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オフィスデスク配線の収納方法4選! きれいに整理するポイントとは

オフィスや自宅でパソコンなどの電子機器を多用している場合、デスク周りのケーブル類や電源コード類が絡み合うのはめずらしくありません。「明日も使うから」「片付けが面倒」と、ケーブルなどの配線をそのまま放置している人も少なくないでしょう。

しかし、オフィスデスク周りのコード配線が乱雑なままだと、見た目の美しさだけでなく、利便性や安全性まで損なうのも事実です。

今回は、デスク周りの配線整理が重要な理由から、デスク周りの配線を整理するときのポイント、すっきりと収納する方法4選を紹介します。配線整理を考えている人は、当記事を参考にデスク周りをきれいにしましょう。

▼このコラムを読んでもらいたい方

  • ・オフィスデスク周りにコードが散らばっている方
  • ・コードの配線をきれいにしたい方
  • ・オフィスデスク周りを整理整頓したい方

▼このコラムを読んで得られる情報

  • ・オフィスデスクの配線整理が重要な理由
  • ・オフィスデスクの配線を整理するときのポイント
  • ・配線をすっきりさせる収納方法

1.オフィスデスク周りの配線整理が重要な理由

デスク周りの配線整理が重要な理由

オフィスデスク周りの配線を整理すれば、さまざまなメリットが得られます。デスク周りの配線をすっきりとまとめれば、作業中に複雑に絡み合った配線が視界に入って気が散ったり、必要な配線を探すのに手間取ったりする心配もありません。また、配線やコンセント周辺を乱雑なまま放置すると発火のリスクが高まるため、配線の整理整頓は重要です。

たとえば、コンセントの定格容量を考えずにタコ足配線にしていた場合、発熱・発火する恐れがあります。また、配線が乱雑な状態だと掃除がしにくく、コンセント周辺にホコリや湿気が溜まり、トラッキング現象が起こるリスクがあるのも事実です。ケーブルを探している際に配線を無理に引っ張れば、断線による発火にもつながりかねません。

配線の不備から火災を引き起こさないために、オフィスデスク周りの配線は常に整理整頓を心がけましょう。必要に応じて、ケーブル配線がしやすいオフィスデスクを利用するのもポイントです。

メティオ2.0 古木調 フリーアドレスデスク

メティオ2.0 古木調 フリーアドレスデスク

サイズ 幅2400×奥行1200×高さ720mm
材質 天板:メラミン樹脂化粧板、フラッシュハニカム構造、パーティクルボード、脚部・配線ボックス:スチール(粉体塗装)、ジョイント金具:アルミニウム、配線ボックスフタ:PVCシート、MDF

デスクワークと会議の2役をこなす古木調フリーアドレスデスクです。奥行き600mmデスク4台分。古木調×ブラックのモダンデザイン。配線ダクトはフリーアドレスとミーティングで使い分けが可能。専用デスクトップ&サイドパネルを活用すれば、多様なニーズを満たせます。

メティオ システムデスク 木製デスク

メティオ システムデスク 木製デスク

サイズ 幅1000×奥行700×高さ720mm
材質 天板 / メラミン樹脂化粧板、フラッシュハニカム構造、その他木部 / フラッシュ構造、脚部、配線ボックス / スチール製

パソコンやモバイルを使った仕事に適した、ハイブリッドデスクです。現代のオフィスワークに合わせ、優れた配線機能を搭載した引き出し付きオフィスデスクとワゴンのセット。使いやすさと収納力を兼ね備えています。

2.オフィスデスクの配線を整理するときのポイント

デスクの配線を整理するときのポイント

オフィスデスクの配線を整理しようと適当な収納アイテムを使っても、きれいに整理するのは難しいでしょう。オフィスデスク周りを使いやすく、かつ見た目も美しい状態にするには、配線の流れを意識したうえで必要な収納力の把握が重要です。

ここでは、オフィスデスクの配線を整理するときのポイントを紹介します。

2-1.配線が変わっても対応できるようにする

オフィスデスクの配線を整理する際は、今後配線に変化が起きても対応できるように調整する工夫が大切です。

使用する電子機器や配置の数によって、オフィスデスク周りのケーブルの数や、ケーブルの流れは大きく変化します。そのため、今あるケーブルの数や流れに合わせて整理すると、デバイスがひとつ増えただけできれいに収納できなくなる恐れがあります。

周辺機器の増減や配置換えがあっても対応できるほどの余裕を持たせて、デスク周りの配線を整理する方法を考えましょう。

2-2.どの配線をどう収納したいのか洗い出す

配線を整理する際は、どの配線をどう収納したいのか洗い出す作業が大切です。

まずは、オフィスデスク上で絶対に動かせない電子機器と、移動可能な電子機器を仕分けましょう。 たとえば、デスクトップ型パソコンの場合はモニターや本体、各デバイスの電源や接続ケーブルの流れはある程度固定されます。動かせないケーブルを基準にして、ほかの周辺機器の設置場所を決めれば、ケーブルが散らばる心配はありません。

デバイスや配線ごとに収納方法やレイアウトを考えれば、整理に必要なアイテムも判明します。

3.オフィスデスクの配線をすっきりさせる収納方法4選

配線の流れを整理して設置場所を決めたら、オフィスデスクが使いやすく美しい見た目となるよう、丁寧にまとめていきましょう。

ここからは、オフィスデスク周りの配線をすっきりさせる収納方法を4つ紹介します。今すぐできる簡単な方法から、ワンランク上の収納テクニックまで説明するため、ぜひ参考にしてください。

3-1.電源タップで配線をまとめる

電源タップで配線をまとめる

オフィスデスク周りの配線が散らばる原因として、電源の位置が分散していることがあげられます。電源タップを使って電源の位置をまとめれば、デスク周りの配線をすっきりさせることが可能です。

電源タップは、大きく分けて以下の2種類があります。

<電源タップの種類>
分配タップ
  • コンセントの差込口を増やせる
延長コード
  • 離れた所へ差込口を伸ばせる

まずは、コンセントからオフィスデスクまでの間に電源タップを設置し、電源コードの流れを1か所にまとめましょう。オフィスデスク周りの配線整理には、延長コードタイプの電源タップがおすすめです。

電源タップを選ぶ際は、以下の点に注目します。

<電源タップの選び方>
形状
  • コードの長さ
  • 差込口の口数・向き・形
  • USBポートの口数
  • 個別スイッチの有無
  • 固定クランプの有無
機能
  • 雷ガード機能
  • トラッキング防止機能
  • 節電機能
  • 急速充電機能

なお、電源タップを利用する際は、タコ足配線とならないようご注意ください。電子機器の種類によっては、定格容量を超える可能性もあります。電源タップの差込口数が余った場合は、「コンセントキャップ」などでホコリの侵入を防ぐのもポイントです。

3-2.テープやベルトで配線を束ねる

電源コードの1本1本がバラバラの状態では、雑多な印象を与えてしまいます。そこで、テープやベルトで配線を束ねるだけでも、オフィスデスク周りがすっきりとした環境に変わります。

配線を束ねるアイテムは、以下の種類が代表的です。

<配線を束ねるアイテムの種類>
結束バンド
  • 使い切りタイプと再利用タイプがある
マジックタイ
  • マジックテープでできている
  • 好みの長さにカットできる
スパイラルチューブ
  • 非粘着のテープをらせん型に巻きつけて利用する
  • ケーブルの増減や入れ替えの際は巻きなおす
ケーブルカバー
  • 伸縮性と柔軟性がある
  • マジックテープで留められる
ケーブルモール
  • 強度が高く断線に強い
  • スライドさせてコードを収納する
  • 両面テープで壁や床に固定する
ケーブルホルダー
  • 1本~数本の配線をコンパクトにまとめられる
  • クリップやマグネットなどで固定できる

電源コードやケーブルの流れを分けてから、同じ方向につながる配線同士や長すぎるケーブルを束ねましょう。

テープやベルトを選ぶ際は、以下の点に注目します。

<テープやベルトの選び方>
材質
  • 配置場所との親和性
  • 掃除の利便性
  • 硬度
機能
  • 束ねる部分の幅
  • 束ね直しや移動の必要性

なお、テープやベルトを利用する際は、多くのケーブルを強く固定しないようご注意ください。強く束ね過ぎると、ケーブルの内部が傷つき断線する恐れがあります。ケーブルを束ねる部分や置く場所によって、テープやベルトなどの各アイテムを使い分けましょう。

3-3.箱やカゴで配線を覆い隠す

束ねたケーブルがむき出しのままでは、オフィスデスクの見た目を美しく整理された状態にすることはできません。箱やカゴで配線を覆い隠せば、きっちり配線をまとめたり束ねたりしなくても、オフィスデスク周りをきれいにできます。

配線を覆い隠せるアイテムは、以下の種類が代表的です。

<配線を覆い隠せるアイテムの種類>
ケーブルボックス
  • 配線用の穴が複数空いている
  • ボックスの周囲や裏にはホコリが溜まりやすい
カゴ
  • どこでも買える
  • ふたや配線用の穴は自分で工夫する必要がある

うねるケーブルをひとまとめにして、おしゃれな箱やカゴに収納すれば、インテリアの一部とすることも可能です。

箱やカゴを選ぶ際は、以下の点に注目します。

<箱やカゴの選び方>
材質
  • 周囲との親和性
形状
  • 収納可能な容量
  • 配線用の穴や溝の有無
  • ふたの有無

配線を入れる箱やカゴは、周囲の雰囲気に合ったデザインと、必要な大きさに着目して選びましょう。 ただし、箱やカゴを利用する際は、ルーターなどに熱がこもりやすくなります。また、手動での操作が必要となる配線の収納には向いていない点にもご注意ください。

3-4.ラックなどで配線を浮かせる

デッドスペースの有効活用は配線整理において上級向けのテクニックとなりますが、配線を浮かせれば限られたスペースを有効活用しやすくなります。

配線を浮かせるアイテムは、以下の種類が代表的です。

<配線を浮かせるアイテムの種類>
ワイヤーネット
  • 任意の場所に設置できる
  • 結束バンドなどと一緒に使う必要がある
ワイヤーバスケット
  • デスクの天板裏などに固定する
  • ある程度の重さに耐えられる
ケーブルトレー
  • デスクの背面に固定する
  • 比較的頑丈に作られている
配線収納ワゴン・サイドテーブル
  • 電子機器や書類などもまとめて収納できる
  • ケーブルを整理しやすい
両面テープ・マジックテープ
  • デスクの天板裏などに直接固定できる

ホコリは、低い場所や風通しの悪い場所に溜まりやすい特徴があります。そのため、ケーブルやコードを床から離すとホコリが溜まりにくくなり、オフィスデスク周りの掃除も楽になるでしょう。

ラックなどを選ぶ際は、以下の点に注目します。

<ラックなどの選び方>
材質
  • アイテムの耐久性
  • 周囲との親和性
機能
  • デスクに固定する方法
  • 配線整理のしやすさ

ただし、オフィスデスクの形状によってはラック単体での固定ができず、複数のアイテムが必要となる場合もあります。また、箱などを使わなければケーブル配線がむき出しの状態なため、配線整理の見た目が気になる人は「見せる収納」や「隠す収納」なども取り入れましょう。

まとめ

デスク周りの配線を流れに沿って整理し、まとめて収納することによって見た目が美しくなるだけでなく、発火リスクを抑えられます。

配線の整理方法を決める際は、現在の配線状況を整理して、どの配線をどのように収納すべきかを考えましょう。将来的に配線が増減して流れに変化が出ても対応できるように、収納スペースに余裕を持たせることが大切です。

デスク周りの配線を収納する方法には、「まとめる」「束ねる」「覆い隠す」「浮かせる」の4つがあります。必要なアイテムを揃えてデスク周りの配線を整理すれば、効率よく作業を進めやすくなるでしょう。

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