テレワークにスタンディングデスクの導入効果と選ぶ際のポイント
立って仕事をするための机「スタンディングデスク」が、テレワークでも好評です。理由は、省スペース性に加え、さまざまなメリットが期待されることにあります。導入効果を最大限発揮させるためには、ポイントを押さえたデスク選びが大切です。
そこで今回は、テレワークに適したスタンディングデスク選びのポイントを解説します。快適なテレワーク環境作りに、スタンディングデスクがどのように役立つのかについても説明するため、ぜひ参考にしてください。
1.テレワークにスタンディングデスクがおすすめな理由
スタンディングデスクとは、名前のとおり、立ったままパソコン作業などのデスクワークができる机です。座ってする仕事という印象が強いデスクワークを、立ったまま行えるスタンディングデスクには、多くのメリットがあります。
特にテレワークでは、スタンディングデスクのメリットを生かして快適な環境作りをすることができる点が魅力です。以下では、スタンディングデスクがテレワークにおすすめな理由を、具体的に説明します。
1-1.省スペースで仕事環境を作れる
スタンディングデスクは椅子が不要であるため、場所を取りません。また、デスクのサイズ自体が必要最小限のサイズのものもあり、省スペース性に優れています。
自宅にテレワークできる場所を作ろうとしたとき、特に悩ましい問題が、ワークスペースが取りづらいという点です。限られたスペースで快適に仕事ができ、仕事をしない時間は生活の邪魔にならないことがテレワークにおける理想の仕事場といえます。
スタンディングデスクの省スペース性は、テレワークのニーズにぴったりとはまり、仕事をしているときも、仕事をしていないときも快適な自宅オフィス作りが可能です。
1-2.運動不足を防止できる
日本人が椅子に座る平均時間は、世界でもトップクラスの長さの7時間です。座り続ける時間が長いと、さまざまな健康リスクが上がるという研究結果があります。
出典:スポーツ庁 Web広報マガジン DEPORTARE「日本人の座位時間は世界最長「7」時間!座りすぎが健康リスクを高める あなたは大丈夫?その対策とは・・・」
スタンディングデスクで立って仕事をすると、座りっぱなしでいることがなくなり、長時間座ることによる弊害の予防が可能です。また、座っているときとは違う筋肉や体幹筋肉なども使うことができます。
立って仕事をすると、ストレッチがしやすくなる、フットワークが軽くなるといった効果も期待でき、運動不足になりにくいテレワーク環境を作ることができるでしょう。
1-3.眠気防止につながる
眠気を防止できることも、スタンディングデスクのおすすめポイントです。昼食を取ったあとや、前日何かと忙しかった翌日の仕事など、眠くなってしまうタイミングは数多くあります。
特にテレワークでは、同僚などと言葉を交わす機会もなく、黙々と作業する時間が多いため眠気に襲われる可能性の高い環境です。
しかし、立ち仕事をしていれば、さすがに眠くなることはあまりありません。眠くなることで悩まされる作業効率の低下や、思わぬミスも防ぐことができます。スタンディングデスクを導入すれば、眠気防止による生産性の向上も期待できるでしょう。
1-4.集中力が高まる
スタンディングデスクを使用すると、集中力が高まるというメリットも期待できます。長時間、座ったまま仕事を続けていると集中力が途切れがちになるものです。
座り作業を行っているときは、筋肉をあまり使わずバランスを取る必要もないことから脳がリラックスした状態になるため、集中力が長続きしません。一方で、立っている姿勢ではバランスを取り続ける必要があり、体幹筋肉など多くの筋肉を使い続ける必要があるため脳も緊張状態にあります。
緊張状態にある脳は注意力が高まる結果、集中力も維持されやすくなることが、スタンディングデスクで作業すると集中力が高まる理由です。
2.【テレワーク用】スタンディングデスクを選ぶ際のポイント
快適なテレワーク環境のためにスタンディングデスクを導入するなら、メリットを最大限に活用できるものを選ぶ必要があります。スタンディングデスクを選ぶ際に着目すべきポイントは、高さ・デスクの広さ・機能の3つです。
3つのポイントを押さえて選ぶことで、「使いにくかった」「快適ではなかった」などの失敗リスクを回避することができます。3つのポイントを押さえ、快適なテレワーク環境を作りましょう。
2-1.ポイント1:高さ
スタンディングデスク天板の高さは、疲れにくさにかかわる重要なポイントです。具体的には、ひじの高さと同じくらいの高さがあるデスクを選ぶようにしましょう。
スタンディングデスクで作業する際に、腕をデスク上に置き腕全体の体重をデスクで支えることで、肩こりの予防や疲れにくくなる効果が見込めます。また、疲れたときに腕に体重をかけることで、楽に作業をすることができるでしょう。
ひじの高さと同じくらいの高さがあるデスクを選ぶと、腕をデスクに置きやすくなり、効率的に体重を分散することが可能です。
高さを調整することが可能なデスクもあるため、用途に応じて使いやすいものを選ぶとよいでしょう。
2-2.ポイント2:デスクの広さ
スタンディングデスクの天板サイズにも注目しましょう。天板の広さは作業効率に直結するからです。省スペース性を重視すると、つい、パソコンがちょうど置ける程度の幅や奥行きがコンパクトなものを選んでしまいます。
しかし実際に作業する場合には、マウスやマウスパッド、資料や付箋など、パソコン以外の置き場所を確保しておかなければ作業効率が低下することもあるでしょう。かといって、デスクが広すぎてもスペースを圧迫してしまいます。
実際の作業環境を想定し、広すぎず狭すぎない適切な作業スペースを確保できるデスクを選ぶことが、作業効率の高いテレワーク環境作りの秘訣です。
2-3.ポイント3:機能
スタンディングデスクには、下記のように、さまざまな機能性を備えているものがあります。
キャスター付き | |
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注目理由 | 簡単に移動が可能となる |
メリット |
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ケーブル用の穴 | |
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注目理由 | ケーブルを整理して天板下に通せる |
メリット |
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電源タップをのせられるホルダー | |
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注目理由 | 電源タップを1か所に固定できる |
メリット |
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電動昇降機能 | |
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注目理由 | デスク昇降を電動で行うことができる |
メリット | 手動式と比べ簡単に高さを変更でき作業効率アップ |
折りたたみ機能 | |
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注目理由 | 使わないときは折りたたむことができる |
メリット | 仕事をしない間、部屋を広く使える |
設置場所や用途に合わせ、必要な機能が備わったデスクを選びましょう。
3.テレワーク用のスタンディングデスクを購入するなら?
テレワーク用のスタンディングデスクを購入するなら、オフィスコムがおすすめです。オフィスコムでは、高さ固定式・ガス圧昇降式・電動昇降式・卓上式など、さまざまな種類・機能・メーカーのスタンディングデスクを揃えています。キーボード台付きや収納棚付きの商品や、メモリー機能付きの商品がある他、カラーやサイズのバリエーション豊富です。
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まとめ
スタンディングデスクは、省スペース性に優れ、眠気や運動不足を防止や、集中力を高めることもできるテレワークに最適なデスクです。高さ・デスクの広さ・機能の3つに着目して選ぶと、ニーズに合ったデスクを購入できるでしょう。
オフィスコムでは、さまざまな種類・機能・メーカーのスタンディングデスクを取り揃えています。カラーやサイズもバリエーション豊富のため、オフィスのイメージに合ったデスクが見つかるはずです。スタンディングデスクを探している人は、ぜひオフィスコムをご活用ください。