洗練されたデザインと豊富な調整機能が魅力「イトーキ ヴェント(Vento)」を紹介
洗練されたデザインが高級感を醸し出すイトーキ ヴェントは、細やかな調整機能も搭載したオフィスチェアです。繊細なエッジながらもシンプルな佇まいで、オフィスの空気を引き締めるのにも役立ちます。
この記事では、イトーキ ヴェントとはなにか、デザインや機能の特徴を解説します。オフィスコムのスタッフが使いやすさや注意点をレビューしてご紹介します。
1.イトーキ ヴェントとは?デザインや機能の特徴を紹介
イトーキ ヴェントとは、高品質のメッシュ素材や体を包み込むインナーシェルなど、快適な座り心地と優れた耐久性を両立させたオフィスチェアです。
ここでは、イトーキ ヴェントとはなにか、デザインや機能の特徴を紹介します。
1-1.シャープでシンプルな本体形状
イトーキ ヴェントの特徴に、「Vento(風)」をイメージしたシャープでシンプルな本体形状があげられます。さまざまなオフィスと調和するクリアなデザインで、研ぎ澄まされたディティールがシンプルながらもオフィスを彩るアクセントとして溶け込むような印象です。
また、各レバーなども最小限のデザインに留められており、主張を抑えた見た目からオフィス空間に調和をもたらします。
1-2.デザイン性の高いストライプレイヤーファブリック
イトーキ ヴェントには、透過するラインと、クッション性の高い透過しないラインを並ばせたストライプデザインの「ストライプレイヤーファブリック」が利用されています。程よい反発力と伸縮性により、包み込まれるような座り心地を味わえるのが特徴です。
また、使用されている高品質メッシュは、高伸縮のエラストマー繊維を採用。高い耐久性と優れた通気性により、快適ながらも長期にわたって使用できるデザインのオフィスチェアです。
1-3.姿勢の変化に追従するアンクルムーブ・シンクロロッキング
イトーキ ヴェントには、くるぶしを支点に背もたれや座面が連動して傾く「アンクルムーブ・シンクロロッキング」機能が搭載されています。近年では、厚生労働省が「傾きを調整できる椅子が作業環境整備において重要」としている影響からロッキングできるモデルが多く登場していますが、その実機能はさまざまです。
イトーキ ヴェントなら姿勢変化に応じる背もたれの追従性が優れているため、スムーズながらも常に快適な姿勢を維持しやすくなっています。
出典:厚生労働省『テレワークにおける適切な労務管理のためのガイドライン 4-2 自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備の留意』
1-4.座面や肘掛けの細かな調節機能
座面や肘掛けに細かい調節機能が搭載されているのも、イトーキ ヴェントの特徴です。体格に合わないオフィスチェアを使っていると、腰痛や脚のむくみ、肩こりなどさまざまな症状を引き起こしてしまいます。
そこで、座面の高さや肘掛けの高さを自分にとってベストな位置に調整すれば、体にかかるさまざまな負荷を分散させることが可能です。イトーキ ヴェントは座面の高さだけでなく、肘掛けの前後・角度・左右・高さと豊富な微調整ができるため、自分の体格に合わせて理想的な作業環境を再現しやすくなっています。
1-5.作業姿勢・休息姿勢を自動で支えるオートマチックランバーテンション
イトーキ ヴェントには、「オートマチックランバーテンション」によって作業と休息の姿勢を自動的に支えてくれる仕組みが搭載されています。直立時は背もたれのランバーサポートが前方に押し出され高いテンションを保ってくれるため、正しい姿勢を維持しやすいのがメリットのひとつ。
一方で、背もたれを倒したリラックス姿勢時は、ランバーサポートが引っ込み背もたれがI字型になります。リラックスしたいときにもランバーサポートによる違和感がなくなるため、快適な作業がしやすいのがメリットです。
2.使いやすさや注意点などイトーキ ヴェントをスタッフがレビュー
イトーキ ヴェントは、洗練されたデザインながらも使い勝手のよさや座り心地の快適さを両立したオフィスチェアです。
ここでは、イトーキ ヴェントの使いやすさや注意点などを、オフィスコムのスタッフによる実機レビューと共にご紹介します。
2-1.独自の座面構造で体になじむ座り心地
イトーキ ヴェントに腰掛けたとき、「体にフィットするような自然な座り心地が味わえる」とスタッフから高く評価されていたのもポイントです。イトーキ ヴェントには、独自のベンディングシート構造による座面によって、着座荷重に応じた「たわみ」を実現しています。
それぞれの厚みにも微妙な変化がつけられており、ただのクッションとは違ったフィット感が体に馴染んで快適だとスタッフからも好評でした。
2-2.レバー部分のピクトで調節操作が分かりやすい
オフィスコムのスタッフからは、「イトーキ ヴェントのレバー部分のピクトが直感的にわかりやすい」とも評価されています。各レバーには操作方法と動く部位がピクトグラムで表示されており、初見でもひと目で操作しやすいのがメリットです。
背もたれの角度や座面の高さ調節、ロッキングの強弱などを直感的に行いやすいため、操作設定を知らない人でも微調整しやすく、「応接会議室などでも好まれるのではと」の意見も。また、座面下に取扱説明書を収納するポケットも設置されており、備品管理等の面でも有り難いと評判でした。
2-3.肘掛けの自由度が高く作業姿勢に合わせやすい
イトーキ ヴェントの肘掛けは自由度が高く、個々の作業姿勢に合わせやすいのも特徴です。大柄なスタッフによると、「肘掛けの高さを自分にとってベストな高さと幅に調節できるため、デスクワーク起因の肩こりが和らいだ」と高評価でした。
また、小柄なスタッフも同じく「肘掛けの幅を狭められる機能が快適さを生み出してくれる」と高く評価しています。肘掛けの自由度が高ければ体への負担も和らげられるため、デスクワークへの集中力を高めて生産性の引き上げにも役立ちそうです。
2-4.ランバーサポート機能の有無に注意
イトーキ ヴェントの魅力である機能のひとつに「ランバーサポート」があげられますが、すべてのモデルに付帯しているわけではありません。腰当てによって正しい姿勢を維持したり、腰痛の症状を緩和させたかったりする場合は、「ランバーサポートなし」モデルを選ばないように注意しましょう。
ランバーサポートは背骨のS字がカーブを描くのをサポートし、力を入れずとも体に掛かる負荷を分散させる仕組みです。ランバーサポートの有無によって長時間のデスクワークにおける椅子の影響力も変わるため、機能性に着目している方はランバーサポートありタイプの購入をおすすめします。
まとめ
イトーキ ヴェントは洗練されたデザインによる高級感と、人間工学に基づいた仕組みが人気を集めているオフィスチェアです。デザイン性と機能性を兼ね備えているため、オフィスのインテリア性と共に快適な作業空間を構築しやすくなっています。
一方で、スタッフレビューのとおり「ランバーサポート付きモデル」など複数の機能性に違いがある点は注意が必要です。高機能なモデルをお探しの場合は、各サポートパーツの有無を確認したうえで購入するのをおすすめします。
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