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工具箱の選び方・チェックポイント&おすすめ商品10選を紹介!

さまざまな工具を整理収納できる工具箱は、仕事で工具を使用する方にとってなくてはならないアイテムです。近年はDIYブームとなっており、プライベートで工具箱を買い求める方が増えています。

しかし、一口に工具箱といっても数多くの種類があり、用途に合った工具箱を見つけるためにはある程度の知識が必要です。

そこで今回は、工具箱の種類や特徴ならびに、購入する際の選び方について解説します。各メーカーでおすすめの商品も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

1.工具箱の種類とそれぞれの特徴

工具箱の種類とそれぞれの特徴

工具箱は、それぞれ異なる特徴を持っています。まずは、工具箱の特徴を把握しておきましょう。

工具箱に使われる素材には、下記のようなものがあります。

●素材

  • 〈樹脂製(プラスチック製)〉
    錆や腐食の心配がありません。手頃な価格設定で購入しやすいこともメリットです。一方で、他の工具箱と比較して熱と衝撃に弱いというデメリットがあります。
  • 〈スチール製〉
    重量こそありますが、熱や衝撃に強いことが魅力です。デザイン性のある工具箱が多く、工具・整備マニアの中で根強い人気があります。
  • 〈アルミ製〉
    軽量かつ、持ち運びに便利なことが特徴です。錆に強く、屋外でも気兼ねなく使用できます。アルミならではの高級感も見逃せないポイントです。
  • 〈布製〉
    丈夫な素材を使用し、耐衝撃性を確保しています。軽量なため携帯性に優れており、持ち運びに便利です。

工具箱の形状とそれぞれの特徴は、下記のとおりです。

●形状

  • 〈ボックスタイプ〉
    多様なシーンで活用される、最もポピュラーなタイプです。大小さまざまなタイプがあり、用途にあわせて選ぶことができます。
  • 〈チェストタイプ〉
    引き出しごとに、それぞれの工具を収納できるタイプです。据え置きでの使用が基本ですが、持ち手があるタイプもあります。
  • 〈キャビネットタイプ〉
    大容量であることが、キャビネットタイプの特徴です。本格的なDIYや整備工場などで用いられることが多く、天板に作業台があるタイプやキャスター付きのタイプもあります。
  • 〈ワゴンタイプ〉
    移動させることを前提に作られた、キャスター付きの工具箱です。数段の棚を装備し、四方どこからでも工具が取り出せるタイプが多くあります。
  • 〈バッグタイプ〉
    持ち運びに便利なことが特徴です。蓋なしタイプは、バールやスパナなど、長い工具も難なく収納できます。また、複数のポケットを備えていることが多く、機能性の高さも魅力です。

工具箱の開閉方法には、下記のタイプがあります。

●開閉方法

  • 〈引き出し付き〉
    主にチェストタイプやキャビネットタイプに採用されており、工具を並べて収納することが可能です。
  • 〈両開き〉
    片開きよりも重量があるものの、両方向に開くため工具が見やすいメリットがあります。
  • 〈蓋なし〉
    バッグタイプやワゴンタイプに採用されており、すぐに工具を取り出せることが特徴です。
  • 〈持ち手付き〉
    上部に一箇所、もしくは左右それぞれに持ち手が付いており、持ち運びの際には欠かせません。

2.工具箱の選び方・チェックポイント

工具箱を選ぶ際は、収納性・耐久性・利便性の3つを十分にチェックする必要があります。仮にデザインだけで選んだ場合、使い方によってはすぐに壊れてしまう可能性があるためです。また、用途次第では持ち運びやすさも考慮しなくてはなりません。

ここでは、前述したポイントについて詳しく解説します。

2-1.収納性:使用する工具を収納できるか

まずは、手持ちの工具をもれなく収納できるかをチェックします。

また、工具をそれぞれ分けて収納できるかもチェックしましょう。ドライバーやラチェット類、電動工具などが混ざっていると、使い勝手が良くありません。

外寸はガレージなどの設置場所に適しているかを、内寸は長い工具や大きい工具が入るかを確認することがポイントです。工具を買い足す予定がある場合、多少容量に余裕を持っておく必要があります。

日曜大工用の工具を収納する場合は、価格と容量のバランスが良いボックスタイプがおすすめです。本格的なDIYをする方は、大きめの工具が入るキャビネットタイプかワゴンタイプを選びましょう。

2-2.耐久性:作業内容や使用頻度との均衡をとれるか

工具箱は、実際に工具を入れると相当な重量となります。一見頑丈そうに見えても、使い込んでいるうちにガタが出るといったケースは珍しくありません。スチール製の工具箱は溶接が丁寧にされているか、布製の工具箱はほつれなどがないかを注意深くチェックします。

また、キャスター付きの工具箱は、実際に押して、剛性感やクッション性を確認することも大切です。近年の工具箱は引き出し部分にボールベアリングが採用されているため、開閉時のスムーズさもあわせてチェックします。

使用頻度が多い方やハードな使い方をする方は、耐久性を重視してスチール製やアルミ製の工具箱を選びましょう。

2-3.利便性:工具を出し入れしやすいか

工具箱を購入する際は、利便性の良さについてもチェックしましょう。現場で工具がすぐに取り出せるかどうかは、作業効率に大きく影響します。

片開きタイプの工具箱は単一方向より全ての工具が取り出せますが、底部分の工具はどうしても見づらくなります。一方で、両開きタイプは開閉時こそスペースを取りますが、工具を手早く取り出すことが可能です。

どちらを選ぶかは作業スペースにもよりますが、片開きタイプを選ぶ場合は、インナートレーが着脱式のタイプか、開口部が広めのタイプをおすすめします

2-4.汎用性:持ち運びしやすいか

前述したポイントに加えて、汎用性の有無もチェックしましょう。移動先で工具を使用することが多い方は、持ち運びやすさも見逃せません。

近年は、軽量ながら十分な強度も持つ、強化プラスチック製のタイプが多数販売されています。「携帯性を重視したいが、アルミ製の質感がどうしても苦手」という方には、強化プラスチック製のタイプがおすすめです。

必要最小限の工具のみ持ち歩く方には、持ち手のあるバッグタイプがおすすめです。また、長時間工具を持ち歩く場合は、ショルダーベルトタイプやウエストバッグタイプも重宝します。なお、購入する前は持ち手の素材や耐荷重もチェックすることが必須です。

3.工具箱のおすすめ商品10選

工具箱は用途にあわせて選ぶことが基本です。しかし、実際にホームセンターや各社通販サイトを見ると同じような商品が多数あり、迷ってしまう方もいるでしょう。

最後に、機能性と価格が両立したおすすめの工具箱を10種類紹介します。素材や重量などもチェックしながら、用途に適した工具箱を見つけてください。

RIDGID プロツールボックスセット 盗難防止ロック機能付 54358

RIDGID プロツールボックスセット 盗難防止ロック機能付 54358

セット内容 BOX(小)×1個、BOX(中)×1個、BOX(大)×1個(キャリー付き)
サイズ BOX(小)/幅565×奥行350×高さ165mm
BOX(中)/幅565×奥行350×高さ310mm
BOX(大)/幅565×奥行465×高さ480mm
重量 BOX(小)/3.6kg
BOX(中)/4.6kg
BOX(大)/7.8kg
材質 BOX(小)/耐衝撃性プラスチック
BOX(中・大)/樹脂

容量の異なる工具箱が3連となった画期的なタイプです。必要な工具をまとめてスーツケースのように持ち歩けます。

F-9000|中型車載用工具箱 中皿付き ツールボックス 道具箱 国産 幅900×奥行420×高さ370mm トラスコ中山 (TRUSCO)/126-0235

F-9000|中型車載用工具箱 中皿付き ツールボックス 道具箱 国産 幅900×奥行420×高さ370mm トラスコ中山 (TRUSCO)/126-0235

サイズ 幅900×奥行420×高さ370mm
重量 19kg
材質 スチール

強度が抜群のスチール製工具箱です。車両に積載しやすい横幅でかつ、持ち手をすっきり内側に収めることができます。

TAK2|プロテクターツールケースキャスター付き トラスコ中山 (TRUSCO)

TAK2|プロテクターツールケースキャスター付き トラスコ中山 (TRUSCO)

サイズ(縦タイプ) 外寸/幅550×奥行340×高さ230mm
内寸/幅512×奥行292×高さ180mm
サイズ(横タイプ) 外寸 / 幅490×奥行410×高さ230mm
内寸 / 幅440×奥行350×高さ185mm
重量 縦タイプ/4.7kg
横タイプ/4.62kg
材質 本体/ポリプロピレン(PP)
クッション/ウレタン

移動に便利な伸縮ハンドル付きのタイプです。本体側と蓋側にウレタン製クッションを採用しており、精密機械も安心して運べます。

HOZAN ツールケース サービスバッグ 頑丈 幅460×奥行145×高さ340mm コンパクトサイズ B-80

HOZAN ツールケース サービスバッグ 頑丈 幅460×奥行145×高さ340mm コンパクトサイズ B-80

サイズ 外寸/幅460×奥行145×高さ340mm
内寸/幅440×奥行77(本体)53(蓋)×高さ320mm
重量 2.4kg
材質 アルミ

軽量で持ち運びがしやすい便利な工具箱です。開口部にガスケットが装備されており、水やホコリの侵入を防ぐ設計となっています。

エンジニア アルミトランクケース 鍵/ショルダーベルト付属 ラウンドフレーム 耐久性抜群 プロ仕様 KA-57

エンジニア アルミトランクケース 鍵/ショルダーベルト付属 ラウンドフレーム 耐久性抜群 プロ仕様 KA-57

サイズ 外寸/幅450×奥行330×高さ135mm
内寸/幅435×奥行314×高さ120mm
重量 4.1kg
材質 本体/アルミ合金
ショルダー部/ポリプロピレン

耐久性が抜群のアルミ製の工具箱です。切れ目が入ったウレタン製の内装は、各工具にあわせてすき間を調整できます。

PATROL ツールボックス STUFF SKR26SPSTUFFCZAPG001

PATROL ツールボックス STUFF SKR26SPSTUFFCZAPG001

サイズ 外寸/幅595×奥行337×高さ316mm
内寸/幅535×奥行265×高さ260mm
重量 3.77kg
材質 ポリプロピレン

着脱可能なインナートレーを装備したシンプルな工具箱です。コストパフォーマンスに優れており、DIY初心者におすすめです。

リングスター リムーバブルパーツケース 7mmピッチ仕切 2WAYオープン方式 RVP-4500

リングスター リムーバブルパーツケース 7mmピッチ仕切 2WAYオープン方式 RVP-4500

サイズ 外寸/幅447×奥行293×高さ85mm
重量 1.4kg
材質 蓋/ポリプロピレン(コーポリマー)
本体・仕切り板/ポリプロピレン(高耐衝撃性コーポリマー)
ハンドル/ABS

ツインロックを装備した薄型軽量タイプです。仕切り板が7mmピッチで調整できるため、細かい工具やパーツ類の管理に適しています。

リングスター ハイクオリティボックス プロ仕様 スチール製 工具から小物まで RSD-471 グリーン RSD-471-GN

リングスター ハイクオリティボックス プロ仕様 スチール製 工具から小物まで RSD-471 グリーン RSD-471-GN

サイズ 外寸/幅470×奥行200×高さ180mm
本体内寸(中皿使用時)/幅468×奥行198×高さ130mm
重量 4.8kg
材質 スチール

耐熱性に優れたスチール製の工具箱です。両開きのインナートレーは小物の整理収納に適しており、中皿付きです。

リングスター ドカット 両開きふた 収納性抜群 D-7000 ブルー D-7000-B

リングスター ドカット 両開きふた 収納性抜群 D-7000 ブルー D-7000-B

サイズ 外寸/幅697×奥行330×高さ250mm
本体内寸(中皿使用時)/幅645×奥行262×高さ152mm
重量 3.1kg
材質 蓋・本体・中皿・仕切り板/ポリプロピレン(高衝撃性コーポリマー)
取っ手/ABS
バックル/ポリカーボネート

前後どちらでも蓋が開閉できる使い勝手の良い工具箱です。大容量のため、サンダーなどの大きな工具も難なく収納できます。

リングスター スーパーボックス グレート SG-1600 グレー/ネイビー ポリエチレン/ステンレス蝶番 高耐久 SG-1600-GY/NY

リングスター スーパーボックス グレート SG-1600 グレー/ネイビー ポリエチレン/ステンレス蝶番 高耐久 SG-1600-GY/NY

サイズ 外寸/幅1580×奥行650×高さ695mm
本体内寸(中皿使用時)/幅1502×奥行483×高さ295mm
重量 32.5kg
材質 本体/高耐衝撃性ポリエチレン
蝶番・バックル/ステンレス

車載専用設計となっており、1~2トン車に丁度良いサイズ感です。水やオイルによる腐食の心配がなく、屋外でも長く愛用できます。

まとめ

工具箱にはさまざまな種類があり、素材・形状・開閉方法も多種多様です。いずれも、メリットとデメリットの両方が存在するため、あらかじめ特徴や違いを把握しておくことが大切です。

工具箱を実際に購入する際は、収納性や耐久性はもちろん、工具が取り出しやすいかなどの利便性についてもチェックしましょう。また、工具を持ち運ぶことが多い方は、汎用性も踏まえて工具箱を購入することが重要です。

当記事で紹介した工具箱の選び方を参考に、ぜひ自分の使い方に合った工具箱を見つけてください。

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