを選んでください。

オフィスの新設などでホワイトボードをお探しの場合は「オフィスコム」をご利用ください。弊社ではさまざまなオフィス家具を取り揃えており、ホワイトボードを始めとした業務効率化に役立つツールを多数取り扱っております。

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