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コンパクトで座り心地も快適な「プラス フィータ(Fita)」をプロがレビュー

コンパクトで座り心地も快適な「プラス フィータ(Fita)」をプロがレビュー

ミニマルなコンパクト設計のフォルムが特徴的な「プラス フィータ(Fita)」は、柔らかなカーブを描いた見た目が可愛らしいオフィスチェアです。上質なデザインと快適な座り心地を両立しており、快適な作業空環境づくりに貢献します。

この記事では、プラス フィータ(Fita)の特徴についてサイズやデザインを徹底解説します。そのうえで、オフィスコムスタッフが実機を使った使用感もレビュー。ユーザーからの口コミを交えつつおすすめの人気モデルもご紹介しますので、あわせてご参照ください。

1.プラス フィータ(Fita)とは?サイズやデザインの特徴を紹介

プラス フィータ(Fita)とは?サイズやデザインの特徴を紹介

プラス フィータ(Fita)とは、最小クラスのコンパクトな脚と、ミニマルなサイズ感が特徴的なオフィスチェアです。全体的に小さなサイズ感に仕上がっており、オフィス全体の空気感をしなやかに結びながら、快適な座り心地で多様な働き方をサポートしています。

ここでは、プラス フィータ(Fita)がもつ特徴について解説します。

1-1.デスク下に無理なく収まるコンパクト脚

プラス フィータのもっとも大きな特徴のひとつが、オフィスデスク下へ簡単に収納できるコンパクト脚の設計です。従来のオフィスチェアは座面よりも脚直径が広くなっており、片袖デスクなどの下に収納しづらいシーンもまれに見かけられました。

一方でプラス フィータは、脚直径が570mmと最小クラスのサイズ感に仕上がっています。幅1100サイズの片袖机でも、無理なく収められる計算です。そのため、オフィス空間を効率的に活用したいシーンに合うオフィスチェアとして仕上がっています。

1-2.背後のスペースを確保できるシートスライドロッキング

プラス フィータには、背もたれをロッキングしても背後のスペースを確保しやすい「シートスライドロッキング」機能が搭載されています。通常のオフィスチェアでリクライニングやロッキング機能を使うと後方の通路にはみ出てしまい、通行の邪魔になってしまったり、迷惑をかけないようあまり体を預けられなかったりと、悩んでいる人も少なくありませんでした。

プラス フィータなら、従来のオフィスチェアよりも後方へ100mm以上余裕のスペースを設けられます。人の通路を妨げず、好みのタイミングでロッキングしやすくなっているため、利用者と通行者の双方が安心して利用しやすいのが特徴です。

ただし、肝心のロッキングは初期位置での固定のみに限られるため、任意の位置で角度を固定する機能は搭載されていない点にご注意ください。

1-3.ゆったり座れる背面・座面形状

コンパクトデザインのプラス フィータには、ゆったりと座れるように背面・座面に独特のフォルムを採用しています。背もたれ上部は緩やかな曲線を描くようにカーブしており、背中を包み込むような座り心地が特徴です。

腰部をしっかりと支えてサポートするため、体圧を適切に分散させやすくなっています。

1-4.曲面を活かした柔らかなデザイン

全体的に丸みを帯びたカーブ設計のプラス フィータには、曲面を活かした柔らかなデザインが採用されています。一般的なオフィスチェアと違って圧迫感が抑えられており、フレームと背・座張地のツートンカラーがよりおしゃれな雰囲気を演出しているのもポイントです。

曲面形状が見る角度によって陰影や動きを作り出すため、オフィス空間にさまざまな印象深さを与えられるのも特徴のひとつ。さまざまなオフィスと調和しやすいデザインだといえます。

1-5.本体・張地の豊富なカラーバリエーション

プラス フィータの本体・張地は、豊富なカラーバリエーションが用意されているのも特徴です。本体フレームは「ホワイト/ブラック」の2種類から選択できるほか、張地は「ブラック/ナイトブルー/クラウドグレー/サンドベージュ/カナリアイエロー/リーフグリーン/シャローブルー/テラコッタレッド」の8色から選べます。

ほかにも、モデルによっては「エモーショナルレッド/シャンパンゴールド」など、豊富なカラーリングが用意されているのが特徴です。さらに、「肘なし/アジャスト肘付き/ループ肘」などのモデルも選べるため、自分好みのデザインと作業環境を手に入れやすくなっています。

2.座り心地や調整機能などプラス フィータをスタッフがレビュー

プラス フィータは丸みを帯びた形状とツートンカラーのような色合いがおしゃれさを演出しているオフィスチェアです。

コンパクトで片袖のオフィスデスク下に収納しやすいほか、ロッキング時も後部に空間を生み出しやすい設計のため、オフィスの省スペース化運用にもマッチします。

ここでは、オフィス家具を多数取り揃えているオフィスコムのスタッフより、「プラス フィータ」を実際に使ってみた座り心地や調整機能をレビューしてご紹介します。

2-1.背面にもたれても机からの距離が保ちやすい

コンパクトを念頭に置いて設計された「プラス フィータ」は、オフィスの省スペース化にも最適なオフィスチェアです。背面にもたれたロッキング状態でも、後方の空間に圧迫感を与えにくくなっています。

プラス フィータ(Fita)を最大限ロッキングした状態

さらに副次的な効果として、ロッキングしても机からの距離があまり遠くならないメリットも。姿勢変化に応じてその都度椅子の距離を微調整する必要もなく、「寄りかかってもそのままスムーズに作業へ集中できるのは嬉しい」との声が集まりました。

2-2.腰に隙間ができにくくフィット感がある

「プラス フィータ」の背もたれは、程よいカーブ設計になっており、腰掛けたときに自然と背中全体を包み込むようなフィット感があるのも嬉しいポイントです。実際に腰掛けてみると両脇から優しくフィットしてくれるため、隙間ができにくく、負荷を全体に分散させられる印象を受けます。

プラス フィータ(Fita)にもたれかかった状態

フィット感がないオフィスチェアは腰掛けていると違和感を覚えるシーンも少なくないため、作業への集中力を高めたい人は、ぜひ試座して体感してみるのをおすすめします。

2-3.肘掛けを前後左右に細かく調整できる

「プラス フィータ」には「肘なし/ループ肘」などいくつかのモデルが登場していますが、なかでも「アジャスト肘」は高さ・前後・左右に微調整できる機能性があります。アームレストの位置を微調整すると、腕の重みを分散させて肩にかかる負担を軽減できるため、肩こりなどの症状を緩和する効果が期待できます。

プラス フィータ(Fita)のアームレストの可動域

実際にオフィスコムスタッフが利用してみると、ベストな作業環境である「垂直におろした腕が90°ほど開いて重みを分散させられる状態」を容易に実現。3時間ほど作業したスタッフは、「肩こりなどの疲れは感じられない」と肘掛けの微調整機能を高評価でレビューしていました。

2-4.緻密なメッシュ素材で身体のラインが透けにくい

「プラス フィータ」の張地には熱などがこもりにくいメッシュ素材を採用。そのうえで緻密に織り込まれたメッシュを採用しているため、背面から見ても体のラインが透けにくいメリットがあります。

プラス フィータ(Fita)のメッシュ

そのため、メッシュの熱がこもりにくい性質を持ちつつも、人の目を気にせずにリラックスして腰掛けられるのもメリットです。女性スタッフからは「人の目が気になるので体のラインが透けづらいのは嬉しい」と評判でした。

3.プラス フィータの人気商品4選!ユーザーの口コミも紹介

プラス フィータはコンパクトな設計と丸みを帯びたフォルムが特徴的なオフィスチェアです。柔らかなカーブと可愛らしいデザイン性、オフィスの省スペース化にも貢献するミニマルデザインなど、多くの観点でさまざまなユーザーから人気を獲得しています。

ここでは、そんなプラス フィータのおすすめモデルをピックアップして、ユーザーの口コミを交えつつスペックをご紹介します。

3-1.コンパクトでデスク下にも収まりやすい「プラス フィータ ブラックフレーム 肘なし KC-FT60ML」

コンパクトでデスク下にも収まりやすい「プラス フィータ ブラックフレーム 肘なし KC-FT60ML」

コンパクトでデスク下にも収まりやすい「プラス フィータ ブラックフレーム 肘なし KC-FT60ML」

サイズ 幅570×奥行585×高さ895~985mm
座面高さ405~495mm
材質 背 / 樹脂成型品、メッシュ張り
座 / 樹脂成型品
座クッション / モールドウレタン、布張り
脚 / 脚樹脂成型品、ナイロン双輪キャスター

オフィスの省スペース化など、オフィスデスクに収納できるオフィスチェアをお探しの場合は「プラス フィータ ブラックフレーム 肘なし KC-FT60ML」がおすすめです。プラス フィータの肘なしモデルで、デスク下へ収納するときにアームレストの影響を受けにくくなっています。

本体脚部のサイズ設計がコンパクトな面もあり、肘なしと相まって容易にオフィスデスク下に収納しやすいのがメリットです。人の流動性が高いフリーアドレスデスクなどにもマッチするオフィスチェアといえます。

○ユーザーからの口コミ

  • ・大きすぎない足回りを探していたので大満足
  • ・3ヶ月検討した後に購入。圧迫感がなく腰痛が改善されたのが嬉しい

3-2.細かく調整できる肘付き「プラス フィータ ホワイトフレーム アジャスト肘 KD-FT50ML」

細かく調整できる肘付き「プラス フィータ ホワイトフレーム アジャスト肘 KD-FT50ML」

細かく調整できる肘付き「プラス フィータ ホワイトフレーム アジャスト肘 KD-FT50ML」

サイズ 幅590×奥行585×高さ895~985mm
座面高さ405~495mm
材質 背 / 樹脂成型品、メッシュ張り
座 / 樹脂成型品
座クッション / モールドウレタン、布張り
脚 / 脚樹脂成型品、ナイロン双輪キャスター
肘 / 脚樹脂成型品、軟質ウレタン樹脂パッド付

長時間のデスクワークなどで作業へ集中できるオフィスチェアをお探しの方には「プラス フィータ ホワイトフレーム アジャスト肘 KD-FT50ML」がおすすめです。肘掛けが「高さ・前後・左右」に動かせるため、自分の体格にあった位置へ微調整しやすくなっています。

自分に合った高さへ肘掛けを調整すれば、肩こりなどの症状を緩和・解消できる可能性も。長時間のデスクワークで肩こりによる辛さが残ってしまったり、肩の違和感で仕事への集中力が邪魔されたりする悩みをお抱えの方にはおすすめのモデルです。

○ユーザーからの口コミ

  • ・コンパクトさが売りですが、座面や背もたれは十分な広さ
  • ・リクライニングを任意の位置で固定できない。初期位置だけなのはちょっと残念

3-3.おしゃれな2色の本体カラー「プラス フィータ バイカラー アジャスト肘 KD-FT63ML」

おしゃれな2色の本体カラー「プラス フィータ バイカラー アジャスト肘 KD-FT63ML」

おしゃれな2色の本体カラー「プラス フィータ バイカラー アジャスト肘 KD-FT63ML」

サイズ 外寸 / 幅669×奥行637×高さ905~995mm
座面 / 幅460×奥行445mm
座面高さ / 415~505mm
材質 【背】
樹脂成型品(メッシュ張り)
【肘】
樹脂成型品(軟質ウレタン樹脂パット付き)
【座】
樹脂成型品
クッション / モールドウレタン(布張り)
【脚】
アルミダイキャスト
キャスター / ナイロンキャスター

おしゃれさに磨きの掛かったオフィスチェアをお探しの方には「プラス フィータ バイカラー アジャスト肘 KD-FT63ML」がおすすめです。本体フレームは2色配合のバイカラーデザインに仕上がっており、質感のよいメッシュ素材と相まって、より洗練された印象を与えられます。

オフィスの省スペース化を目指しつつも、インテリア性を損ないたくない方にとって、十分に魅力のあるモデルだと言えるでしょう。

○ユーザーからの口コミ

  • ・流石大手メーカーです。質感も良くとても座りやすく感じます
  • ・職場の高齢スタッフがとても気に入ってくれました

3-4.デザイン性の高いアルミ素材「プラス フィータ バイカラー アルミ脚 ループ肘付き KB-FT63ML」

デザイン性の高いアルミ素材「プラス フィータ バイカラー アルミ脚 ループ肘付き KB-FT63ML」

デザイン性の高いアルミ素材「プラス フィータ バイカラー アルミ脚 ループ肘付き KB-FT63ML」

サイズ 外寸 / 幅669×奥行637×高さ905~995mm
座面 / 幅460×奥行445mm
座面高さ / 415~505mm
材質 【背】
樹脂成型品(メッシュ張り)
【肘】
樹脂成型品(軟質ウレタン樹脂パット付き)
【座】
樹脂成型品
クッション / モールドウレタン(布張り)
【脚】
アルミダイキャスト
キャスター / ナイロンキャスター

オフィス内の雰囲気だけでなく、オフィスチェア単体のデザイン性にも注目したい方におすすめのモデルが「プラス フィータ バイカラー アルミ脚 ループ肘付き KB-FT63ML」です。

本体2色のバイカラーで洗練されたおしゃれさを演出しているのはもちろん、脚部にはデザイン性の高いアルミ素材を活用しており、椅子そのものが高級感を醸し出しています。洗練されたデザインはオフィスの空気を引き締めてくれるため、想像力を刺激してエネルギッシュな作業環境を作り出せます。

○ユーザーからの口コミ

  • ・見た目の高級感は気に入っていますが価格的には妥当ですね
  • ・機能がとてもシンプルで全体サイズも小さいがすごく気に入っています。カラーリングも素敵

まとめ

プラス フィータ(Fita)は、コンパクトなサイズ感と快適な座り心地を両立したオフィスチェアです。小回りの効くサイズ感で片袖デスク下にも収納しやすいほか、ロッキング時に背後への沈み込みを抑えているため、背面通路の妨害をしにくいなどのメリットもあります。

また、プラス フィータはデザイン性に優れているのも特徴のひとつ。ミニマルな設計とおしゃれなカラーリングがユーザーの口コミでも高い評価を獲得していたため、そちらをチェックしてみるのもポイントです。

とはいえ、実際に腰掛けてみなければ自分に合うか検討が難しいのも事実です。高級なオフィスチェアが気になる方は、ぜひこの機会にオフィスコムのショールームをご利用ください。ショールームでは多種多様なオフィス家具を取り揃えており、試座から実際の使用感をお確かめいただけます。

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