オカムラ シルフィーの人気チェア4選! 座りやすさや調整機能をプロが解説

1.オカムラ シルフィーの特徴は?背のカーブ調整機能などをプロが解説

オフィスチェアメーカー「オカムラ」の「シルフィー」シリーズは、フィット感を重視して作られたモデルのひとつです。特徴的な「背面のカーブ調節機能」によって、それぞれの身体に合わせたフィット感を得やすくなっています。

ここでは、そんなオカムラ シルフィーについて、プロが独断と偏見で特徴をご紹介します。

1-1.背もたれのカーブを体型に合わせて調整可能

オカムラ シルフィーが持つ評判のなかでも、特に人気な機能性が背もたれのカーブを調節できる仕組みです。座る人の体格や好みに合わせて、背もたれのカーブ具合を2段階で調節できる「バックカーブアジャスト機構」が搭載されています。

小柄な人には狭いカーブでピッタリと、大柄な人には緩やかなカーブで窮屈感をやわらげる。そんなカーブの2段階調節機能は、オカムラ シルフィーのレビューをするうえで欠かせない機能のひとつです。

1-2.フィット性の高い背フレーム

オカムラ シルフィーの背面を支える背フレームには、フィット性を高めた柔軟モデルを採用しています。フィット感を高めているため、身体の動きにあわせて追従しやすくなっています。

オフィスチェアには、がっしりとした背フレームと背もたれでしっかりと身体を支えるモデルも少なくありません。それはメリットでもある一方で、柔軟性をすこしだけ損なった印象を与えてしまうのも事実です。

オカムラ シルフィーは背フレームにもこだわりを持っており、極限まで薄くした仕組みによって柔軟に変化。身体の動きにあわせて追従しやすいため、快適なフィット感を生み出しています。

1-3.座面をしっかり支える3次元曲面&異硬度クッション

長時間腰掛けるオフィスチェアは、座り心地がとても重要です。そこで、オカムラ シルフィーには快適な座り心地をサポートするための3次元曲面&異硬度クッションを採用。お尻のカタチにしっかりとフィットする3次元曲面は、一部だけに高い負荷がかかる心配もありません。

また、異なる硬さを持つ3種類のウレタンを一体で成形したクッションにより、部位ごとにかかる負荷を自然とサポートします。前方は柔らかいクッションで太ももの圧迫を避け、後方は硬めのクッションでお尻をしっかりホールドします。

「オカムラ シルフィーは座り心地がよい」と評判を集める理由のひとつに、体をしっかりと支える構造が役立っているのは間違いないでしょう。

1-4.座面の高さ・奥行き調整機能

オカムラ シルフィーをレビューするうえで欠かせないポイントが、座面の高さや奥行きを微調節できる機能性です。自分の身体の高さに合ったオフィスチェアやオフィスデスクを活用しないと、身体の不調をきたしてしまうおそれもあります。

オカムラ シルフィーなら、座面の高さは420～520mmまで微調節が可能。身体に合った高さに合わせることが可能です。

また、座面の奥行きを体格に合わせれば、むくみの防止や膝裏の圧迫感を軽減する効果も期待できます。オカムラ シルフィーなら座面の奥行きを50mm範囲で調節できるため、自分好みの環境を作りやすくなっているといえます。

1-5.高さや角度を調節できるアジャストアーム

オカムラ シルフィーの肘付きモデルには、「高さを最大100mm」「角度を内20°/外20°」「前後に50mm」調節できるアジャストアームが搭載されています。デスクワーク中に腕が中ぶらりんになっていると、肩周りへ負担がかかり、肩こりなどの原因になってしまう可能性も。

そこで、肘置きを自分の身体の高さに合わせれば、腕の重さを適切に分散させられます。オカムラ シルフィーのアジャストアームを微調節すれば、肩こりなどの疲労感を軽減する効果が期待できます。

1-6.正しい姿勢をサポートする前傾機能付き背座シンクロリクライニング

書類仕事など、デスクワーク中につい姿勢が前のめりになってしまう人はいませんか?そのままだと背もたれが身体を支えられず、お腹周りに圧迫感を生み出してしまうかもしれません。

そこで、オカムラ シルフィーには、前傾姿勢も優しくサポートする「前傾機能付き背座シンクロリクライニング機能」を搭載。正しい姿勢をサポートする機能によって、気づいたら前傾姿勢になってしまう人もお腹の圧迫感を解消しやすくなっています。

さらに、背骨のS字カーブを維持しやすいため、腰回りの負担を軽減する効果も期待できます。

2.オカムラ シルフィーの人気商品を3つ紹介

優れた調節機能を持つオカムラ シルフィーのなかでも、背もたれのカーブ具合を2段階で調節できる「バックカーブアジャスト機構」は特に人気を集めています。

ここでは、オカムラ シルフィーの人気商品から、背中の高さや素材、パーツが異なる3種類をプロが独断でピックアップしてご紹介します。

2-1.小柄な方におすすめ「ローバック 背メッシュ 肘なし C631XS」

ローバック 背メッシュ 肘なし C631XS

オカムラ シルフィーの「ローバック 背メッシュ 肘なし C631XS」は、小柄な方でも使いやすいデザインのローバックタイプオフィスチェアです。オカムラ シルフィーの各モデルと比較すると、価格帯が安価なため、安く導入しやすい点もメリットのひとつです。

実際に腰掛けてみると、アームレスデザインも相まって流動的な環境でも使いやすい印象を受けます。そのため、フリーアドレスデスクなどの環境で揃えるオフィスチェアとしても最適です。背面はメッシュで通気性を確保しており、カジュアルなデザインと合わせてオフィスに涼やかな印象を与えます。

サイズ:	外寸 / 幅515×奥行560～610×高さ884～984mm 座面高さ / 420～520mm 脚 / 直径700mm
素材:	背フレーム / 樹脂成型品 座シェル / 樹脂成型品 脚 / 樹脂成型品 キャスター / 直径60mmナイロン双輪キャスター

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2-2.快適な通気性を確保「ハイバック 背メッシュ アジャストアーム付きC685XW」

快適な通気性を確保「ハイバック 背メッシュ アジャストアーム付きC685XW」

オカムラ シルフィーの「ハイバック 背メッシュ アジャストアーム付きC685XW」は、背中のカーブ具合を変えられる機能性を残しつつ、背面にメッシュ素材を採用した通気性抜群のオフィスチェアです。

背中にピッタリとフィットする「バックカーブアジャスト機構」は、一見すると「身体にマッチする=通気性が悪いのでは?」という不安が残るかもしれません。そこで快適な通気性を確保したメッシュ素材を採用。蒸れやすそうといった不安が一瞬で消え去るほど、快適さを体感できました。

サイズ:	外寸 / 幅648×奥行574～624×高さ954～1054mm 座面高さ / 420～520mm 脚 / 直径700mm
素材:	背フレーム / 樹脂成型品 肘 / 樹脂成型品 座シェル / 樹脂成型品 脚 / 樹脂成型品 キャスター / 直径60mmナイロン双輪キャスター

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2-3.自然な温かみの布張り「ハイバック 背クッション アジャストアーム付き C687XW」

自然な温かみの布張り「ハイバック 背クッション アジャストアーム付き C687XW」

オカムラ シルフィーの「ハイバック 背クッション アジャストアーム付き C687XW」は、自然な温かみを感じる布張りタイプのオフィスチェアです。”味わい深いジーンズ”のようなインターロックばりで、カラーバリエーションは9色から選べるのもポイント。

張り材には工夫がされており、腰掛けたときの「身体と背もたれのフィット感」がなめらかで印象に残りました。独特のカーブやフレームに沿った布素材が身体を優しく支えるため、「3次元曲面&異硬度クッション」と合わさって快適な座り心地を実現しています。

サイズ:	外寸 / 幅648×奥行574～624×高さ954～1054mm 座面高さ / 420～520mm 脚 / 直径700mm
素材:	背フレーム / 樹脂成型品 肘 / 樹脂成型品 座シェル / 樹脂成型品 脚 / 樹脂成型品 キャスター / 直径60mmナイロン双輪キャスター 張地 / 布(インターロック)

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2-4.リラックスして座りたいなら「エクストラハイバック 大型ヘッドレスト付き C68AZZ」

リラックスして座りたいなら「エクストラハイバック 大型ヘッドレスト付き C68AZZ」

オカムラ シルフィーの「エクストラハイバック 大型ヘッドレスト付き C68AZZ」は、身体全体を預けてリラックスしたい方におすすめのオフィスチェアです。ゆったりとした座り心地で、デスクワーク中のふとした休憩にも役立ちます。

背もたれには大型のヘッドレストがついており、首周りの負担を軽減しやすいのもポイント。身体の10%の重みがあるとも言われる頭部をヘッドレストが優しく支えるため、長時間のデスクワークでも肩こりの症状が出にくくなる嬉しい効果がありました。

サイズ:	外寸 / 幅648×奥行588～638×高さ1147～1247mm 座面高さ / 420～520mm 脚 / 直径700mm
素材:	背フレーム / 樹脂成型品 肘 / 樹脂成型品 座シェル / 樹脂成型品 脚 / 樹脂成型品 キャスター / 直径60mmウレタン双輪キャスター

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3.腰のサポート感やカスタマイズ性などオカムラ シルフィーの口コミを紹介

オカムラ シルフィーにはさまざまな機能が搭載されており、一人ひとりの身体に合わせやすい調節機能や、身体の負担をやわらげるサポート機能は高い評判を集めています。

とはいえ、実際に使ってみた人だからこそ気になったポイントもあるでしょう。

ここではオカムラ シルフィーを使って良かった点・悪かった点を含め、ユーザーからの生の口コミを交えてご紹介します。

3-1.女性にもちょうどいいフィット感

オカムラ シルフィーのレビューでは、「女性にもちょうどいいフィット感」が着目されています。背もたれカーブを2段階で変更できる「バックカーブアジャスト機構」によって、小柄な人にもフィットしやすいオフィスチェアとして評判です。

また、座面の高さは420mm～520まで微調節できるため、自分好みの高さへ調節しやすくなっています。

3-2.シンプルなデザインで機能的

多機能さを持つオカムラ シルフィーは、そのシンプルなデザインも評判です。特にアームレスタイプは「ムダがないデザイン」として主張が抑えられているため、オフィスにスッキリとした印象を与えやすくなっています。

個人の体格にマッチする機能性も人気で、オカムラ シルフィーのレビュー面ではフィット感が好評を集めています。

3-3.ウレタンキャスターへの変更でフローリングでも安心

オカムラ シルフィーのレビューでは、「ナイロン/ウレタン」の2種類からキャスターを選べる点もピックアップされています。ウレタン素材はフローリングに優しいため、床にマットを敷きたくない人からも「問題なくスムーズに動かせる」と評判です。

フローリング上へ直接オカムラ シルフィーを設置することを考えている場合は、ウレタンキャスターへ変更すれば床を傷つけにくい効果も期待できます。

3-4.アジャストアームの可動域には不満な点も

アジャストアームは前後左右、高さまで調節できるものの、その可動域にすこし不満なレビューがついています。オカムラ シルフィーで後ろ向きに大きくリクライニングした状態でアジャストアームを使うと、「肘置きが届かない」との口コミも。

優れたフィット感を持つオカムラ シルフィーですが、身体を大きくリクライニングさせた状態で肘置きを使おうと考えている場合は、一考の余地があります。その一方で、普段遣いで肘置きに大きな不満を持たれている方は少ないようです。

【プロ厳選】オカムラのおすすめオフィスチェア! 人気ランキング20選

この記事では、オカムラのオフィスチェアシリーズについて徹底解説。オカムラのオフィスチェアシリーズごとの違いや特徴、おすすめモデルをピックアップしています。

まとめ

オカムラ シルフィーのレビューをまとめると、背面の「バックカーブアジャスト機構」が特徴的で「小柄な人には狭いカーブでピッタリ」「大柄な人には緩やかなカーブで窮屈感をやわらげる」といった機能性をあわせ持っているオフィスチェアです。

また、オカムラ シルフィーを実際に購入した方の口コミでは、「小柄な女性でも使いやすい」「ウレタンキャスターでフローリングそのまま使える」といった高評価も獲得しています。

その一方で、「大きく背中を預けてリクライニングしたとき、アジャストアームが思ったよりも届かなかった」と残念がる声も。オカムラ シルフィーを購入するときは、レビューや口コミだけでなく、実際に体感してみるのも大切だといえます。

多種多様なオフィス家具を取り扱うオフィスコムでは、ショールームより実際にオカムラ シルフィーへ試座していただけます。実際の使用感を体感してから購入の是非を判断していただけるため、自分の納得した商品選びがしやすいのもメリットです。

オカムラ シルフィーのレビューをもとに、「実際に試してみたい」「購入してみようか悩んでいる」という方は、ぜひオフィスコムのショールームまでお越しください。

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