高級チェアメーカー「KEILHAUER」のおすすめポイントをプロが解説&レビュー
「KEILHAUER(キールハワー)」シリーズは、エルゴノミクスデザインに基づいて設計された高級なオフィスチェアです。デザイン性と座り心地を兼ね揃えた高級モデルで、独自の形状で体にかかる負担を軽減するモデルもあります。
この記事では、KEILHAUERの特徴についてプロが徹底解説します。そのうえでオフィスコムスタッフが実際の使い心地をレビュー。おすすめモデルのピックアップ&利用者の口コミも紹介しますので、あわせてご参照ください。
- 目次
- 1.KEILHAUER(キールハワー)とは?デザインや機能のおすすめポイントを紹介
- 2.座り心地や注意点などKEILHAUERをスタッフが実機レビュー
- 3.KEILHAUERのおすすめオフィスチェア4選!スタッフの口コミも紹介
- まとめ
1.KEILHAUER(キールハワー)とは?デザインや機能のおすすめポイントを紹介
KEILHAUER(キールハワー)とは、人間工学に基づいてさまざまなオフィスチェアを開発している海外メーカーです。
人間工学に基づいてデザインされたオフィスチェアを取り扱っており、独特な形状からオーソドックスなデザインモデルまで登場。いずれも体にかかる負担を軽減する効果が期待できます。
ここでは、KEILHAUER(キールハワー)のオフィスチェアがもつ特徴について解説します。
1-1.意匠性と座り心地を両立したデザイン
KEILHAUERのオフィスチェアには、意匠性と座り心地を両立したデザインのモデルが多く登場しています。印象に残るユニークなデザインと、体を委ねてリラックスできる安定した使い心地が両立されており、長時間座っていても体が疲れにくいのがメリットです。
なかには独自のフォルムで目を引くモデルもあり、優れたデザイン性からオフィス空間にスタイリッシュな印象を与える効果も期待できます。
たとえば、「キールハワージュニア」はユニークな見た目から従来とは画線を引くデザインを求めている方にも人気です。
一方で「キールハワー エーシンク」は、モダンなデザインとポリッシュ仕上げが合わさり高級感あふれるオフィスチェアに仕上がっています。
1-2.脚部・張地には高級感のある素材を使用
KEILHAUER製オフィスチェアのうち、「キールハワー エーシンク」には高級感のあるアルミポリッシュ素材を活用しています。上質なメッシュ素材と相まって、エグゼクティブチェアとしても存在感を発揮できるデザインです。
また、「オリジン」や「バニラ」など、素材に加えてこだわりのあるディテールが随所に見られるのもひとつのポイント。優れた耐久性と高級感を求めている場合は、「キールハワー エーシンク」が目を引く仕上がりだといえます。
1-3.体格に合わせて自動調整されるシンクロロッキング
KEILHAUER製オフィスチェアの多くには、体格にあわせて自動調整されるシンクロロッキング機能が搭載されています。シンクロロッキング機能とは、背もたれに寄りかかったとき、座面が連動してスライドする仕組みのことです。
座面と背もたれが連動して動くと、自然な体勢をサポートしたまま姿勢変化を実現できます。その結果、体格に合わせて、正しい姿勢を維持したままリラックス姿勢をとることが可能です。
1-4.シンプルで分かりやすい調整機能
KEILHAUERのオフィスチェアは、全モデルにおいてシンプルでわかりやすい調整機能が搭載されています。座面高やロッキングなど背もたれの角度を調整する機能が備わっており、ほかの細かい調整機能をカットすることで、微調整の手間も削減。
シンプルでわかりやすい調整機能に収まっているため、多くの人にとって使いやすいオフィスチェアに仕上がっています。
1-5.自由な姿勢で座れる独自の背もたれ(キールハワージュニアのみ)
KEILHAUERが取り扱うオフィスチェアのうち、キールハワージュニアのみ自由な姿勢で座れる独自の背もたれ機構が搭載されています。独特な形状の背もたれが体をしっかりとサポートし、適切な姿勢を維持してくれるのがメリットです。
その結果、長時間デスクワークをしていても、体に疲労感が溜まりにくくなっています。独特な背もたれデザインはオフィス空間にも個性的な印象を与えるため、ほかのオフィスチェアとは一線を画す存在感を放ちます。
2.座り心地や注意点などKEILHAUERをスタッフが実機レビュー
KEILHAUER(キールハワー)のオフィスチェアには、それぞれ異なった存在感を発揮するシリーズが用意されています。別々の工夫が取り入れられている一方で、似通った機能性を持つ部分があるのも事実です。
ここでは、KEILHAUERのオフィスチェアを実際に座ってみたレビューをご紹介します。
2-1.腰と背骨を支えるフィット感の強い座り心地がおすすめ
KEILHAUERのオフィスチェアは、いずれも座り心地の快適さに着目してデザインされたモデルが多くなっています。実際に腰掛けてみると、腰と背骨がしっかりと支えられるフィット感の強さが快適でした。
特に背面メッシュの「エーシンク」は吸い付くようにフィットしてくれるため、違和感のないデスクワークを実現できます。一方で革張りの「バニラ」や「オリジン」、「ジュニア」は適切な姿勢を保てるよう適度な反発力があり、長く腰掛けていても腰疲れがしにくい印象を受けました。
2-2.細かな調整をしなくても快適に座れる
KEILHAUERの「エーシンク」「バニラ」「オリジン」などには、細かな調整をしなくても快適に座れるシンクロロッキング機能が搭載されています。体格に応じて自動的に調整されるため、異なるスタッフが腰掛けてみても快適に座れると好評でした。
また、独自の形状を持つ「キールハワージュニア」はそれ自体がベストフィットするように作られており、特段調整を行わなくても体をしっかりと支えてくれます。ただし、145cmの小柄な女性スタッフのみ、「腰回りの違和感が拭えない」とのことでした。
2-3.肘掛の調整機能は付いていない点に注意
KEILHAUER製オフィスチェアのうち、「キールハワージュニア」以外は肘掛けの調整機能がついていない点に注意が必要です。キールハワージュニアにも、肘掛けの調整機能がないモデルもあるため、肘掛けの高さや角度を調整したい場合は別途オプション版を購入する必要があります。
肘掛けをベストな位置に調整すると肩こり起こりにくいとされており、長時間のデスクワーカーには気になるところでしょう。とはいえ実際に腰掛けていたスタッフは、そのままの状態がベストフィットしていた背景もあり、「特段疲れはなかった」とレビューを残しています。
3.KEILHAUERのおすすめオフィスチェア4選!スタッフの口コミも紹介
KEILHAUERにはさまざまなモデルが登場しており、特に「キールハワージュニア」は独特な形状により個性的な印象を与えたい人からも人気を集めています。
ここではKEILHAUERの人気モデルを4つピックアップしたうえで、スタッフの口コミを交えつつご紹介します。
3-1.胸を開いた姿勢で座れる独特な形状「キールハワージュニア 背パッド付き」
胸を開いた姿勢で座れる独特な形状「キールハワージュニア 背パッド付き」
サイズ | 外寸 / 幅698×奥行470×高さ994~1146mm 座面高さ / 420~520mm |
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材質 | 背・脚 / ガラス強化ナイロン クッション / ポリウレタン クロス / ナイロン100% |
独特な形状が個性あふれる印象を与える「キールハワージュニア 背パッド付き」は、旨を開いた正しい姿勢へ導いてくれるオフィスチェアです。体の軸を維持しつつも多様な動き方をサポートできます。
たとえば、サイドデスクの書類を手にとるときも肩の動きを邪魔しないデザインに仕上がっているため、ストレスフリーで上半身を動かしやすいメリットがあります。
○スタッフからの口コミ
- ・独特な形状ですが考えられていて、使い勝手が実に楽です。設備が充実しているオフィスワーカー向けモデルといえます
- ・自然と胸を開くような姿勢が取れるので、猫背が気になる自分には助かります
3-2.レバー1つのみのシンプルなデザイン「キールハワー エーシンク(Aecync)」
レバー1つのみのシンプルなデザイン「キールハワー エーシンク(Aecync)」
サイズ | 外寸 / 幅670×奥行670×高さ1000〜1110mm 座面高さ / 430〜540mm 座面奥行 / 495mm |
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材質 | 背 / メッシュ張り、樹脂成型品、アルミダイキャスト 座 / 革張り、モールドウレタン 脚・肘部 / アルミダイキャストポリッシュ仕上げ キャスター / ナイロン双輪キャスター |
シンプルなデザインがより高級感を生み出している「キールハワー エーシンク(Aecync)」は、洗練された見た目が特徴的なオフィスチェアです。フレーム周りはポリッシュ仕上げで高級感あふれる印象を後押ししています。
微調整機構は座面昇降のみですが、そのレバーも主張感を抑えたデザインで目を引きません。全体的に見た目が整っており、さまざまなワークシーンで映えるオフィスチェアと言えるでしょう。
○スタッフからの口コミ
- ・デザインのこだわりがすごく、美しさを感じます
- ・高級感ある見た目と快適な座り勝手で完成度の高い一品です
3-3.メカ部分が本体に内蔵された美しい形状「キールハワー オリジン ミドルバック」
メカ部分が本体に内蔵された美しい形状「キールハワー オリジン ミドルバック」
サイズ | 外寸 / 幅628×奥行565×高さ914〜1029mm 座面高さ / 425〜540mm |
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材質 | 背面・座面 / 総革張り フレーム・脚 / アルミ 肘パット / ウレタン |
レバー部分の出っ張りが気になる人には「キールハワー オリジン ミドルバック」がおすすめのオフィスチェアです。座面の上下昇降レバーすら座面下本体に組み込まれており、どの角度から見ても美しい左右対称デザインに仕上がっています。
座面の上下は無段階調整が可能で、なめらかなフォルムに溶け込んでいるため、美しさを邪魔する要素は一切ありません。オフィスのインテリアと相性が気になる人にもおすすめのモデルだといえます。
○スタッフからの口コミ
- ・座面の上下昇降が無段階調整できるのが魅力的な機能です
- ・メカらしい雰囲気を感じないシンプルデザインが本当におしゃれです
3-4.ロッキングの強さを調整できる「キールハワー バニラ ミドルバック」
ロッキングの強さを調整できる「キールハワー バニラ ミドルバック」
サイズ | 外寸 / 幅605×奥行660×高さ955〜1055mm 座面奥行き / 490mm 座面高さ / 440〜540mm |
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材質 | 背面・座面 / モールドウレタン 総革張り 脚 / アルミダイキャストポリッシュ、ナイロン双輪キャスター 肘部 / アルミダイキャスト 革張り |
普段からゆったり作業をしている姿勢もサポートする「キールハワー バニラ ミドルバック」は、ロッキング機能をよく使う人にもおすすめのオフィスチェアです。ロッキングの強弱を調整できるため、好みの反発力で作業環境を構築できます。
さらに、シンクロロッキング機能が搭載されているのもポイントです。ロッキングにあわせて座面がスライドする仕組みにより、人間の体にとって快適な姿勢を自然と維持しやすくなっています
○スタッフからの口コミ
- ・調整できるロッキング反力の範囲がちょうどよく、高級感あるデザインもオフィスにフィットします
- ・ハイタイプではないので、リクライニング性能を重視するならほかの椅子も選択肢にあがります
まとめ
「KEILHAUER(キールハワー)」のオフィスチェアは、ユニークなデザインの「キールハワージュニア」から、高級感あふれる見た目の「キールハワー エーシンク」まで、幅広いモデルが登場しています。
こだわりを持って製作されたシリーズが多いため、個性的なオフィスチェアをお探しの方はぜひこの機会にお試ししてみてはいかがでしょうか。
とはいえ、本体そのものが自然とフィットする仕組みな一方で、アームレストなど微調整機能の面が豊富ではないのも事実です。そのため、購入する前にショールームなどで実際の使い心地をチェックしてみると、「こんなはずじゃなかった」といったトラブルを未然に防げます。
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