スタンディングデスクのおすすめ2選|人気モデルや選び方を解説【動画解説あり】
立って仕事をするスタンディングワークには、スタンディングデスクが欠かせません。座り続けたままの姿勢では身体に悪いとされているため、近年ではスタンディングデスクを導入するオフィスも増えています。
この記事では、オフィス家具を取り扱うオフィスコムが選んだおすすめのスタンディングデスク2選をご紹介します。スタンディングデスクの選び方やメリットについても解説しますので、あわせてご参照ください。
▼このコラムを読んでもらいたい方
- ・スタンディングデスクとは何か知らない方
- ・スタンディングワークのメリットが気になる方
- ・おすすめのスタンディングデスクを知りたい方
▼このコラムを読んで得られる情報
- ・スタンディングデスクとはなにか
- ・スタンディングデスクの選び方
- ・プロ厳選!おすすめのスタンディングデスク
1.スタンディングデスクとは?
スタンディングデスクとは、文字通り「立って作業をすること」を想定して作られたデスクです。通常のオフィスデスクに比べると机の天板が高いため、オフィスチェアに座ってスタンディングデスクは利用できません。
立ち姿勢での作業前提のスタンディングデスクですが、近年では「スタンディングワーク」に欠かせないアイテムとして注目を集めています。
1-1.スタンディングワークとは?
スタンディングワークとは、立った姿勢でデスクワークを行う働き方を指します。オフィスワークといえばオフィスチェアに座って仕事するシーンが多いものの、椅子に座り続けたままの姿勢は健康に悪いとされています。
特に、第二の心臓とも言われるふくらはぎが血行不良になりやすくなるため、「エコノミークラス症候群」による心臓病や脳梗塞を招いてしまうリスクも。
そこで、オフィスチェアに座り続けるデメリットをなくすため、近年ではスタンディングデスクを利用した働き方が注目されています。
1-2.スタンディングデスクがおすすめな理由
スタンディングデスクがおすすめされる大きな理由は、スタンディングワークによる健康を害するリスクの軽減です。オフィスチェアへ長時間腰掛けて起きる血行不良を防ぐだけでなく、姿勢の悪化による腰痛や猫背、肩こりといった症状を改善する効果が見込めます。
また、常に立ち続ける姿勢を取れば、運動不足を解消しやすいといったメリットも。
さらに、スタンディングワークは集中力を高める効果も期待できると言われています。デスクワークの効率アップを考えている人にも、スタンディングデスクはおすすめだと言えるでしょう。
2.スタンディングデスクの選び方
スタンディングデスクは、椅子に腰掛けたときの腰痛でお悩みの方にもおすすめです。しかし、自分に合ったスタンディングデスクの選び方を見極めておかないと、逆に身体が不調になってしまうかもしれません。
スタンディングデスクの選び方について、ご紹介します。
2-1.可動範囲
一口にスタンディングデスクがおすすめといっても、タイプによって可動範囲や使い勝手が異なります。
・固定式スタンディングデスク
高さが固定されているスタンディングデスクです。構造がシンプルなため耐久性が高いメリットがあります。価格が抑えられる傾向にあり、安価なスタンディングデスクを探している方におすすめです。
・卓上式スタンディングデスク
既存デスクの上に乗せるタイプのスタンディングデスクです。折りたたみ式などもあり、お手軽にスタンディングデスクを導入できるメリットがあります。比較的安価ですが、作業スペースを大きく設けられません。
・昇降式スタンディングデスク
高さを切り替えられるスタンディングデスクです。ハンドル式やガス圧、電動タイプなどの種類があり、立ったり、座ったりと気分に応じて切り替えたい方におすすめのスタンディングデスクです。
予算がある場合は昇降式スタンディングデスクがおすすめです。自分にあった高さに微調整できるほか、快適な作業環境を構築しやすいメリットがあります。
2-2.高低差が身長と合っているか
スタンディングデスクの選び方として、自身の身長と天板の高さがマッチしているかチェックしておきましょう。基本的に、自身の身長と合っていないスタンディングデスクは肩こりなどの原因となるためおすすめできません。
スタンディングデスクの高さが自分と合っているか見極めるポイントは、「腕を垂直に下ろし、手を机の天板に載せた時、内ヒジの角度が90°近くになる」点です。ヒジの角度が直角になる高さこそ理想的なスタンディングデスクの高さだと言えます。
170cmの男性だとスタンディングデスクの高さはおよそ100cmが適切だとされていますが、実際の理想的な高さは人の体型によって異なります。そのため、自分に合った適切な机の高さを測ってからスタンディングデスクを選ぶことをおすすめします。
2-3.ケーブルホルダーの有無
パソコン作業の多い方は、ケーブルホルダーなどの配線機能付きスタンディングデスクがおすすめです。オフィスデスク上のケーブルを整理できるほか、足元の配線もスッキリさせられます。
2-4.キャスターの有無
スタンディングデスクの位置を定期的に変えたい人にはキャスター付きのスタンディングデスクがおすすめです。しっかりとしたスタンディングデスクは重量が40kg近くにまで達するモデルもあるため、キャスターがないタイプは設置するときや移動する時に不便が生じてしまいます。
しかし、留め具付きのキャスターでも、スタンディングデスクが若干不安定になってしまう場合も。重いものを移動させる時だけに使える搬送用コロキャスターが商品化されているため、キャスターの有無は好みで選ぶのもポイントです。
3.昇降式スタンディングデスクを使うメリットとは
スタンディングデスクは多くの人におすすめできる商品ですが、固定式や卓上式などモデルによって使い勝手は大きく異なります。そこで、特におすすめしたいモデルが昇降式スタンディングデスクです。
昇降式のスタンディングデスクにはハンドル式やガス圧式、電動タイプなどがありますが、高さを微調整できるメリットは共通しており、さまざまなシーンでの使い勝手に優れています。昇降デスクを使うメリットについてご紹介します。
3-1.立ち・座り姿勢を切り替えやすい
昇降式スタンディングデスクがおすすめな理由のひとつに「立ったり座ったりを切り替えやすい」点があげられます。スタンディングワークは運動不足や筋力低下解消といった効果が期待できますが、ずっと立ちっぱなしでは肉体的な疲労が大きくなるため、定期的に身体を休める休息時間が大切です。
しかし、固定式のスタンディングデスクは高さを調節できないため、座って作業を継続することは難しくなってしまいます。また、卓上式のスタンディングデスクは高さを変える度に、上に乗っているノートパソコンなどの機器を移動させる手間が掛かる場合も。
一方で、昇降式スタンディングデスクは天板ごと高さを自由に変えられるため、卓上のモノを移動させる手間がかからない点がメリットです。卓上の重量に制限はあるものの、予算がある場合は利便性に優れた電動昇降式スタンディングデスクをおすすめします。
3-2.メモリ機能付きなら幅広いシーンで使いやすい
昇降式モデルのなかには、メモリ機能付きの電動昇降式スタンディングデスクが存在します。机の高さをメモリに保存しておくことができ、設定した高さまでワンタッチで昇降させられる機能性が特徴です。
スタンディングワークをしている時のベストな高さや、座って作業をしている時の適切な高さをあらかじめめメモリに記録すれば、高さを手軽に調節できます。「定期的に立ち座りを入れ替えたい」「自宅など複数人でスタンディングデスクを共有する」などのシーンでおおすすめの機能です。
4.スタンディングデスクのおすすめ2選
それでは、オフィス家具を多数扱っているオフィスコムが厳選したスタンディングデスクのおすすめモデル2選をご紹介します。
※電動昇降におけるセーフ機能は必ずしも安全性が保証されたものではありません。検知機能には限界があるため、周囲の安全性を確認した上でご利用ください。
フォリット
フォリットはガス圧式昇降スタンディングデスクを探している方におすすめです。電動式スタンディングデスクに比べるとコストを抑えられ、比較的安くスタンディングデスクを導入できます。
なめらかな無段階調節が可能になっており、ワークスタイルに合わせて高さを調節することが可能です。電源不要で好みの高さに調節できるメリットから、場所を選ばずに設置しやすいスタンディングデスクを探している方におすすめだと言えるでしょう。
トイロ
トイロは複数個のデスクを並べた利用を考えている方におすすめの電動式スタンディングデスクです。最大3つの高さを保持できるメモリ機能や、障害物を検知すると自動的に30mm戻る機能がついています。
トイロは脚部分のバンパーが少し外側を向いており、同商品を並べて利用するとデスクとデスクの間に必ずスキマが生まれるようになっています。手やモノを挟まない安全な間隔を維持できるため、同商品を複数個並べたり、パーティションを使って視野壁を作ったりする際にも安心です。
まとめ
スタンディングデスクには多くのメリットが見込めるため、さまざまな人におすすめのオフィスデスクです。下半身の血行不良による健康リスクや、腰痛や肩こりなどの問題で悩んでいる場合は、一度スタンディングワークを試してみてはいかがでしょうか?
もしスタンディングデスクの選び方でお悩みになられている場合は、性能面の比較検討をおすすめします。高機能なスタンディングデスクを導入すれば、末永く付き合えるオフィス環境を作れるため、テレワークなどで自宅オフィスの構築を考えている方はぜひ参考にしてみてください。