木製のおすすめオフィスチェア6選!使い心地や特徴をプロが解説
テレワークなどの導入が進んだ結果、自宅にオフィスチェアの導入を考えている人も少なくありません。そのような在宅ワークでおすすめなのが、木製の温かみを感じられるオフィスチェアです。
近年では、自宅オフィスなどのインテリアとも調和するような「木製のオフィスチェア」が人気を集めています。
この記事では、木製のオフィスチェアがもつメリット・デメリットを徹底解説します。そのうえで、プロが選んだおすすめの木製オフィスチェアを口コミとともにピックアップしますので、あわせてご参照ください。
1.木製のオフィスチェアのメリット
鉄製のオフィスチェアとは違って、木製のオフィスチェアは自宅インテリアとも調和しやすいデザインが多くなっています。木ならではの温かみや、優れた耐久性、掃除のしやすさなどメンテナンス性のよさも人気を集める理由のひとつです。
ここでは、木製のオフィスチェアがもつメリットをご紹介します。
1-1.木ならではの温かみのある見た目
木製のオフィスチェアが高い人気を集める理由の背景に、「木ならではの温かみある見た目」があげられます。一般的な鉄製オフィスチェアでは演出できない、自然由来の温かみが「ナチュラルデザイン」として評判です。
背板や肘掛、脚部などに木製素材が使用されたデザインなら、インテリアのおしゃれアイテムとしても活用できるのが嬉しいポイント。おしゃれなオフィスチェアを探しているなら、木製タイプは一考の余地があると言えます。
1-2.耐久性が高い
木製のオフィスチェアは、耐久性の高さもメリットです。近年では、「ファブリック」「メッシュ」「レザー」などそれぞれのタイプが存在しますが、木製はいずれのタイプよりも平均して耐久性に優れています。
たとえば、ファブリックは水や汚れに弱いものの、加工済みの木製オフィスチェアなら拭き上げるだけで汚れを拭き取れるのもおすすめポイント。メッシュとは違ってホコリや形状崩れも起きにくく、合成レザーのように加水分解で表面がポロポロと崩れ落ちてしまう心配もありません。
完全に劣化しないわけではありませんが、ほかの張地素材に比べて、木製のオフィスチェアは耐久性の高さが魅力です。
1-3.掃除がしやすい
先述したとおり、木製のオフィスチェアは掃除がしやすいメリットもおすすめポイントです。木製パーツは水濡れや汚れに強いため、メッシュやファブリックとは違って水拭きで清潔感を保ちやすいメリットがあります。
また、メッシュのようにホコリが詰まりやすい面が少ない点もメリットのひとつ。定期的に掃除をしなくても汚れが目立ちにくい木製のオフィスチェアは、メンテナンスの手間を減らしたい方にもおすすめです。
2.木製のオフィスチェアのデメリット
木製のオフィスチェアには自然由来のおしゃれなデザイン性をはじめとしてさまざまなメリットがある一方で、デメリットがあるのも事実です。
ここでは、木製のオフィスチェアがもつデメリットをご紹介します。
2-1.座り心地が固く感じる場合がある
木製のオフィスチェアだからこそ、座り心地が固く感じてしまうデメリットが考えられます。ファブリックやメッシュの一般的なオフィスチェアに比べて、柔軟性に欠けてしまう点は注意が必要です。
モデルによっては体の接地面にクッションを設けているタイプも登場していますが、すべての木製オフィスチェアがそうとは限りません。特に長時間の着座姿勢だと、柔軟性のないオフィスチェアは体に違和感を招いてしまうおそれがあります。
2-2.サポート機能付きの商品が少ない
木製のオフィスチェアには、体をサポートするパーツが少ない傾向にあります。体圧を分散させにくかったり、正しい姿勢の維持に無意識で筋肉を使ったりしてしまうため、長時間のデスクワークで体に疲労感が溜まりやすくなるのがデメリットです。
ファブリックやメッシュタイプには「ヘッドレスト」「ランバーサポート」をはじめとして、快適な座り心地を味わえるクッションが魅力のモデルも多くなっています。サポート機能の充実さを重視してオフィスチェアを探している場合、木製タイプは機能性のチェックが欠かせないと言えるでしょう。
3.木製のオフィスチェアのおすすめ商品6選
木製のオフィスチェアは、自然由来の温かみあるデザインから多くのユーザーに愛されています。おしゃれなデザインのモデルも多く、自宅オフィスなどインテリアを気にするシーンにも最適です。
ここでは、プロが厳選した木製のオフィスチェアから、おすすめモデルをピックアップしてご紹介します。
3-1.背板・肘部に天然木を使用「ガラージ ワークチェア MBGD」
背板・肘部に天然木を使用「ガラージ ワークチェア MBGD」
サイズ | 外寸 / 幅582×奥行575×高さ724mm 座面高さ / 450mm |
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材質 | 背もたれ・肘部 / 天然木積層合板 座面 / 合板 座面(張地) / ポリ塩化ビニル 座面(クッション材) / ウレタンフォーム フレーム・脚部 / 鋼管、鋼板(粉体塗装) キャスター / PA(ナイロン)樹脂 |
背もたれや脚部に天然の木材を使用した「ガラージ ワークチェア MBGD」は、自然由来のおしゃれな木製オフィスチェアを探している人におすすめです。全体的に素朴なデザインで主張が抑えられており、さまざまなオフィスと調和します。
背板は程よくカーブしており、体に馴染む設計を採用。木製以外のフレームは凹凸のあるシボ塗装が施され、高級感を演出しています。座面のテクスチャー調座面は水拭きが可能なモデルで、お手入れがしやすい素材なのも特徴です。
○スタッフからの口コミ
- ・座面は硬めですが疲れることはないので快適です。小さな肘掛けはキチンと腕を置けてコンパクトなので、立ち座りも楽です
- ・しっかりとした作りで心地よい座り心地ですが、背もたれがちょっと小さく感じたかもしれません
3-2.背板が木製のカジュアルなデザイン「オリバー オフィスチェア 背ロッキング」
背板が木製のカジュアルなデザイン「オリバー オフィスチェア 背ロッキング」
サイズ | 外寸 / 幅532×奥行450×高さ735~835mm 座面高さ / 380~480mm |
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材質 | 背板 / ビーチ成型合板、ウレタン塗装 脚部 / スチール、ブラック塗装、ナイロンキャスター |
背板に木製を取り入れたカジュアルなデザイン「オリバー オフィスチェア 背ロッキング」は、どこかレトロな雰囲気のおしゃれさを演出している木製オフィスチェアです。自宅などのインテリアにも調和するデザインに仕上がっており、テレワークなどで使える木製オフィスチェアを探している人にもおすすめの商品です。
座面にはクッションが導入され、「ブルー/イエロー/ブラック」の色合いからチョイスが可能。無駄な装飾を一切省いたカジュアルさが、より一層おしゃれな雰囲気を底上げしたモデルだと言えるでしょう。
○スタッフからの口コミ
- ・背もたれをロッキングできるのが便利ですが、背もたれにクッション性はないので常に預けっぱなしだと背中が痛くなります
- ・おしりのクッションは反発力が程良いため心地よく座れます
3-3.優しい印象の円形デザイン「コクヨ パロ 背合板タイプ C07-Z11GU-1K1KA11」
優しい印象の円形デザイン「コクヨ パロ 背合板タイプ C07-Z11GU-1K1KA11」
サイズ | 外寸 / 幅660×奥行550×高さ765〜855mm 座面 / 幅480×奥行435mm 座面高さ / 400〜490mm 肘高さ / 635〜725mm |
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材質 | 【背】 背フレーム / アルミダイカスト(粉体塗装) 背板 / ブナ成形合板 【座】 座板 / ポリプロピレン クッション / モールドウレタン 張り地 / ポリエステル 【肘】 肘フレーム / アルミダイカスト(粉体塗装) 肘カバー / ポリプロピレン 【脚】 脚羽根 / 強化ナイロン キャスター / 直径50mmポリウレタン巻き |
全体的に円形のデザインを取り入れた「コクヨ パロ 背合板タイプ C07-Z11GU-1K1KA11」は、木材由来の優しい印象を求めている人にもおすすめのオフィスチェアです。背もたれは合板ですが木材のような印象を与えるデザインに仕上がっており、耐久性と木材を彷彿とさせる優しい印象を両立しています。
本体カラーは「ソフトベージュ/ライトグレー/ブラック」を選択可能です。ソフトベージュなら全体が木のような色合いに近づき、ラウンドフォルムのデザインと合わせて、オフィス全体の印象を柔らかにしてくれます。
○スタッフからの口コミ
- ・ラウンドデザインと色の組み合わせが部屋にもマッチしておしゃれな雰囲気を演出できます
- ・オフィスチェアとしてはコンパクトですが、座り心地は十分で圧迫感もなく自宅オフィスにもおすすめの一品です
3-4.座面が360°自由に動き背骨をS字にサポート「コクヨ イングライフ 背合板 C05-B10CGL」
座面が360°自由に動き背骨をS字にサポート「コクヨ イングライフ 背合板 C05-B10CGL」
サイズ | 外寸 / 幅755×奥行530〜605×高さ825〜915mm 座面 / 幅565×奥行440mm 座面高さ / 420〜510mm |
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材質 | 背板 / アッシュ突板、合板 座部 / ポリプロピレン 張り地 / ポリエステル 座クッション / モールドウレタン 脚羽根 / 強化ナイロン |
座面を360°自由に動かして体をアクティブに動かせる「コクヨ イングライフ 背合板 C05-B10CGL」は、バランスボールのような座り心地を味わえるオフィスチェアです。グライディングメカによって、座りながらも自由に体を動かしやすい仕組みを導入しています。
背もたれは木製の雰囲気を再現した合板ですが、ワイドなサイズ感があるため座面と合わせてゆったりと座れるのも特徴です。脚部はキャスターなしの固定脚で、リビングライクなデザインに仕上がっています。
○スタッフからの口コミ
- ・椅子がグラグラ動くというよりは動かせる感じですが、意外と仕事に集中できます
- ・クッション部分がしっかりしていて、思ったよりも快適な座り心地です
3-5.異硬度クッションの快適な座り心地「オカムラ パラベルチェア 木4本脚 8CBAYL」
異硬度クッションの快適な座り心地「オカムラ パラベルチェア 木4本脚 8CBAYL」
サイズ | 外寸 / 幅535×奥行530×高さ815mm 座面高さ / 440mm |
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材質 | 【背】 フレーム、インナーシェル / 樹脂成型品 【座】 シェル / 樹脂成形品 支基 / アルミダイキャスト 【脚】 ビーチ無垢材(ウレタン塗装) |
部位によって異なる硬度クッションを採用した「オカムラ パラベルチェア 木4本脚 8CBAYL」は、快適な座り心地を味わいたい方におすすめの木製オフィスチェアです。脚部は4本の固定脚になっており、ホームインテリアにも合うおしゃれな風合いを演出しています。
座面や背もたれには肉厚クッションを採用。硬さの異なる3種類のウレタンが一体化されており、前方は太ももを柔らかく、後方はお尻をしっかり支えてくれるため体格に沿ったサポート力を期待できます。
○スタッフからの口コミ
- ・車輪なしモデルとしては魅力的です。コンパクトで触り心地やデザインも良く高品質な仕上がりになっています
- ・木製脚がおしゃれで、自宅オフィスに使えるオフィスチェアをお探しの方にもおすすめです
3-6.デザインと機能性を両立「オカムラ ライブス ワークチェア 木脚 CD63YR」
デザインと機能性を両立「オカムラ ライブス ワークチェア 木脚 CD63YR」
サイズ | 外寸 / 幅582×奥行560×高さ875mm 座面高さ / 470mm 肘高さ / 650mm 脚 / 直径610mm |
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材質 | 張材 / インターロック 背・座インナーシェル / 樹脂成型品 脚 / ビーチ無垢材ウレタン塗装 |
カジュアルなデザインと機能性を両立させた「オカムラ ライブス ワークチェア 木脚 CD63YR」は、リビングライクな木製オフィスチェアを探している方におすすめのモデルです。体を包むフォルムと張地の柔らかな一体感が特徴的で、自宅インテリアとも違和感なく馴染みます。
温かみのある木製脚は作業中のズレが起きにくい固定脚で、立ち座りがしやすいよう座面が回転できるのも特徴のひとつ。椅子の引き出しや位置をずらす手間をかけずに、立ち座りをスムーズに行えるメリットもあります。
○スタッフからの口コミ
- ・見た目や肌触りがよく、肝心の座り心地も快適で使い勝手に優れています
- ・包み込まれるような感触を味わえます。自宅に置いても違和感なく馴染みそうなおしゃれさも素敵です
まとめ
木製の雰囲気を再現したオフィスチェアは、自然由来の温かみやおしゃれさから人気を集めているモデルです。木製はファブリックやメッシュに比べて水や汚れに強かったり、耐久性に優れていたりとさまざまなメリットも存在します。
一方で、すべてのパーツが木製のオフィスチェアは体をサポートする仕組みが弱く、長時間の着座で体が痛くなってしまう可能性も。木製の温かみを感じ取れつつも体の疲労感を軽減させるには、クッション素材なども併用した木製オフィスチェアがおすすめです。
おしゃれさを重視している場合は、脚部や背もたれなど、一部位に木製の温かみを採用したモデルを選ぶのも選択肢にあげられます。とはいえ、多種多様な木製のオフィスチェアから好みのモデルを探すのは難しいかもしれません。
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