テレワークに必要なデスクの選び方|自分に合った環境作り!
テレワークや在宅勤務を始める方にとって、デスク選びは悩みの一つです。自分に合った作業環境は、仕事の集中力・生産性の向上に繋がります。しかし、実際にデスクを購入するとなると、種類の多さや値段の違いから、どの商品を買えばいいのか迷ってしまう方もいることでしょう。
そこで今回は、テレワーク用デスクの種類と選び方のポイントについて解説します。
また、各種デスクにおける特徴や、各ポイントの判断基準についても紹介しています。作業用デスクの購入を検討している方は、参考にしてください。
1.デスクの種類はどれぐらいある?
テレワークに用いられるデスクは、いくつかの種類に分類することができます。ここでは、市販されている一般的なデスクの特徴や長所について、種類ごとに解説します。
●平机
天板と脚のみで作られたシンプルなデスクです。リビングの片隅に置いても部屋に馴染みやすく、雰囲気を損なうことがありません。
横幅が90cm未満のスタンダードタイプから、100cm以上のワイドタイプまで、さまざまなモデルが販売されています。
●L字型デスク
L字型に作られているため、部屋の角を有効活用することができます。
また平机に比べて面積が広く、本やプリンターなどを手の届く範囲に設置することができます。そのため、立ち上がる回数が減り、作業効率の向上に繋がります。
●ローデスク
床に直接座り使用するタイプの作業デスクです。
高さがないため、部屋に設置した際の圧迫感がありません。チェアを使用しないローデスクは、畳を傷つける心配がなく和室でも利用できます。
収納は天板下の引き出しタイプから、横に併設しているタイプまでさまざまです。
●ラック付きデスク
「パソコンラック」とも呼ばれるタイプのデスクです。
プリンターやケーブル類など、周辺機器もまとめて収納できるメリットがありPCユーザーに適しています。
コンパクトサイズのモデルが多く、最低限のスペースに設置できる点も特徴の一つです。
●ユニットデスク
デスク・収納スペース・本棚など、部屋の広さや用途に合わせて組み替えることができる、増設タイプのデスクです。平机と比べて、販売価格は高い傾向にあります。
ユニットデスクは、機能性とレイアウトの自由度が最大の特徴です。
●折りたたみデスク
折りたたみタイプの便利なデスクです。
収納時はコンパクトで、置き場所にも困りません。また、手軽に持ち運べるため、ワークスタイルや気分に合わせて作業場所を変えることができます。
2.テレワークに必要なデスクの選び方とは?
テレワークや在宅勤務を行う際には、さまざまな種類があるデスクの中から、自分に合ったデスクを使用することが重要となります。
自分に合ったデスクを見つけるためには、デスクに求める条件を明確にする必要があります。
ここでは、作業用デスクを選ぶ際に重視すべきポイントについて紹介します。
2-1.安定性の高いものを選ぶ
テレワーク用デスクを選ぶうえで欠かせない要素が、作業時における安定性です。特にパソコン作業が主体の場合、キーボードを叩いたりプリンターを稼働させたりするたびに、デスクが揺れるようでは作業に集中できません。
安定性の高いデスクを見分けるポイントは以下の通りです。
- フレーム脚が太いタイプを選ぶ
- 脚部が連結パーツにより補強されているモデルを選ぶ
数あるデスクの中には、パソコン用の収納式キーボードテーブル付きのデスクもありますが、便利な反面、作業時のガタツキが気になります。購入する際は、実物を確認するか、インターネットで商品に関する口コミを調べておきましょう。
2-2.身長に合ったものを選ぶ
無理な姿勢で長時間のデスク作業をしていると、肩こりやむくみなど、体の不調に繋がる可能性があります。そのため作業用デスクは、自分の身長に合ったデスクを選ぶようにしましょう。
一般的なパソコンデスクの高さは、約700mm〜730mmとなっています。
身長が平均身長よりも高い場合は、猫背を防止するため、700mm〜730mmより高めのデスクがおすすめです。
2-3.作業部屋の広さを考慮して選ぶ
部屋の広さに合わない大きなデスクは動線の妨げとなり、ストレスの元となります。
作業用デスクを選ぶ際には、仕事の際に必要となるスペース(奥行き・横幅)を事前に確認しておきましょう。
また、部屋のスペースを気にするあまり、デスク上の作業スペースを削ってしまっては本末転倒です。ノートパソコンの場合は30〜40cm以上、デスクトップパソコンの場合はモニターやキーボードのスペースを考慮して、60〜70cm以上の奥行きがあるデスクを選びましょう。
十分なスペースが確保できない時は、上部に収納があるタイプやL字型デスクがおすすめです。
2-4.立って仕事をするか座って仕事をするかで選ぶ
立ち姿勢での仕事がメインとなる場合はスタンディング用デスクを、座ったまま仕事を行う場合は、通常タイプのデスクから選びましょう。
スタンディングデスクには、専用タイプや座位・立位に対応した併用タイプなどさまざまなモデルが販売されています。昇降タイプは手動のネジ式、ワンタッチで便利なガス圧式などがあるため、予算に応じて選びましょう。
2-5.移動式か固定式かで選ぶ
デスクを選ぶ際、安定性に優れた固定式デスクか、場所に縛られない移動式デスクか、を基準に選ぶ方法もあります。自宅にテレワーク専用スペースがなくデスクを常設できない場合は、以下の2タイプから選ぶと良いでしょう。
- キャスター付きデスク
- 折りたたみ式デスク
キャスター付きデスクは、パソコンを載せたまま移動できる点がメリットです。ただし、移動の際に落下の危険性や床を傷つける可能性があることも覚えておきましょう。
一方、折りたたみ式は持ち運びに手間がかかりますが、作業時の安定感が得られます。いずれも、床の材質や移動頻度を判断基準にすると良いでしょう。
2-6.デザインを考慮して選ぶ
機能やサイズ感が合っていても、部屋の雰囲気を損なうデザインではモチベーションが低下してしまいます。在宅ワークでは、仕事に対するモチベーションを保ち続ける必要があります。
そのため、パソコンデスクを選ぶ際は、自分好みのデザインであるデスクを選びましょう。
ブラック・ダークブラウンを基調としたスチール製モデルは、おしゃれでシックな印象を与えてくれます。インテリアとしての統一感を意識する場合は、ホワイト系か、自然な色合いの木製タイプを選ぶと良いでしょう。
2-7.天板の素材で選ぶ
天板(作業台)は使用されている素材により、外観・触り心地・耐久性などが異なります。市販のデスクに使用されている素材は以下の通りです。
●木製ボード
木材の切れ端や廃材を粉砕、接着させた材質を「パーティクルボード」と呼びます。
乾燥に強く、耐久性に優れていることが特徴です。また、さらに細かく粉砕し再成形することで防水性を付与した、「MDF」と呼ばれる材質もあります。
●強化ガラス
触り心地が滑らかで、汚れや傷に強いメリットがあります。ガラス製のため防水性も抜群です。高級感があり、圧迫感のないデザインで人気があります。
2-8.予算を考慮して選ぶ
最終的には、ここまでに説明した条件や購入予算を考慮して、購入するデスクを選びましょう。購入費用が予算をオーバーする場合は、一部条件を妥協してダウングレードする必要もでてきます。
中には、「デスク・チェア」などのセット購入で費用を抑えることができる場合もあるため、こだわりたい条件がある場合は、セット購入できるものがないか調べてみましょう。
3.テレワーク用のデスクはオフィスコムがおすすめ!
デスクやオフィスチェアなど一式を揃えるためには、高額な費用が必要となりますが、全ての方が潤沢な予算を持っているわけではありません。むしろ個人の場合は、限られた予算内で揃えたい方のほうが多いでしょう。
限られた予算の中でオフィス家具を揃える必要がある場合は、オフィスコムの利用がおすすめです。オフィスコムなら多彩なラインナップの中から、予算に応じて必要な家具を用意することができます。
また、オンライン販売に対応したデジタルカタログや、ユーザー目線に立ったサービスがあることは、信頼できるオフィス家具メーカーの証でもあります。
「テレワーク用デスクで妥協したくない」「自分だけでデスクを選ぶことが心配」と思っている方は、一度オフィスコムのサイトをチェックしてみましょう。
まとめ
今回は、テレワーク用デスクの種類や特徴の違い、選び方のポイントについて紹介しました。自分に合ったデスク選びは、集中できる環境作りの第一歩です。
ワークスタイルやスペースに合わせた選択はもちろん、デザインや天板の材質にも、ぜひこだわってみてください。さらに自宅でスタンディングデスクを導入すれば、より多くのメリットを得たうえで作業ができるでしょう。
デスク選びに迷ってしまったら、オフィスコムのサイトがおすすめです。悩みが解決して、理想の仕事環境を手に入れることができるでしょう。
テレワークの予定がある方は、ぜひ参考にしてください。