コンパクトながら快適に座れる「イトーキノナ(nona)」の特徴を紹介

コンパクトなサイズ感ながら、しっかりとした座り心地で長く座っていても疲れにくい「イトーキノナ」は、長時間のデスクワークに使えるオフィスチェアとしても評判です。

オフィスの省スペース化に役立つデザインは、腰掛けている人だけでなく、周りの人にも優しい設計に仕上がっています。

この記事では、イトーキノナのサイズ感や機能の特徴を解説します。オフィスコムスタッフが使いやすさや注意点をレビューするほか、おすすめモデルとスタッフの口コミをピックアップして紹介しますので、あわせてご参照ください。

目次
1.イトーキノナとは?サイズや機能の特徴を紹介
2.使いやすさや注意点などイトーキノナをスタッフがレビュー
3.イトーキノナの人気商品3選!スタッフの口コミも紹介
まとめ

1.イトーキノナとは?サイズや機能の特徴を紹介

イトーキノナとは、オフィスの省スペース化にも役立つコンパクト設計のオフィスチェアです。周囲への影響を最小限に抑えつつも、快適に座るためのさまざまな仕組みが搭載されています。

ここでは、イトーキノナのサイズや機能の特徴について解説します。

1-1.横幅570mmのコンパクト設計

イトーキノナは、横幅わずか570mmのコンパクトな設計でデザインされています。座面や脚部がコンパクト設計でありながら、快適に座れるようデザインされているため、小スペースながらもゆとりのある座り心地を味わえるのが特徴です。

たとえば、肘なしタイプのイトーキノナチェアなら、1800mmのテーブルに3脚の椅子を設置できます。フリーアドレスデスクを始めとして、オフィスの省スペース化に役立つイトーキノナはさまざまなシーンに使用できるでしょう。

1-2.通気性・伸縮性に優れたメッシュ素材の張地

イトーキノナの張地には、通気性や伸縮性に優れたメッシュ素材を活用しています。背もたれに体を預けて長時間作業をしていると、熱がこもって蒸れるような不快感を味わう人も少なくないでしょう。

通気性に優れたメッシュ素材なら、熱気を逃して蒸れの不快感を低減させられます。さらに、伸縮性に優れたメッシュ素材は体にぴったりとフィットしてくれるため、体圧を分散しやすく、座り疲れを軽減する効果まで期待できます。

1-3.快適な姿勢を保つデュアルモーションロッキング

快適に作業をするための姿勢を保てる「デュアルモーションロッキング」が搭載されているのもイトーキノナの特徴です。一般的なオフィスチェアでは背もたれを倒すとPC画面との視線距離が変わり、腕を伸ばしたり、焦点位置が変わったりするモデルが多くなっています。

イトーキノナなら、背もたれを倒しても視線距離が変わりにくく、目の疲れを軽減する効果が期待できます。

厚生労働省でも、「PC画面との視線距離は40cm以上を確保する姿勢」が推奨されているのも事実です。普段の姿勢と後傾時で、椅子の位置を微調整する手間もかからないイトーキノナは、快適な作業環境の維持に役立つと言えるでしょう。

出典:厚生労働省『テレワークにおける適切な労務管理のためのガイドライン 4-2 自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備の留意』

1-4.ロッキング角度と座面高さを調節可能

ロッキング角度や座面の高さを調節できるのもイトーキノナの特徴です。座面高は405～495mmと一般的なオフィスチェアのサイズ感に仕上がっており、160cm前後の人から快適に座りやすくなっています。

また、ロッキング角度を調節できるのもポイントです。ロッキングストッパーを使えば、普段から後傾姿勢で作業している人も快適に仕事をしやすくなるメリットがあります。

さらに、ロッキング時に後方への影響力を最小限に抑える「デュアルモーションロッキング機能」が搭載されているため、通路を狭めず気兼ねなくロッキングしやすいのも特徴のひとつ。オフィス空間の省スペース化に大きく貢献してくれます。

1-5.スムーズに移動させられる把手付き

イトーキノナチェアには、スムーズに移動させるための把手が背面についています。メッシュ部分にふれることなく椅子を移動させられるため、張地を傷つけたり、手垢で汚したりしにくいのがメリットです。

また、引き出しや収納などもスムーズに移動させやすいのがメリットのひとつ。省スペース化に貢献するコンパクト設計も相まって、移動性の良さも考慮されてデザインされています。

2.使いやすさや注意点などイトーキノナをスタッフがレビュー

イトーキノナチェアはコンパクトな設計ながらも快適な座り心地を味わえるようデザインされたオフィスチェアです。ロッキング時も後方への影響を最小限に抑えるなど、オフィスの省スペース化に貢献してくれるのもメリットです。

ここでは、イトーキノナを実際に使ってみたオフィスコムスタッフのレビューを紹介します。使いやすさや注意点などに触れているため、ぜひご参照ください。

2-1.曲面的な形状で長時間座っても疲れにくい

イトーキノナチェアは一見するとコンパクトなため座り疲れが起きやすいと考えがちですが、曲面的形状が体にぴったりとフィットしてくれます。そのため、体圧を適切に分散させやすく、長時間のデスクワークでも体が疲れにくいのがメリットです。

実際に腰掛けたスタッフからは、「腰回りもしっかりと支えてくれるので正しい姿勢を維持しやすく、長時間座っていても疲れなかった」と高く評価されています。メッシュ素材のフィット性も相まって、普段から後傾姿勢で体を支えてほしい人にはおすすめだと言えるでしょう。

2-2.肩や腕を自由に動かせる

イトーキノナチェアは、椅子の上部に向かうほど幅が狭くなっているデザイン性が特徴です。オフィスコムのスタッフが実際に腰掛けてみると、肩甲骨周りから肩や腕を邪魔しなくなるため、テーブル上の資料やパソコン操作がやりやすいと高く評価しています。

サイドテーブルを活用しているなど、肩や腕の自由度を重視したオフィスチェアとしても理想的です。スムーズなデスクワークをしたい人にとって、腰回りをサポートしつつも邪魔をしないイトーキノナチェアは心強い味方と言えそうです。

2-3.座面下の調節レバーが大きくて操作しやすい

イトーキノナチェアの座面下部に搭載された調節レバーは、大きく操作しやすいのも特徴です。左手側にはロッキングストッパー、右側には座面昇降のレバーが搭載されています。使用したスタッフは「大きくて掴みやすいため触れやすく、座面下を覗き込む動作をしなくて済む」と評価しています。

また、座面下には専用の取扱説明書を収納するポケットが用意されており、使い方をセットで管理できるイトーキノナは備品管理の面でも取り扱いやすいオフィスチェアだと言えるでしょう。

2-4.肘のタイプの違いに注意

イトーキノナチェアには「肘なし」「ループ肘」「アジャスタブル肘」の3タイプが用意されています。今回使用したオフィスチェアのなかでも、高く評価されていたのは「アジャスタブル肘」です。

アジャスタブル肘なら上下・前後・左右で調節できるため、適切な位置に調節すれば肩こり等の症状を和らげる効果も期待できます。実際に使ったオフィスコムスタッフからは「前方が軽く折れ曲がっているので、角部分で痛くならない」とデザイン性が好まれていました。

一方で、肘なしモデルは腕を置く位置がなく、デスクとの兼ね合いによっては肩こりの症状を招いてしまう可能性も。ループ肘も位置を調節できないため、「機能性を重視する場合は自分の体格と合っているか事前の試し座りを推奨」と評価されています。

3.イトーキノナの人気商品3選!スタッフの口コミも紹介

イトーキノナチェアは、コンパクトなサイズ感を実現しつつも快適に座れるオフィスチェアとして評判です。脚径は570mmと、幅1000mmの片袖デスクにも収納しやすいサイズ感に仕上がっています。

ここでは、イトーキノナの人気モデルをピックアップしたうえで、スタッフの口コミとあわせてご紹介します。

3-1.デスク下にすっきり収まる「イトーキノナチェア肘なし KZ-330PG」

デスク下にすっきり収まる「イトーキノナチェア肘なし KZ-330PG」

サイズ	幅570×奥行580×高さ895～985×座面高405～495mm
材質	背/メッシュ張り座/布地張り背フレーム/強化ナイロン樹脂脚/強化ナイロン樹脂・ナイロン双輪キャスター付

デスク下にすっきり収まる「イトーキノナチェア肘なし KZ-330PG」は、オフィスの省スペース化を重視したオフィスチェアを探している方におすすめのモデルです。肘なしのためデスクと干渉しづらく、そのままデスク下に収納しやすくなっています。

また、背もたれには専用の取っ手がついており、出し入れがしやすいのもポイントです。メッシュ張地を汚したり傷つけたりしにくいため、ひとつの椅子を長く綺麗に扱いやすくなっています。

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○スタッフからの口コミ

・オフィスが狭く背もたれを倒しづらい空間でも、気軽に倒せる点が魅力です
・サイズ感はコンパクトですが、腰回りに吸い付くようにフィットしてくれるので意外と快適な座り心地を味わえます

3-2.安定性の高い固定肘掛け「イトーキノナチェアループ肘 KZ-336JB」

安定性の高い固定肘掛け「イトーキノナチェアループ肘 KZ-336JB」

サイズ	幅570×奥行580×高さ895～985×座面高405～495mm
材質	背/メッシュ張り座/布地張り背フレーム/強化ナイロン樹脂肘当て/エラストマー樹脂+ウレタン肘受け/強化ナイロン樹脂脚/強化ナイロン樹脂・ナイロン双輪キャスター付

安定性の高い固定肘掛けを搭載した「イトーキノナチェアループ肘 KZ-336JB」は、デザイン性も重視してコンパクトなオフィスチェアを探している人におすすめのモデルです。一般的な肘掛けとは違ったループ肘は、チェアのデザインを損なうことなく、飽きのこないシンプルさを底支えしています。

また、安定性の高い固定肘は、微調節などをせずともそのまま使えるのがメリットです。肘掛けを使う人と使わない人のニーズをそれぞれ満たすため、フリーアドレスデスクなどでも多く採用されるモデルです。

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○スタッフからの口コミ

・私は大丈夫ですが、大柄なスタッフは高さが合わず肩こりが酷くなってしまったようです
・落ち着いた色合いがおしゃれで、デザイン重視のモデルを探している方にもおすすめです

3-3.肘掛けの位置を調整できる「イトーキノナチェアアジャスタブル肘 KZ-337JB」

肘掛けの位置を調整できる「イトーキノナチェアアジャスタブル肘 KZ-337JB」

サイズ	幅595×奥行580×高さ895～985×座面高405～495mm
材質	背/メッシュ張り座/布地張り背フレーム/強化ナイロン樹脂肘当て/エラストマー樹脂+ウレタン肘受け/強化ナイロン樹脂脚/強化ナイロン樹脂・ナイロン双輪キャスター付

肘掛けの位置を調整できる「イトーキノナチェアアジャスタブル肘 KZ-337JB」は、快適な作業環境を求めている人におすすめのオフィスチェアです。搭載されているアジャスタブル肘は高さ・前後・左右で調整できるため、自分の体格にあった位置へ調節できます。

最適な位置に肘掛けを調節すれば、腕から先の重みを正しく分散できるため、肩に掛かる負荷を減らせるのが大きなメリットです。肩こりなどの症状に悩まされている人にとって、アジャスタブル肘は魅力的なサポート機能だと言えます。

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○スタッフからの口コミ