応接室におすすめのセット14選|オフィス家具の選び方からレイアウトまで
オフィス開設やオフィス移転に伴って、応接セットの購入を検討している人がいるかもしれません。応接セットを購入する際は、応接室の間取りや会社の雰囲気も考えながら選ぶ必要があります。
この記事では、応接セット・応接会議セットの選び方、そしてビジネスマナーに沿った応接室のレイアウトについてご紹介します。あわせて、おすすめの応接セット・応接会議セットを厳選して紹介しますので、ぜひご参照ください。
▼このコラムを読んでもらいたい方
- ・オフィスを新設・移転する方
- ・応接室の作り方がわからない方
- ・おすすめの応接室セットを探している方
▼このコラムを読んで得られる情報
- ・タイプ別!応接室の特徴を解説
- ・応接・応接室セットの選び方
- ・ビジネスマナーに沿った応接室の作り方
- 目次
- 1.応接室には2つのタイプがある!それぞれの特徴とは?
- 2.応接セット・応接会議セットの選び方
- 3.ビジネスマナーに沿った応接室のレイアウト
- 4.おすすめ応接セット・応接会議セット14選
- まとめ
1.応接室には2つのタイプがある!それぞれの特徴とは?
応接スペースは、顧客との商談や面談などに使われる空間です。そのため、応接室のおしゃれさやインテリアデザインは来訪者へ与える印象を大きく左右します。応接室に使っているオフィス家具の見栄えが悪ければ、それだけでマイナスなイメージを与えてしまう可能性も。
ただし、応接スペースと一口にいっても、「応接用スペース」と「応接会議用スペース」の2つに分かれます。空間の用途やオフィスデザインに合わせて、オフィス家具を選ぶのが大切です。
「応接用スペース」は、顧客との商談や応接を目的とした応接間の役割をします。ほかの目的では使用せず、いわゆる「客間」として使われる空間です。そのため、応接用スペースには、「ローテーブル」や「オフィスソファ」のように、おしゃれさを重視して高さがないオフィス家具を設置します。
一方、「応接会議用スペース」は、取引先との応接だけでなく、会議スペースとしても活用できる空間を指します。客間として使わない場合は、スペースを有効利用できる点がメリットです。会議にも使用できるように、「会議用テーブル」や「マネジメントチェア」など、高さがあるオフィス家具を設置する傾向にあります。
近年、応接室と社内会議室を兼用する企業が増えている背景もあり、見栄えを意識しつつ、商談やミーティングに適したオフィス家具を購入するケースが多くなっています。
2.応接セット・応接会議セットの選び方
「応接セット」と「応接会議セット」を選ぶなら、スペースの間取りや会社の雰囲気に注目するのが大切です。どんなにおしゃれで素敵なデザインのオフィス家具でも、応接スペースに合わなければ圧迫感や閑散とした印象を与えかねません。
また、見栄えや座り心地は、オフィス家具の素材によって大きく変わります。ミーティングにも使用する場合は、顧客に与える印象だけでなく、社内での使い勝手にもこだわりたいところです。
ここからは、「応接セット」と「応接会議セット」それぞれの選び方について紹介します。
2-1.応接室の間取りに合わせたサイズのオフィス家具を選ぶ
空いているスペースを圧迫してしまうサイズ感のオフィス家具を選んでしまうと、オフィス内の見栄えが悪くなってしまうため、応接室の家具はスペースに余裕があるタイプの選定が大切です。
一般的な応接セットのサイズは、約6平方メートル(ソファ2脚・ローテーブル1脚)です。部屋の広さが12平方メートル以上あれば、窮屈に感じる心配はありません。
足元は、センターテーブルからソファや椅子の脚部まで400~500mm開いていたスペース感がベストです。ただし、それ以上開いてしまうと、かえって使いにくくなります。また、応接セットを最小のスペースに設ける場合でも、300mm以下にならないように設置するのが大切です。
ま部屋の広さに対してオフィス家具の大きさがマッチしていても、そもそも搬入できるかどうかも確認するのをおすすめします。「応接セットが応接室に搬入できなかった」といったミスを避けるためにも、出入り口や搬入経路のサイズは事前に確認しておきましょう。
2-2.会社の雰囲気に適したデザインを選ぶ
応接セットを取り扱うメーカーには、「オフィス家具メーカー」と「家庭用家具メーカー」の2つがあります。それぞれの特徴を押さえると、会社の雰囲気にマッチする家具を選びやすくなります。
「オフィス家具メーカー」は、スチール製家具を製造するノウハウを活かして、スタイリッシュかつシンプルなデザインの会議用チェアや会議用テーブルなどを取り扱っているケースが大半です。一方で、「家庭用家具メーカー」は、木製家具を製造するノウハウに優れ、生活に馴染む温かみがあるおしゃれデザインの家具が多くみられます。
基本的には、大切なお客様や取引先を相手に挨拶を行うのであれば、「オフィス家具メーカー」が好ましいと言えます。対して、比較的硬さのないカジュアル要素が強いオフィス空間なら、居心地のよさに優れた「家庭用家具メーカー」もおすすめです。
応接セットを購入する際には、会社の雰囲気や方針、さらにほかのインテリアとのバランスも考えながらデザインやメーカーを選びましょう。
2-3.予算に合わせてソファ・チェアの素材を選ぶ
ソファや椅子の素材によって掛かるコストが変わるため、予算を決めたうえで希望に合った応接セットの選定が大切です。
ソファや椅子に使用されている上張り素材には、ファブリック(布素材)・合成皮革(人工皮革)・本革・メッシュがあります。
以下の表で、応接セットに用いられる素材別の特徴とメリットをご紹介します。
価格 |
ファブリック:◎ 合成皮革(人工皮革):◎ 本革(天然皮革):△ 天然素材のため メッシュ:◎ |
---|---|
耐久性 |
ファブリック:△ 摩擦に弱い 合成皮革(人工皮革):△ 経年劣化しやすい 本革(天然皮革):◎ メッシュ:△ 穴が広がりやすい |
防汚性 |
ファブリック:△ 埃が付きやすい 合成皮革(人工皮革):◎ 本革(天然皮革):◎ メッシュ:△ 埃が付きやすい |
通気性 |
ファブリック:◎ 合成皮革(人工皮革):〇 本革より劣る 本革(天然皮革):◎ メッシュ:◎ |
見栄え |
ファブリック:△ チープな印象 合成皮革(人工皮革):〇 本革より劣る 本革(天然皮革):◎ メッシュ:△ チープな印象 |
本革は、耐久性や見栄えといった品質上の項目をすべてクリアしています。応接セットに最適な素材である一方で、販売価格はほかの素材に比べると高額です。
応接セットにかけられる予算が少ない場合は、本革に次いで品質面が優れ、価格も安価な合成皮革がおすすめです。ただし、経年劣化しやすいデメリットが気になる人も少なくありません。
ファブリック仕様のオフィス家具は、安価で通気性に優れており、カジュアルなオフィスにも馴染みやすいメリットを持ちます。一方で汚れが付着しやすいため、汚れなどが気になる場合は洗い替えができるカバーの仕様や撥水加工がされている応接セットを選ぶのもポイントです
また、通気性に優れたメッシュ素材は、会議用チェアに用いられる点が大きな特徴です。長時間座っていても疲れにくく、ファブリック素材の椅子よりも座り心地がよいため、メッシュ素材のオフィスチェアはとても人気があります。
3.ビジネスマナーに沿った応接室のレイアウト
応接室のレイアウトは、ビジネスマナーに沿った設計が鉄則です。顧客や目上の人が座る席次(席順)を考慮して、逢瀬室のレイアウトを考える必要があります。
一般的に、お客様や目上の人は「上座」、おもてなしする側は「下座」に座ります。
「上座」は、ソファ・テーブルの長さや応接室のどこに応接セットを設置するかによって、考え方が異なります。
- ・部屋の出入り口から最も遠い方が上座
- ・片側に3名以上座る場合、中央の席が上座
- ・美しい景観が望める場合、景色が見える方が上座
応接室にオフィス家具を配置する場合、出入り口から離れた一番奥に2人掛けや3人掛けのソファを配置し、下座には1人掛けソファを置くと、「上座」と「下座」が明確となります。
会議室の場合も、応接室と同様に部屋の奥側が「上座」です。ただし、スクリーンやモニターがある会議室では、スクリーンやモニターを見やすい場所が「上座」となるため注意が必要です。
応接室も会議室も、顧客や目上の人に1番よい席へ座ってもらえるよう、ビジネスマナーに沿ったレイアウトをおすすめします。
4.おすすめ応接セット・応接会議セット14選
応接室には、ローテーブルにソファなどを組み合わせる「応接セット」の設置が一般的です。さらに、会議スペースとしても利用する場合は、高さのある会議用テーブルにオフィスチェアを合わせる「応接会議セット」を設置すると、目的に合わせた空間の使い分けができます。
ここでは、おすすめの「応接セット」と「応接会議セット」のオフィス家具をご紹介します。
ベルセア応接セット【4人用】
サイズ | 1人掛けソファ/幅610×奥行610×高さ710mm、2人掛けソファ/幅1300×奥行610×高さ710mm、テーブル/幅1100×奥行550×高さ450mm |
---|---|
材質 | 張地/PVCレザー・ウレタンフォーム、脚部/スチール(粉体塗装)、天板/メラミン樹脂化粧板・フラッシュハニカム構造、その他/強化紙化粧板・フラッシュ構造 |
脚部はアジャスター付きで足元が安定する応接セットです。ブラック・アイボリー・ダークブラウンの3色が用意されています。
ディレット会議セット【6人用】
サイズ | チェア/幅630×奥行675×高さ835〜910mm、テーブル/幅2400×奥行1200×高さ700mm |
---|---|
材質 | 張地/合成皮革(PVC)、背・座/ウレタンフォーム、座受/スチール、脚部・キャスター/ナイロン、天板/低圧メラミン・MDF・パーティクルボード、天板エッジ/PU塗装、脚/スチール粉体塗装 |
会議室にもぴったりな舟形テーブルが特徴の応接セットです。テーブルにはコンセントボックスが付いています。
応接セット 皮革張り【4人用~5人用】
サイズ | チェア/幅980×奥行885×高さ760mm、ソファ/幅1960×奥行885×高さ760mm、テーブル/幅1200×奥行600×高さ450mm |
---|---|
材質 | 上張/皮革張り・一部ビニールレザー張り、クッション/ウレタンフォーム、天板/木製・メラミン化粧版・25mm厚、脚部/木製・メラミン化粧版 |
4~5人使用できる応接セット。チェアとソファはゆったり座れる大きめサイズで、くつろげる応接セットをお探しの方におすすめです。
ベルセア応接セット/ハイタイプ【4人用】
サイズ | 1人掛けソファ/幅610×奥行610×高さ710mm、2人掛けソファ/幅1300×奥行610×高さ710mm、テーブル/幅1100×奥行550×高さ560mm |
---|---|
材質 | 張地/PVCレザー・ウレタンフォーム、脚部/スチール(粉体塗装)、天板/メラミン樹脂化粧板・フラッシュハニカム構造、その他/強化紙化粧板・フラッシュ構造 |
シンプルで丸みのあるデザインが特徴。テーブルは読み書きがしやすいハイタイプの応接セットです。
メティオ応接会議セット/可動肘付きタイプ【4人用】
サイズ | チェア/幅690×奥行785×高さ1020〜1095mm、テーブル/幅1500×奥行750×高さ720mm |
---|---|
材質 | 金属(鋼)・合板、座/合成皮革、クッション材/ウレタンフォーム、天板/メラミン樹脂化粧板・パーティクルボード・フラッシュハニカム構造、脚部/スチール(粉体塗装)、配線ボックス/アルミニウム |
すっきりとしたデザインの応接会議セットです。チェアはクッション性がよく、座り心地も抜群です。
レクアス会議セット/可動肘付きタイプ【6人用】
サイズ | チェア/幅690×奥行785×高さ1020〜1095mm、チェア/幅2400×奥行1200×高さ700mm |
---|---|
材質 | 金属(鋼)・合板、座/合成皮革、クッション材/ウレタンフォーム、天板/低圧メラミン・MDF・パーティクルボード、天板エッジ/PU塗装、脚/スチール粉体塗装 |
木目が美しいテーブルとクッション性抜群のチェアセット。6脚セットで会議にもぴったりなサイズ感の応接セットです。
ベルセア応接ソファセット【4人用】
サイズ | ソファ/幅610×奥行610×高さ710mm、テーブル/幅1100×奥行550×高さ450mm |
---|---|
材質 | 張地/PVCレザー・ウレタンフォーム、脚部/スチール(粉体塗装)、天板/メラミン樹脂化粧板・フラッシュハニカム構造、その他/強化紙化粧板・フラッシュ構造 |
1人掛けソファ4脚と収納付きテーブルの応接セットです。簡易的な応接スペースにおすすめです。
ディレット会議セット/ロータイプ【8人用】
サイズ | チェア/幅630×奥行675×高さ835〜910mm、テーブル/幅3000×奥行1200×高さ700mm |
---|---|
材質 | 張地/合成皮革(PVC)、背・座/ウレタンフォーム、座受/スチール、脚部・キャスター/ナイロン、天板/低圧メラミン・MDF・パーティクルボード、天板エッジ/PU塗装、脚/スチール粉体塗装 |
曲線を描くテーブルはコミュニケーションがとりやすい会議向けデザインの応接セットです。6~8人向けの9点セットになっています。
ファビュリー応接セット【5人用】
サイズ | 1人掛けソファ/幅770×奥行745×高さ750mm、3人掛けソファ/幅1870×奥行745×高さ750mm、テーブル/幅1100×奥行550×高さ450mm |
---|---|
材質 | 張地/PVCレザー、ウレタンフォーム、肘/MDF、天板/メラミン樹脂化粧板・フラッシュハニカム構造、その他/強化紙化粧板・フラッシュ構造 |
応接室にぴったりの4点セット。ポケットコイルスプリング仕様で座り心地も抜群です。
メティオ応接会議セット/ソフィディア【4人用】
サイズ | チェア/幅564×奥行571×高さ794mm、テーブル/幅1800×奥行900×高さ720mm |
---|---|
材質 | 背もたれ・座面/合板、キャスター/ナイロン、張り材/合成皮革、脚/スチール(粉体塗装)、肘/天然木、クッション材/モールドウレタン、天板/メラミン樹脂化粧板・パーティクルボード・フラッシュハニカム構造、配線ボックス/アルミニウム |
応接会議セットとして活躍する5点セット。すっきりとしたデザインでどんなオフィスにも馴染みます。
ベルセア応接ソファセット【4人用】
サイズ | 2人掛けソファ/幅1300×奥行610×高さ710mm、テーブル/幅1100×奥行550×高さ450mm |
---|---|
材質 | 張地/PVCレザー・ウレタンフォーム、脚部/スチール(粉体塗装)、天板/メラミン樹脂化粧板・フラッシュハニカム構造、その他/強化紙化粧板・フラッシュ構造 |
4人用の応接セットでテーブルには収納棚がついています。シンプルかつリーズナブルな3点セットです。
ファビュリー応接セット/ハイタイプ【5人用】
サイズ | 1人掛けソファ/幅770×奥行745×高さ750mm、3人掛けソファ/幅1870×奥行745×高さ750mm、テーブル/幅1100×奥行550×高さ560mm |
---|---|
材質 | 張地/PVCレザー・ウレタンフォーム、肘/MDF、天板/メラミン樹脂化粧板・フラッシュハニカム構造、その他/強化紙化粧板・フラッシュ構造 |
5人用で重厚感のある応接セットです。文字を書く際にもちょうどよいハイテーブル設計で作業効率もアップします。
メティオ応接会議セット/ベルセアキャスター付きタイプ【4人用】
サイズ | 1人掛けソファ/幅630×奥行625×高さ780mm、テーブル/幅1500×奥行750×高さ720mm |
---|---|
材質 | 張地/PVCレザー・ウレタンフォーム、キャスター/ポリプロピレン、天板/メラミン樹脂化粧板・パーティクルボード・フラッシュハニカム構造、脚部/スチール(粉体塗装)、配線ボックス/アルミニウム |
応接会議用にぴったりの上品なフォルムの5点セットです。ソファはキャスター付きで立ち上がりがスムーズに行えます。
メティオ応接会議セット/ラクシアレザーチェアタイプ【4人用】
サイズ | チェア/幅685×奥行825×高さ1020〜1095mm、テーブル/幅1800×奥行900×高さ720mm |
---|---|
材質 | 金属(鋼)・合板、張り材/(座部)合成皮革、クッション材/(座部)シリコンフィル・ウレタンフォーム |
高級感とクッション性を兼ね備えたチェアが特徴の応接会議セットです。テーブルには配線ボックスがついています。
まとめ
応接用のスペースを完成させるには、応接間としての空間にするのか、会議室も兼ねるのかのイメージが大切です。
また、オフィスに応接間を作るときは、ビジネスマナーに沿った応接室のレイアウトを理解しておくのもポイント。顧客や取引先へ失礼のない快適な応接室を構築するのも重要だといえます。「上座」と「下座」の位置関係を考えつつ、空間の広さにマッチした配置を目指しましょう。
その際は会議用テーブルの大きさや利便性、さらにソファの素材や座り心地にも注目しながら、会社の雰囲気にふさわしい応接セットを探してみてください。
通販サイトのオフィスコムでは、応接セットをはじめとした多種多様なオフィス家具を取り扱っています。興味を持っていただけた方は、ぜひ一度オフィスコムのご利用をご検討ください。
オフィスコムを見てみる