SOHO・スモールオフィスにおすすめ|オフィス家具の選び方
フリーランスなどの個人事業主や、少人数でSOHOやスモールオフィスを構える人も少なくありません。その際は、限られたスペースに収まるオフィス家具を用意してレイアウトを考える必要があります。
その一方で、「狭いオフィスでも快適に仕事ができるようなオフィス家具の選び方がわからない」と頭を悩ませる方がいるのも事実です。
この記事では、SOHOやスモールオフィス向けのオフィス家具や、選ぶ際の注意点などについてご紹介します。
▼このコラムを読んでもらいたい方
- ・スモールオフィスを使い始めた方
- ・SOHOを始めたばかりの方
▼このコラムを読んで得られる情報
- ・自宅オフィスに馴染むインテリアデザイン
- ・レイアウト変更がしやすいオフィス家具
- ・SOHO・スモールオフィスにおすすめのオフィス家具
- 目次
- 1.自宅兼オフィスならインテリアになじむデザインを
- 2.レイアウトの変更がしやすいオフィス家具を選ぶ
- 3.オフィスデスクをどのような用途で使うか検討しておく
- 4.空間を広く感じさせる家具を選ぶのもポイント
- 5.事前にレイアウトを決めておく
1.自宅兼オフィスならインテリアになじむデザインを
フリーランスなど個人事業主の場合、自宅の一角にオフィスを構えるケースも多いでしょう。
オフィスとして使用できる個室があれば問題ありませんが、すべての環境が自宅オフィスに最適とは限りません。マンションやアパートなどでスペースが取れない場合や、子供の様子を見ながら仕事をしたい場合などには、キッチンやリビングのスペースにデスクを置いて仕事をする方もいます。
そのような場合、自宅のインテリアから浮かないデザインのオフィス家具を選ぶのがおすすめです。特に、身体の負担を和らげるためオフィスチェアを重視するのをおすすめします。
自宅のインテリアとデスクの色や素材感を統一してみたり、インテリアのアクセントになりそうなポップカラーのおしゃれなオフィスチェアを取り入れてみたりするのもよいでしょう。
コクヨ|イングライフ ingLIFE
サイズ | 外寸 / 幅755×奥行535~610×高さ825~915mm 肘高さ / 615~705mm 座面 / 幅470×奥行440mm 座面高さ / 420~510mm |
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材質 | 背板・座部 / ポリプロピレン 張り地 / ポリエステル 背クッション / スラブウレタン 座クッション / モールドウレタン 肘 / 直径22.2mmスチール丸パイプ(粉体塗装)、ポリウレタンスキンモールド 脚羽根 / 強化ナイロン |
仕事と生活を楽しめるワーキングチェア「イングライフ」です。座面が自由に動き、上半身が疲れにくい仕組みながら、リビング等のインテリアにも調和するデザインに仕上がっています。
オカムラ|ノームチェア norm
サイズ | 幅610×奥行560×高さ755~847mm 座面高さ:380~472mm 脚径:直径560mm |
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材質 | 座部:合板 背部:ポリプロピレン 脚部:ナイロン 肘部:ナイロン・金属(鋼) 張り材:ポリエステル クッション材:ウレタンフォーム |
空間に溶け込むインテリア性を持ったオフィスチェアです。温かみのある全面布張り仕様で、肘や座面の高さを幅広く調整できます。デスクワークの疲労感を和らげる基本性能に優れつつもシンプルなデザイン性が特徴です。
2.レイアウトの変更がしやすいオフィス家具を選ぶ
一度オフィスのレイアウトを決めてオフィス家具を置いてしまうと、後からレイアウトを変更するのはなかなか大変です。
しかし、実際に業務を始めると「どうにも仕事がしづらい」「効率がよくない」「スタッフの人数が増えてデスクの配置換えが必要になった」などとレイアウトの変更が求められるケースも少なくありません。
そのような事態になる可能性を想定して、SOHOやスモールオフィスでは簡単にレイアウトが変更できるタイプのオフィス家具を選ぶのがおすすめです。
オフィスデスクなら軽量で移動が容易なもの、オフィスチェアや棚、ラック、ホワイトボードなどはキャスター付きのタイプを選ぶと、オフィス家具の移動がしやすいでしょう。
自宅をオフィスにしている場合は、移動できるオフィス家具なら仕事をする部屋を変更することができて便利です。スモールオフィスでは、席替えやレイアウトの変更が容易になります。
パソコンラック 重量型
サイズ | 幅650×奥行700×高さ1338mm |
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材質 | フレーム・棚板/スチール(エポキシ粉体塗装),マウステーブル/ABS(布張り),キャスター/ナイロン |
ラックや棚などが一体型のオフィスデスクです。オフィスワークに必要なモノをすべて搭載できます。キャスター付きのため、丸ごと移動させるのも簡単です。
メラミンネストデスク ワークデスク
サイズ | 外寸(メインデスク) / 幅900×奥行400×高さ750mm 外寸(サブデスク) / 幅840×奥行350×高さ675mm |
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材質 | 天板 / メラミン化粧合板 脚・フレーム / スチールパイプ(紛体塗装) |
高さの異なるサブデスク付きのオフィスデスクです。それぞれの重量が軽く持ち運びしやすいほか、サブデスクはキャスター付きのため、キーボード台などとしても活用できます。
3.オフィスデスクをどのような用途で使うか検討しておく
SOHOやスモールオフィスでは、とにかくコンパクトなサイズのオフィスデスクを選ぶ方が多くなっています。
しかし、パソコンやモニターを載せるだけでスペースがいっぱいになってしまい、作業空間が思ったよりも確保できなかったケースも少なくありません。
オフィスデスクを選ぶ際は、まずどのような目的で使うのか考えましょう。
「パソコンを置くだけでなく別の作業をするスペースも欲しい」「書類を立てておけるようなちょっとしたスペースが欲しい」など、パソコンの大きさを考慮してそのほかに十分なスペースが取れるかどうかをチェックする必要があります。
デスクトップパソコンを使用しない場合は、コンパクトなオフィスデスクでも十分な可能性があります。
購入前に必ずデスクの幅や奥行きを調べて、必要な大きさを満たしているかどうかを考えてから選択しましょう。
とはいえ、大きすぎるデスクを選んでしまって通路などのスペースが狭くなりすぎてしまう問題も。
オフィス全体の広さ、デスクの数、デスクの広さを考慮し、最適なデスクを選ぶのが大切です。
オフィスコムの「オフィスデスク(平机)」なら横幅、奥行きのラインナップが豊富のため、使う場所や用途に合わせて大きさを選ぶことができます。
奥行600mmのタイプは幅800mm、1,000mm、1,200mmが、奥行700mmのタイプは幅1,000mm、1,200mm、1,400mmがラインナップされています。
カラーもホワイト、ナチュラル、ウォルナット、ダークから選ぶことができますから、オフィスの雰囲気に合わせて選べるのが嬉しいですね。
用途に合わせてサイズ違いで揃えても、カラーを合わせれば統一感が出せるでしょう。
オフィスデスク 平机 幅1200×奥行600×高さ700mm
サイズ | 幅800×奥行600~幅1400×奥行700 |
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材質 | 【天板】低圧メラミン樹脂化粧木質ボード、PVCエッジ 【脚部】スチール、低圧メラミン樹脂化粧木質ボード、PVCエッジ |
オフィスに合わせて4色から選べる平机です。価格・デザイン・使いやすさに徹底的にこだわったワークデスクの決定版で、オフィスコムのロングセラーワークデスクです。
4.空間を広く感じさせる家具を選ぶのもポイント
SOHOやスモールオフィスを作る場合、あまり広くない空間に家具を配置するケースが一般的です。
選択するオフィス家具の色、形状などによっては、オフィスが狭く感じられてしまう可能性もあります。
そのため、SOHO・スモールオフィスで使うオフィス家具を選ぶ際は「空間を広く感じさせる、広く見せる家具」を選ぶことが大切です。
空間を広く感じさせてくれるオフィス家具選びには、次のようなポイントがあげられます。
4-1.淡い色のオフィス家具を選ぶ
濃い色のオフィス家具よりも、淡い色のオフィス家具を選んだ方が空間を広く見せられます。
オフィスを広く見せたい場合は淡い色の家具で統一し、ポップな色や濃い色を使いたい場合にはポイントで使うと全体の圧迫感を抑えられます。
4-2.背の低いオフィス家具を選ぶ
目線よりも背の低いオフィス家具を選ぶと、圧迫感を感じにくく、空間が広く見えます。
どうしても背の高いオフィス家具を置かなくてはならない場合には、室内に入った時に目に入らない位置(入口の近くなど)に置くのもポイントです。
4-3.壁紙と似た色合いのオフィス家具を選ぶ
壁際に置くオフィス家具は壁紙の色と似た色合いのタイプを選ぶと、壁と同化するため空間を広く見せられます。
4-4.床が見えるデザインのオフィス家具を選ぶ
空間を広く見せるためには、なるべく床を多く見せる必要があります。
オフィス家具を選ぶ際には、床に直に置くタイプではなく、足つきで床が見えるタイプを選ぶと広々としたオフィスに感じられます。
5.事前にレイアウトを決めておく
SOHO・スモールオフィスのオフィス家具を購入するときは、サイズ感の事前チェックが大切です。オフィス家具を一式購入してから全部置いてみると、オフィスが狭く感じられてしまうケースも少なくありません。
最悪の場合は、購入したばかりのオフィス家具が入りきらない可能性も。
オフィス家具を購入したあとのトラブルを避けるためにもオフィス家具を決める前に、必ず図面上でレイアウトを決めておくのをおすすめします。
たとえば、来客があった時に使用するスペースや、スタッフが休憩するスペース、給湯室などが必要な場合はそれらをどこに配置するのかをあらかじめ決めておきましょう。
必要な機能をあれもこれもと詰め込み過ぎるとスペースが狭くなってしまうため、必要なスペースを備えたうえで、通路はなるべく広くとれるように意識するのをおすすめします。