web会議や集中ブースにおすすめの個室ブースはどれ?導入目的や用途に合わせた選び方も解説!
近年ではweb会議が普及しており、さまざまな場所で打ち合わせができるよう個室ブースを導入している企業も少なくありません。駅構内にも打ち合わせ用の個室ブースが登場するなど、web会議と個室ブースの相性は抜群だと言えるでしょう。
そんなweb会議向けの個室ブースにはさまざまな種類があり、タイプに応じて防音性などが異なるのも事実です。
この記事では、web会議に対応できる個室ブースとはなにか、解決できる課題や選び方、メリットについて解説します。おすすめの個室ブースについても紹介しますので、あわせてご参照ください。
- 目次
- 1.web会議に対応できる個室ブースとはなに?
- 2.web会議やワークスペースとして個室ブースを設置すれば解決できる問題
- 3.オフィスに設置する個室ブースの種類
- 4.web会議に使える個室ブースにはレンタルやサブスクもある
- 5.防音性に注目!web会議にも最適な個室ブースの選び方
- 6.安い個室ブースはある?機能性やコスパに優れた個室ブースや集中ブースを紹介
- まとめ
1.web会議に対応できる個室ブースとはなに?
web会議に対応できる個室ブースとは、防音性に長けた集中ブースです。周囲の音はもちろん、内側の音も外に漏れにくいため、大切な打ち合わせなども快適に行いやすくなります。
近年では、ノートパソコンなど1つでweb会議ができるようになった結果、打ち合わせに集中できる「個室ブース」が人気を集めています。オフィス内にweb会議向けの個室ブースを用意する企業や、駅構内やショッピングセンターに個室ブースが用意されているなど、その人気は計り知れません。
2.web会議やワークスペースとして個室ブースを設置すれば解決できる問題
web会議やワークスペース用としてオフィス内に個室ブースを用意すれば、さまざまな課題を解決しやすくなります。個室ブースを導入する代表的なメリットは以下のとおりです。
- 防音効果でweb会議時の騒音問題を解決しやすい
- 狭いオフィスでも会議室を増設できる
- 一人用の集中ブースとしても使える
ここでは、個室ブースをweb会議向けやワークスペースとして導入するメリットをご紹介します。
2-1.防音効果でweb会議時の騒音問題を解決しやすい
個室ブースを導入すれば、防音効果によってweb会議の騒音問題を解決しやすいのが大きなメリットです。個室ブースには防音機能に秀でたモデルも登場しており、なかには防音室クラスの遮音性を誇る製品もあります。
そのため、個室ブースに入ってweb会議をすれば、ノイズが入らず双方が快適に打ち合わせしやすいのがメリットです。クライアントなどに迷惑をかけにくいほか、打ち合わせ内容が外部に漏れづらくなるため、一定のセキュリティも確保できるメリットがあります。
また、騒音問題が解消されると打ち合わせに集中しやすいため、よりクリエイティブな提案がしやすいのもメリットのひとつ。クライアントとの打ち合わせが多い職種では、個室ブースがweb会議で大きな相乗効果を発揮してくれます。
2-2.狭いオフィスでも会議室を増設できる
個室ブースをweb会議用として用意すれば、狭いオフィスでも会議室を増設できるのがメリットです。ミーティングルームなどを作るのも魅力的ですが、物理的にスペースを取ってしまった結果、オフィス内に限られた数しか作れない事例も少なくありません。
その結果、打ち合わせの予定がブッキングしないように気をつける必要があるなど、web会議を行う場所がなくなってしまいます。
個室ブースをweb会議用に準備すれば、従来のミーティングスペースをそのまま複数同時進行できる会議室に転用できるため、生産性を大きく向上させられるのがメリットです。
2-3.一人用の集中ブースとしても使える
個室ブースを用意すれば、一人用の集中ブースとして使えるのもメリットです。web会議がないときは、個室ブースが防音室代わりとなり、自分の業務に集中する空間として利用できます。周囲のノイズがなくなるため気が散りにくいほか、一人用の空間として集中できるのもメリットです。
web会議向けの個室ブースは防音性に長けているため、ノイズをカットできるのは大きな魅力のひとつ。クリエイティブな業務に注力したいタイミングなど、web会議から集中スペースまで幅広い作業を行うのに適しています。
3.オフィスに設置する個室ブースの種類
近年ではweb会議用に個室ブースを用意するオフィスも多数登場しています。オフィスに設置する個室ブースにはいくつかの種類があり、防音性などそれぞれ機能面に違いがある点に注意が必要です。
オフィスに設置する個室ブースの代表的な種類は以下のとおりです。
- クローズ型
- セミクローズ型
- オープン型
ここでは、オフィスに設置するブースの種類をご紹介します。
3-1.クローズ型
クローズ型の個室ブースは、長方体で床、壁、天井のすべてが覆われているブースです。遮音材や吸音材をふんだんに用いた個室ブースが多く、防音性に非常に優れている特長を持ちます。
また、完全に個室状態になるため、換気や照明機能がついているのも特徴です。1人の作業部屋として、周囲のノイズなども気にならずに集中しやすいメリットがあります。工事をせずに組み立てられるタイプも多いため、導入自体はスムーズに行なえるのも魅力です。
一方で、価格も非常に高価になり、フルクローズ型の導入には手間がかかってしまう可能性も。機能性はもっとも優れている一方で、コストも非常に高い点や、消防法への対応が求められる点がネックとなります。
クローズ型個室ブースの主な用途
- web会議向け
- 大切な商談
- 優れたセキュアが求められる打ち合わせ
3-2.セミクローズ型
セミクローズ型の個室ブースは、天井部分がオープンになっている長方体の個室ブースです。周りを壁で囲われているため直接的な騒音被害を受けにくいものの、上部が開いていることから一定の音が漏れてしまいます。
フルクローズ型に比べると、完全に囲われている訳ではないため、消防法に違反しにくいのがメリットです。そのため、幅広いオフィスで導入しやすいメリットがあります。
セミクローズ型個室ブースの主な用途
- web会議
- 簡単な打ち合わせ
3-3.オープン型
オープン型の個室ブースは、簡単なweb会議におすすめの個室ブースです。周囲をパーテーションで区切った簡単なモデルが多く、一面がオープン状態のため防音性などはあまり期待できません。
個室感は薄れるものの、周囲の視線をカットしやすいため作業に集中しやすいのがメリットです。ただし、打ち合わせの音声などはどうしても漏れてしまうため、ヘッドセットの導入はもちろん、大切なweb会議にはあまり利用が向いていない個室ブースと言えます。
オープン型個室ブースの主な用途
- 簡単なミーティング
- フリーアドレスデスクとしての利用
4.web会議に使える個室ブースにはレンタルやサブスクもある
近年、web会議向けに個室ブースの人気が高まった結果、防音性に優れた個室ブースをレンタル・サブスクできるサービスも多数登場しています。サービスによっては、長期のレンタル使用で購入費が最終的に安くなるなど、導入にかかる一時的なコストを低減できるのがメリットです。
ただし、初期費用は抑えられるものの、結果としてランニングコストが高くついてしまう点は否めません。長期使用した結果、web会議用に個室ブースを購入するよりも高いコストを支払ってしまう事例があるのも事実です。
そのため、web会議に使えるクローズ型個室ブースを、長期に渡ってオフィス内に設置することを想定されている場合は、買い切り型の個室ブースがおすすめです。導入前に個室ブースの使用感を試したいなど、社員の反応が気になる場合にレンタル・サブスクサービスを利用してみるのをおすすめします。
しかし、レンタル・サブスクサービスは導入前後に大きな手間がかかるほか、万が一合わなければ返送手続きなど大変な思いをしてしまうのも事実です。
そこで、完成された環境を即日お試しいただける「ショールーム」の利用をおすすめします。オフィスコムでは多種多様なオフィス家具を試用できるショールームを提供しており、個室ブースの使用感を含めたオフィス家具の魅力をご体感いただけます。
特に、市ヶ谷本社のショールームでは個室ブースを実際に比較体験していただけるほか、担当の営業者が直接ご案内するため、気になった点などもスムーズに解消できるよう尽力いたします。
興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にオフィスコムのショールームまでお問い合わせください。
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5.防音性に注目!web会議にも最適な個室ブースの選び方
web会議用に個室ブースを導入するときは、防音性や個室ブースの選び方についてしっかりチェックしましょう。個室ブースによっては使われている素材が異なり、期待していた防音性が確保されていない可能性もあります。
web会議に最適な個室ブースの選び方は以下のとおりです。
- 一人用やミーティング用など人数と大きさで選ぶ
- 遮音や防音効果の高さで選ぶ
- 個室ブースに使用されている素材で選ぶ
- 建築基準法や消防法のリスクを考えて選ぶ
ここでは、web会議に最適な個室ブースの選び方について解説します。
5-1.一人用やミーティング用など人数と大きさで選ぶ
web会議用の個室ブースと一口に言っても、なかには集中ブースとして2~4人まで同時に利用できるブースも登場しています。ミーティング用などを踏まえて個室ブースを導入するときは、一人用だけでなく、そのほかの人数を踏まえた大きさで選ぶのもポイントです。
現在人気のweb会議向け個室ブースはほとんどが一人向けモデルです。しかし、部署内で個人面談をしたり、簡単な打ち合わせをしたりするニーズを満たすため、2~4人まで同時に利用できるブースを導入する企業も増えつつあります。
また、2人用個室ブースはweb会議に必要な資料などをデスク上にまとめやすく、プレゼンテーションを効率的に行いやすいのもメリットのひとつ。そのため、普段の作業環境に合わせて紙資料の取り扱いが多いかどうかでサイズ感を選ぶのも選択肢として挙げられます。
5-2.遮音や防音効果の高さで選ぶ
個室ブースをweb会議用に導入するときは、遮音性や防音効果の高さで選ぶのがベストです。基本的に、多くの防音性個室ブースでは通常の話し声が外部に漏れなくなっており、web会議に集中しやすいメリットがあります。
しかし、なかには防音性に気を配っていない個室ブースがあるのも事実です。音が漏れてしまっては個室ブースを導入するメリットが薄れてしまうため、低減できるデシベル数をチェックしたり、実際に実物を試してみたりするのをおすすめします。
一般的に、騒がしいオフィス環境は70デシベルほど。一方で静音だと感じる環境は20~30デシベルとされているため、遮音性能が40デシベル確保された個室ブースなら、確かな防音性能を期待できます。
5-3.個室ブースに使用されている素材で選ぶ
個室ブースを選ぶときは、使用されている素材をチェックするのもポイントです。個室ブースの色合いが既存のオフィス環境とミスマッチだと、異質な雰囲気になってしまうのは避けられません。
また、個室ブース内にも椅子やデスクがついているため、それらを含めて素材や色調などをチェックすることが大切です。また、web会議だけでなく集中ブースとして個室ブースを利用するときは、長時間腰掛けていても疲労感が溜まりにくい椅子や机かどうか下調べするのをおすすめします。
自社のオフィス環境に導入したとき、違和感なく馴染みそうなデザインかも含めて確認しておきましょう。
5-4.建築基準法や消防法のリスクを考えて選ぶ
web会議用に防音性に長けた個室ブースを導入するときは、建築基準法や消防法についてもチェックする必要があります。特に、フルクローズ型の個室は居室の中に居室を作る形になるため、素材や構造は建築基準法を満たしていなければなりません。
また、オフィスの階層によってはスプリンクラーを始めとした自動消火装置の設備が求められる可能性も。個室ブースを導入するときは、自社のオフィス環境に合わせて、建築基準法や消防法に違反していないモデルを選択する必要があります。
6.安い個室ブースはある?機能性やコスパに優れた個室ブースや集中ブースを紹介
web会議を始めとして人気を集めている個室ブースは、防音室として一般宅で導入している人もまれに見かけられます。そのような人気の高まりから、近年では安い価格で導入できる個室ブースなど、コスパに優れたモデルも登場しています。
ここでは、多種多様なオフィス家具を取り揃えているオフィスコムより、人気を集めている個室ブース・集中ブースをまとめてご紹介します。
6-1.クローズ型:コストパフォーマンスに優れた高性能の個室ブース「Priws プリウス 個室ブース」
クローズ型:コストパフォーマンスに優れた高性能の個室ブース「Priws プリウス 個室ブース」
標準サイズ | W1,000×D1,200×H2,080 |
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完全クローズド型の個室ブース「Priws プリウス 個室ブース」は、1人~4人用の集中ブースやweb会議にもぴったりの個室ブースです。木目調によるおしゃれなデザイン性に加えて機能性も充実しており、ワイヤレス充電器も内部に搭載しています。
加えて、オプションにより煙感知器やコンセント、換気扇など消防法に準拠したデザインも搭載。
ほかにも、4人用の打ち合わせに対応した「Priws QUATTRO(プリウス クアトロ)」は、座り心地を重視して通常の椅子からソファに置き換えて装備しています。高級感のある見た目はさまざまなオフィスと調和するデザインに仕上がっているのが魅力です。
カラーバリエーションは「ブラック&オーク」「ブラック&ホワイト」「ブラック&チェリー」などをご用意しております。
本製品は設置から導入までプロがトータルサポートする商品ですので、お気軽にお問い合わせください。
6-2.セミクローズ型:オーラルソニックの調音効果で小声でもクリアに聞こえる「CONBOX 個室ブース シッティングタイプ DG-OS-CBX-LO」
セミクローズ型:オーラルソニックの調音効果で小声でもクリアに聞こえる「CONBOX 個室ブース シッティングタイプ DG-OS-CBX-LO」
サイズ | 外寸 / 幅1000×奥行1285×高さ1900mm 天板 / 幅940×奥行300~600×厚さ30mm |
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材質 | 本体 / 木製、布地張り、調音材 天板 / メラミン化粧板 |
オーラルソニックの調音効果で小声でもクリアに聞こえる「CONBOX 個室ブース シッティングタイプ DG-OS-CBX-LO」は、幅広いオフィスシーンに役立つ個室ブースです。小声でも声が届きやすいオーラルソニックの調音効果により、小声でもweb会議を行いやすくなっています。
天井や付帯装備もないため、組み立てが容易に済むのも魅力です。張り地カラーも6色をご用意しており、オフィス空間の色合いに合わせてカラーリングをチョイスしやすくなっています。また、上部は開放のセミクローズ型のため、防災設備は搭載しないままご利用いただけるのも魅力です。
6-3.オープン型:オープンタイプで開放感がありながらも高い吸音性能を発揮「REMUTE リミュート オフィスブースハニカム RIS-0009」
オープン型:オープンタイプで開放感がありながらも高い吸音性能を発揮「REMUTE リミュート オフィスブースハニカム RIS-0009」
サイズ | 外寸 / 幅1264×奥行1005×高さ1883mm 内寸 / 幅1194×奥行959×高さ1873mm 天板 / 幅1030×奥行500mm 天板高さ / 720mm |
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材質 | 吸音ボード / PP、ポリエステル 不織布 / PET L字アングル / アルミニウム 金具・ネジ・六角レンチ / スチール 天板 / メラミン化粧板、PP ウェルナット / クロロプレンゴム、銅合金 |
吸音性能に優れた壁を採用しているオープンタイプの「REMUTE リミュート オフィスブースハニカム RIS-0009」は、ちょっとした集中ブースとしても使える個室ブースです。周囲の音や内部の音を遮断するように吸音材がふんだんに活用されており、静かで仕事に集中しやすくなります。
また、広いテーブル付きモデルのため、パソコンと書類を広げてもゆったりと仕事を行えます。加えて、電源タップも付帯しており、デスクライトやノートパソコン本体の電源も取れる機能も搭載。六角レンチで簡単に組み立てられるため、施工業者も不要なお手軽さが魅力です。
まとめ
近年ではさまざまな場所で個室ブースの導入が進められており、快適なweb会議ができるようになりました。防音性に長けたクローズ型個室ブースは1人用の集中ブースとしても応用でき、会議室の省スペース化や業務効率化にも役立ちます。
そんな個室ブースには3つの種類があり、特に防音性に優れたクローズ型には消防法等に対応しなければならないなどいくつかの課題があるのも事実です。
自社に個室ブースの導入を考えているものの、「建築基準法や消防法があまり分からない」とお考えの方は、ぜひお気軽にオフィスコムまでご相談ください。クローズ型個室ブースを始めとしてさまざまなオフィス家具を取り揃えているオフィスコムでは、導入前後のサポートも実施しております。
また、「個室ブースや防音室の使用感を試してみたい」といった方へ向けて、実際の使用感を味わえるショールームもご利用いただけます。東京本社・市ヶ谷ライブショールームなら異なる個室ブースを実際に試したうえで検討できるため、興味をお持ちいただけましたらぜひお気軽にお問い合わせください。
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