人間工学で快適な座り心地を実現!「ジロフレックス(giroflex)」シリーズを紹介
人間工学に基づいたオフィスチェアを多数取り扱っている「ジロフレックス(giroflex)」のシリーズは、科学的に裏付けの取れた快適な座り心地が評判です。
個々の体格に合わせて自動調整される機能性と、各部位を微調整できるスマートオペレーションの仕組みにより、多数の人が共同利用するフリーアドレスデスクなどでの運用にも向いています。
この記事では、ジロフレックスとはなにか、機能や素材の特徴を徹底解説。そのうえで、オフィスコムスタッフが実際の使い心地を試したレビューも紹介します。スタッフの口コミも交えつつおすすめモデルもピックアップしてご紹介しますので、あわせてご参照ください。
- 目次
- 1.「ジロフレックス(giroflex)」とは?シリーズの機能や素材の特徴を紹介
- 2.座り心地や注意点などジロフレックスのオフィスチェアをスタッフがレビュー
- 3.ジロフレックスの人気オフィスチェア6選!スタッフの口コミも紹介
- 3-1.肘の高さ・幅を調整できる「ジロフレックス353 T肘付き 353-8029RS」
- 3-2.ヘッドレスト付きでゆったり座れる「ジロフレックス353 ヘッドレスト付き 353-9029RS」
- 3-3.コンパクトでエレガントなデザイン「ジロフレックス64 ローバック ループ肘付き 64-7078RCS」
- 3-4.幅広い体格に対応可能「ジロフレックス64 ミドルバック ループ肘付き 64-7578RCS」
- 3-5.ゆったり座れる背もたれ「ジロフレックス64 ハイバック L肘付き 64-9278RCS」
- 3-6.ヘッドレスト付き「ジロフレックス64 エクストラハイバック L肘 64-9778RCS」
- まとめ
1.「ジロフレックス(giroflex)」とは?シリーズの機能や素材の特徴を紹介
ジロフレックスとは、人間工学に基づいてさまざまな人が利用しやすいようにデザインされたオフィスチェアを多数取り扱っているメーカーです。ジロフレックスには「313/353/64」などいくつかのシリーズが登場しています。
ジロフレックスのオフィスチェアにはさまざまな部位に微調整機能がついているほか、腰掛けた人の体格に応じて微調整される仕組みも搭載されているのが特徴です。
ここでは、ジロフレックス提供のオフィスチェアとはなにか、機能性や素材の特徴について紹介します。
1-1.背面と座面が連動するシンクロロッキング
人間工学に基づいて快適な座り心地を提供する「ジロフレックス」シリーズのオフィスチェアには、背面と座面が連動してロッキングする「シンクロロッキング」機能が搭載されています。
シンクロロッキングとは、背もたれに体重を預けてロッキングすると、それに合わせて座面が前方へスライドする仕組みです。
従来のオフィスチェアとは違ってスムーズな姿勢変化を実現できるため、体勢が崩れにくくなるメリットがあります。そのため、普段からリクライニングやロッキングを活用している人にとって、魅力的な機能のひとつです。
1-2.好みの反発力に設定できるロッキング強さ調整機能
「ジロフレックス 64/353」シリーズのオフィスチェアには、好みの反発力へ微調整できる「ロッキングの強さ調整機能」が搭載されています。個々のニーズに合わせて反発力を調整できるため、自分好みの作業環境を構築しやすいのも特徴です。
さらに、ジロフレックスのすべてのシリーズには、座る人に合わせて自動的にロッキング反力が調整される「体重感知メカニズム」を搭載しているのもひとつのポイント。多くの人にあわせて自動的にロッキングの強度が微調整されるため、複数人で共用するシーンでも個々の使いやすい反力に早変わりします。
1-3.体形や姿勢に合わせて変えられる座面奥行き調節機能
体型や姿勢に合わせて、好みに座面の奥行きを変えられる調節機能もジロフレックスの特徴です。353なら座面の奥行きは前後に60mm、7段階、64なら座面奥行きを前後25mmにスライドして調整できます。
大柄な人や小柄な人にとって、座面の奥行きが合わない状況は座り心地が悪くなる原因のひとつ。そのような問題も、座面の奥行き調節機能を活用することで、トラブルを解消できるかもしれません。
1-4.腰部をサポートする二層構造のメッシュ素材(353シリーズ)
ジロフレックスの背もたれには、二重構造「3Dスペーサーファブリック」と特殊なメッシュ素材(353シリーズ)が活用されています。背中の曲面へフィットするよう、立体的な形状をしているのが特徴です。
一般的なメッシュ素材では実現が難しいとされていた形状をしており、腰に疲れがたまりにくいフォルムを実現。肩や肩甲骨をしっかりと支えつつ、座面が体圧を分散させるため、長時間のデスクワークも快適に行いやすくなっています。
1-5.骨盤を適切に支える独自の座面設計(64シリーズ)
ジロフレックスの64シリーズは、独自の座面設計を導入した特殊な形状のオフィスチェアです。「角度の異なる2つの座面」を採用しており、骨盤を支えつつ、太ももにかかる圧迫感を軽減する形状に仕上がっています。
また、ジロフレックスの64シリーズに限り、座面の高さを無段階で調整できるのも特徴のひとつ。既存オフィスチェアの座面高で違和感を拭えない人にとって、特殊な形状の座面と無段階の高さ調整機能を搭載したジロフレックスは問題解決の糸口になるかもしれません。
肩や肩甲骨をしっかりと支えつつ、座面のウレタンが体圧を分散させるため、長時間のデスクワークも快適に行いやすくなっています。
2.座り心地や注意点などジロフレックスのオフィスチェアをスタッフがレビュー
ジロフレックスは座る人の体格に合わせて細かく微調整できるオフィスチェアです。背面メッシュの353シリーズや、骨盤を適切に支える特殊形状の座面をもつ64シリーズなど、いくつかのタイプが登場しています。
ここでは、そんなジロフレックスの座り心地などについて、オフィスコムスタッフが実際に腰掛けてみたレビューを紹介します。
2-1.やわらかなメッシュ素材で長時間座っても疲れにくい
ジロフレックス(353)に腰掛けたスタッフから高評価を獲得していたのが、「背面のやわらかなメッシュ素材」です。一般的なオフィスチェアよりも張りのあるメッシュですが、体に合わせてフィットする形状をしているため、適切に体圧を分散させられる仕組みになっています。
実際に試したスタッフからは、「背中全体で体を支えられている感触」との評価も。長時間腰掛けても体が疲れにくい効果を実感できたスタッフからは、特に背もたれのメッシュ素材が好評でした。
2-2.座面だけでなく背面の高さも調節できて快適に座れる
ジロフレックス(64)は、座面だけでなく背面の高さまで微調整できる機能性をもっています。今回のレビューでは大柄なスタッフの悩みとして「背もたれの高さが絶妙に合わず首が痛くなる」といったポイントが注目されていましたが、高さを微調整するとちょうど噛み合って違和感がなくなったと好評でした。
小柄な女性スタッフからも「微調整することでとても快適に座れた」と絶賛レビュー。背もたれの高さは1020~1190mmの範囲で微調整できるため、自分の体格に合わせて微調整できそうかどうかチェックしてみるのをおすすめします。
2-3.肘掛けの幅と高さも調整可能
ジロフレックス(353)のアジャスト肘なら、肘掛けの幅や高さを微調整できます。作業スタイルに合わせて100mm範囲で肘の高さを調整できるだけでなく、肘幅を広げる調節も可能です。
大柄なスタッフは「肘の高さだけでなく幅が狭く感じてしまう」と悩みを抱えていたようですが、ジロフレックスの微調整機能を使うと違和感をある程度解消できたようです。ただし、完全に違和感を拭い去れたわけではなく、「高さを微調整して肩こりは緩和されたが、幅はもう少し調整できると良かった」とレビューを残しています。
2-4.モデルによって背面タイプなどが異なる点に注意
今回はジロフレックスの(353)シリーズ、(64)をそれぞれ交えつつレビューしましたが、実際にはモデルによって背面タイプなどが異なる点に注意が必要です。それぞれ背面タイプや微調整機能が違うため、実際に購入する際はどちらのオフィスチェアが自分に合っているか見極める必要があります。
たとえば、特に小柄・大柄なスタッフは64シリーズのしっかりした背もたれを高評価。一方で、背中の蒸れが気になるスタッフは353シリーズの通気性に優れたメッシュが好評です。自分が求めているニーズに合わせて、それぞれのオフィスチェアを比較検討するのがベストだといえます。
3.ジロフレックスの人気オフィスチェア6選!スタッフの口コミも紹介
ジロフレックスは、人間工学に基づいて細かい微調整機能を採用したオフィスチェアです。個々の体格に合わせて調節できるため、体が疲れにくいオフィスチェアとしても人気を博しています。
ここでは、そんなジロフレックスの人気モデルをピックアップ&スタッフの口コミを交えてご紹介します。
3-1.肘の高さ・幅を調整できる「ジロフレックス353 T肘付き 353-8029RS」
肘の高さ・幅を調整できる「ジロフレックス353 T肘付き 353-8029RS」
サイズ | 幅674〜700×奥行642×高さ1000〜1190mm 座面高415〜535mm |
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材質 | 背/ポリプロピレン樹脂、メッシュ張り 座/樹脂成型品 クッション/モールドウレタン、布張り 脚/強化樹脂成型品、ナイロン双輪キャスター 肘/樹脂成型品、軟質ウレタン樹脂パッド付 |
肩こりなどでお悩みの方には「ジロフレックス353 T肘付き 353-8029RS」のオフィスチェアがおすすめです。アジャスト肘が搭載されており、作業のスタイルにあわせて100mm範囲で微調整できます。
肘幅の間隔も調節でき、肩先の重みを適切に分散させられるため、肩こりの原因を取り除きやすくなるのがメリットです。
○スタッフからの口コミ
- ・理想的な作業環境である肘を90°ひらく姿勢にしやすく、快適な作業空間で仕事ができます
- ・体格が大きめな自分でも、肘幅を調節して快適に座りやすいのが魅力的です
3-2.ヘッドレスト付きでゆったり座れる「ジロフレックス353 ヘッドレスト付き 353-9029RS」
ヘッドレスト付きでゆったり座れる「ジロフレックス353 ヘッドレスト付き 353-9029RS」
サイズ | 幅674〜700×奥行642×高さ1137〜1387mm 座面高415〜535mm |
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材質 | 背/ポリプロピレン樹脂、メッシュ張り 座/樹脂成型品 クッション/モールドウレタン、布張り ヘッドレスト/ナイロン樹脂、メッシュ張り 脚/強化樹脂成型品、ナイロン双輪キャスター 肘/樹脂成型品、軟質ウレタン樹脂パッド付 |
長時間のデスクワークも快適に行いたい方には「ジロフレックス353 ヘッドレスト付き 353-9029RS」のオフィスチェアがおすすめです。細かく調整できるジロフレックスの機能性に加えて、頭部の重みを支えるヘッドレストも付帯しています。
頭部の重みや腕の重みを分散させ、背もたれが適切な姿勢の維持をサポートするため、長時間のデスクワークでも体が疲れにくい効果を期待できます。
○スタッフからの口コミ
- ・座り心地が心地よく、リラックスしながら作業しやすいです
- ・体をゆったりと預けながら仕事をしたい人にもおすすめのモデルです
3-3.コンパクトでエレガントなデザイン「ジロフレックス64 ローバック ループ肘付き 64-7078RCS」
コンパクトでエレガントなデザイン「ジロフレックス64 ローバック ループ肘付き 64-7078RCS」
サイズ | 幅645×奥行600〜815×高さ895〜1065mm 座面高400〜500mm |
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材質 | 背・座/樹脂成型品 クッション/モールドウレタン、布張り 脚/アルミダイキャストポリッシュ仕上げ、ナイロン双輪キャスター 肘/樹脂成型品 |
コンパクトなデザインを探している方には「ジロフレックス64 ローバック ループ肘付き 64-7078RCS」のオフィスチェアがおすすめです。ローバックモデルで圧迫感が抑えられつつも、どこか高級さを醸し出す雰囲気がエレガントさを演出しています。
背もたれの高さを調整できる機能も搭載されており、ジロフレックスのなかでも機能性とデザイン性を両立しているモデルだと言えるでしょう。
○スタッフからの口コミ
- ・座面が革張りモデルは高級感があり、応接会議室などにもおすすめのモデルです
- ・背中を大きく覆われるのは個人的に嫌いなので、コンパクトかつ高さを微調整できる機能性は魅力的です
3-4.幅広い体格に対応可能「ジロフレックス64 ミドルバック ループ肘付き 64-7578RCS」
幅広い体格に対応可能「ジロフレックス64 ミドルバック ループ肘付き 64-7578RCS」
サイズ | 幅645×奥行600〜815×高さ985〜1155mm 座面高400〜500mm |
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材質 | 背・座/樹脂成型品 クッション/モールドウレタン、布張り 脚/アルミダイキャストポリッシュ仕上げ、ナイロン双輪キャスター 肘/樹脂成型品 |
フリーアドレスデスクなど共用できるモデルを探している方には「ジロフレックス64 ミドルバック ループ肘付き 64-7578RCS」のオフィスチェアがおすすめです。幅広い体格に対応できるデザインで、背もたれの高さや座面前後など細かい調整機能が搭載されています。
また、座面の高さも無段階で調節できるため、個々の体格に座面高をあわせて快適な座り心地を実現できるのも特徴です。
○スタッフからの口コミ
- ・座面高の無段階調整機能が便利です。ぴったり止めたい位置に止められて感動しました
- ・座面が前に傾く形状が最初は違和感がありましたが、慣れると快適です
3-5.ゆったり座れる背もたれ「ジロフレックス64 ハイバック L肘付き 64-9278RCS」
ゆったり座れる背もたれ「ジロフレックス64 ハイバック L肘付き 64-9278RCS」
サイズ | 幅660×奥行620〜840×高さ1020〜1190mm 座面高420〜520mm |
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材質 | 背・座/樹脂成型品 クッション/モールドウレタン、布張り 脚/アルミダイキャストポリッシュ仕上げ、ナイロン双輪キャスター 肘/アルミダイキャスト |
ゆったりと腰掛けたい方には「ジロフレックス64 ハイバック L肘付き 64-9278RCS」のオフィスチェアがおすすめです。座面高がハイバックモデルになっており、肩甲骨までしっかりと体を預けられます。
また、「体格の不一致で首周りが痛くなる」といったトラブルも、背面の高さを調節できるジロフレックスなら問題を解決しやすいと言えるでしょう。
○スタッフからの口コミ
- ・背もたれ自体の高さを調整できる仕組みは珍しいです。位置を変えるのも簡単で、多様な体格もカバーできるのが魅力的です
- ・フリーアドレスデスクなどでおすすめですが、一個人で利用する範囲なら背もたれの高さを変える機能は不要な気もします
3-6.ヘッドレスト付き「ジロフレックス64 エクストラハイバック L肘 64-9778RCS」
ヘッドレスト付き「ジロフレックス64 エクストラハイバック L肘 64-9778RCS」
サイズ | 幅660×奥行620×高さ1190〜1360mm |
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材質 | 背・座 / 樹脂成型品 クッション / モールドウレタン、布張り 脚 / アルミダイキャスト、ポリッシュ仕上、ナイロン双輪キャスター 肘 / アルミダイキャスト |
後傾姿勢でリラックス作業をしたい方には「ジロフレックス64 エクストラハイバック L肘 64-9778RCS」のオフィスチェアがおすすめです。ヘッドレスト付きで頭部の重みを分散できるため、首周りの疲れを感じにくくなっています。
また、シンクロロッキング機能も搭載されており、後傾姿勢時に適切な姿勢変化をサポートしてくれるのもポイントです。オフィスチェアに体を預けてゆったりと作業をしたい人には特におすすめのオフィスチェアだと言えます。
○スタッフからの口コミ
- ・座り心地が快適でリラックスできます。デザインも高級感があって気に入りました
- ・背面まで素材が張り巡らされていてとてもオシャレです
まとめ
ジロフレックスは、人間工学に基づいた設計で細かい微調整を行えるオフィスチェアです。体の疲労感を軽減するためにさまざまな仕組みが搭載されており、細かい調整を活用すれば自分にとって快適な作業環境を実現しやすくなっています。
とはいえ、ジロフレックスには「64シリーズ(布/革)と313/353シリーズ(メッシュ)」の3種類があり、それぞれ活用されている素材が異なる点に注意が必要です。実際の座り心地や細かい機能性がそれぞれ異なるため、気になる方は試し座りしてみるのをおすすめします。
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